ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

安指の地磯(釣果以外のこと)

2012-10-26 05:00:00 | 田舎

1時半に仕掛けをぶち切られて以降、サシエも無くなったことも相俟って釣りを続ける気合が入りません。それに暑い、着てきた長袖のジャージはこの磯に到着した時に脱いだけど、ペレットを取りに戻った時に着直したベストも着ていられないほど暑いのです。もう竿を畳んで片づけにかかりますが、Y下君はまだまだ釣りを続けたい様子、私は一度に全部の荷物を持つのも重たいので、お先に竿やバッカンを車に積んで身軽くなって戻ってきました。

             

暑い中、長袖にライフジャケットまで着て釣りを続けるY下君、そりゃ、たまにしか釣りに来れないのですから粘るのは当然ですよね。私は彼が魚をかけて竿が満月にしなる様子を写したいと思い、遠くから様子を覗っていました。ところがなかなかヒットしてくれません。

             

先に帰ったイガミ釣りの二人、居なくなった辺りにはペットボトルやゴミが散乱していました。後から小さい女の子も来ていたので、地元の人だと思うけど、マナーの悪さには閉口します、釣り人とは思いたくないですね。

一段高い所で釣っているのがY下君、白いビニール袋が残っている所の先で私が釣っていました。高い所へ登りたいと思っても何処から登るのか分からなかったのですが、私の残している白いビニール袋の辺りからなら簡単に上がって行けることを確認することが出来ました。

             

右の小高い大きな岩の後ろはもう波止場です。波止場からは案外近くて便利、樫野の地磯のように車から灯台まで10分ほど歩き、そこから崖を降りていくことから比べれば、初心者や老人向けと言えそうです。樫野の地磯に行くために背負子を買いましたが、使ったのは一回だけ、その後大島港で大物が釣れるのを知ってからは、簡単に行ける方ばかりに行っています。寄る年波には勝てないと言うべきかも知れません。

             

この磯の地質は多様で、このようにつるっとした岩もあり、ざらざらした滑り難い岩もあります。この岩の表面に見えている小石は波で打ち上げられたものではなく、岩に埋まっているのです。こんなことになるなんて大昔火山活動でもあったのでしょうか。

             

このように船の舳先やサメの頭のような岩も見られます。人が削ったものではなさそうですから、自然が造った不思議な造形です。

             

イガミ釣りの人たちは、この写真の中央やや右に見える赤っぽい石から帰って行きました。その先には階段もあるし、小さい女の子もそこを通っていましたから、歩き易いのかと思い竿とバッカンを片づける時に通ってみましたが、時間がかかるだけだと感じたので、小高い岩の際を通る方が荷物を持つと少々危ないですが、早いと思います。

             

Y下君がなかなか竿を曲げてくれないので、東の方を眺めてみると釣り人が二人居ました。何を釣っているのかは不明ですが、暫くして釣り座を変えたので、何も釣れてなかったんだと思います。

             

その二人が向かったのが、ぐるっと湾を回って、次の磯場の先端でした。簡単に行っていたみたいなので、難所は無いのでしょう。水深があれば一度挑戦しても良さそうですが、私たちが釣っていた場所が断然近いので、先客が居た時の代替場としておきましょう。

3時ごろまで粘って結局一度も竿を曲げることなく終了、最初はよく釣れていたのに・・・やはり時合いと言うものがあるのですね。

                          gooリサーチモニターに登録!