世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

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しながわ水族館 FILE:12 海の宝石箱

2019-01-30 14:47:41 | テーマパーク
六角形の部屋を抜けると、今度は17番 海の宝石箱エリア。ここにある大きな水槽では
サンゴ礁の海が再現され、熱帯に生息する色鮮やかな魚たちが、たくさん泳いでいる。

水槽の上にあるプレートからも、かなりの種類が飼育されている事が伺えるが
そんな中でも今回、特に目に留まった種を、ピックアップして紹介していこう。

まずは青みを帯びたラインや、尾ビレの付け根にある黒い斑が特徴的な、イレズミフエダイ
珊瑚の上で休んでいる、サザナミフグ。全身が黄色いのは、スミレナガハナダイのメスかな。
イレズミフエダイ スミレナガハナダイ(オス) ツバメウオ
オスのスミレナガハナダイは、赤い体に紫色の斑がある。群れの中の一番大きなメスが性転換した姿。
端々に写り込んでいる青い魚は、言わずと知れたナンヨウハギツバメウオは、縦に広い体が目立つ。

広い体というと、ハタタテダイもなかなかだが、こいつの場合は長く伸びた背ビレの方に目が行く。
ハタタテダイとカスミチョウチョウウオ ヒフキアイゴ
ハタタテダイと一緒に泳いでいたのは、ヒフキアイゴと、カスミチョウチョウウオ
どちらも綺麗な魚だが、ヒフキアイゴは、ヒレに付いている棘に毒があるので注意。

アケボノチョウチョウウオトゲチョウチョウウオチョウハンキイロハギ
鮮やかな黄色と、似たような体型が特徴的だったので、ならべて掲載してみた。
アケボノチョウチョウウオ トゲチョウチョウウオ
チョウハン キイロハギ
あと先ほどから後ろに写り込んでいる青白い魚は、デバスズメダイ
同じく、白黒のシマ模様は、ヨスジリュウキュウスズメダイだろう。

最後に、少々変わった2種の登場。斑模様と、縞模様が入り混じった、サザナミヤッコ
成長するにつれて体の縞が消え、斑模様に変わるという、幼魚と成魚で姿が異なる魚。
サザナミヤッコ ムラサメモンガラ
独特の模様もさる事ながら、形も面白いのが、ムラサメモンガラ
こう見えて気性が結構荒く、ウニをも噛み砕く強靭な顎を備える。

このエリアでも、火・木・土・日曜に限り、1日1回(15:15)フィーディングタイムが行われている。
部屋の隅では期間限定で真珠取出し体験も行われていたりなど、様々な海の宝石を楽しめるエリアだ。

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しながわ水族館 FILE:11 クラゲたちの世界

2019-01-27 17:47:41 | テーマパーク
さて次は、14.クラゲたちの世界、15.夢の水槽「地球」
16.ふれあい水槽の、3エリアが集まった六角形の部屋だ。

14番クラゲたちの世界は、部屋に入って右側の壁に3つの水槽と、
左側に1つの、計4つの水槽で、それぞれクラゲが展示されている。

まず壁に並んだ、3つの水槽から。最初の、横向き円柱水槽では
傘に綺麗な水玉模様がある、タコクラゲが優雅に泳ぎ回っていた。
タコクラゲ タコクラゲとサカサクラゲ
この水槽を覗き込むと、奥の壁にも、サカサクラゲが貼り付いており
その広がった傘もまた、花のような独特の模様をしていて美しいのだ。

これらのクラゲは、クリスマスの後に訪れた際に展示されていたもので、
クリスマスの前に訪れた時には、同じ水槽にアカクラゲが展示されていた。
こいつは、もう見るからに危険な雰囲気で、見た目通り毒が強い種らしい。
アカクラゲ カブトクラゲ
2つ目、中央の水槽で光っているのは、カブトクラゲ。この光、実は発光しているのではなく
櫛板という、繊毛が集まった板状のヒレに光が反射して、輝いて見えているだけなんだとか。
一般的なクラゲが棘皮動物なのに対し、このカブトクラゲは毒針を持たない有櫛動物の仲間。
この水槽も、クリスマスの前にはウラシマクラゲという、4本の触手が特徴的なタコのような
クラゲが展示されていたが、そちらは良い画が撮れなかったので、サムネイルのみを掲載。

一番奥にある円柱水槽には、ビー玉の上を泳ぎ回る、カラージェリーフィッシュ
この種は色のバリエーションが豊富だが、これは体内に共生している褐虫藻という
微生物によって変化するそうで、クラゲ自体が持っている本来の色ではないとの事。
カラージェリーフィッシュ カラージェリーフィッシュ
そして、このカラージェリーフィッシュ、動きも非常に活発で、ずっと泳ぎ回っている。
逆さになって脈打つ姿は、まるで心臓が鼓動しているかのようなイメージを持つだろう。

続いて、部屋に入って左側にあった水槽。こちらは定番のミズクラゲだが、水槽越しに
写真撮影ができるようになっていて、クリスマス時期にはサンタの衣装も用意されていた。
ミズクラゲの水槽 ~夢の水槽~「地球」
以上の4つが、クラゲたちの世界で展示されていた水槽となるが、ミズクラゲの水槽の隣には
15番~夢の水槽「地球」~という、プロジェクション・マッピングを用いた球体型の水槽もあり
プロジェクターによって大陸部分が映し出され、これにより昼と夜の切り替えが表現されていた。

この特殊な水槽は、2016年の、しながわ水族館 開館25周年を記念して募集したアイデアから誕生。
プテラポゴン・カウデルニィ マンジュウイシモチ
公開された2017年当初には、みんながよく知っている金魚を展示していたようだが
2018年末には、プテラポゴン・カウデルニーに、マンジュウイシモチという、あまり
馴染みのない熱帯魚が展示されており、水槽を通して地球の広さを感じさせられた。

最後に、16番ふれあい水槽。
ふれあい水槽の説明板 ガラ・ルファ
ドクターフィッシュことガラ・ルファや、ヤマトヌマエビに触れるよ!

FILE:10へ戻る  しながわ水族館目次  FILE:12へ進む

しながわ水族館 FILE:10 冷たい海の魚たち

2019-01-25 12:47:41 | テーマパーク
12番の冷たい海の魚たちエリアは、トンネル水槽出口の向かい側にある。

その前に、トンネル水槽を出た右側に、大きな標本が飾られてあったので見てみよう。
下のケースにはオオクチイシナギが、上のケースにはタカアシガニが展示されていた。
オオクチイシナギの標本 タカアシガニの標本
タカアシガニは地元で散々見ているが、イシナギは沼津港深海水族館にも展示されていなかった深海魚
なので、結構レアか?(伊豆・三津シーパラダイスに居るらしいので、またそのうち見に行ってみよう)

それでは今回のメインである、冷たい海の魚たち(と深海生物)の水槽を見ていこう。
ここの水槽は全部で3つ。手前(右側)から、北方の海深海の海大陸棚外縁の海となる。
冷たい海の魚たち メバル ユメカサゴ
北方の海の水槽には、メバルユメカサゴなど、北海道~東北地方の冷たい海に住んでいる魚を展示。

深海の海の水槽は、水深200mより深い海に住んでいる深海魚たちの水槽。
チカメキントキ カレイのえびぞり トラザメの群れ
深海魚と言っても、チカメキントキカレイトラザメといった比較的に浅い海にも
生息している魚が中心の展示なので、あまり深海のイメージは受けないかもしれない。
あと水圧実験の定番、縮む発泡スチロールカップも、この水槽の間に展示されていた。

そして一番奥の、大陸棚外縁の海の水槽。ここでは水深100m前後の生き物を展示。
サギフエの群れ ホッケ アマダイとエビスダイ
サギフエの群れに、ホッケ、真っ赤なエビスダイから、凛々しい顔つきのアマダイ
こちらにも個性的な面々が。ちなみに自分は、魚の中ではホッケが一番好きだ。(食)

目の前に水中ショーが行われる巨大な水槽があるため、そちらとは対照的に地味目に映る
3つの水槽だけれど、冷たい海の静寂さを演出するには、この対比が良いのかもしれないね。

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しながわ水族館 FILE:9 水中ショー

2019-01-22 13:47:41 | テーマパーク
しながわ水族館のトンネル水槽。ここでは日に数回、水中ショーが行われる。
せっかくなので今回は、そのショーの様子を交えて、水槽の魚を見てみよう。

トンネルを抜けた先の小広いエリア。すぐ左側に、トンネル水槽内部を覗き込める
広いガラスが設置されており、水中ショーは、このガラス越しに観ることができる。

約10分間のショーを通して、ダイバーが水槽内の魚たちを紹介してくれた。
水中ショーのトラフザメ 水中ショーのトラフザメ
人間よりも全長が長い、トラフザメ。その長い体の半分が、尾ビレとなっている。

大きさのインパクトでは、ホシエイも凄い。広げると、人一人が隠れられるサイズだ。
目のある背面側は、黒地に星のような白い斑が。腹面側は、トラフザメ同様に真っ白。
水中ショーのホシエイ 水中ショーのホシエイ 水中ショーのトビエイ
小型のエイは、ウシバナトビエイ。大きさの違いも、さる事ながら
ホシエイと比べると、目が体の前方についている点で異なっている。

巨大な魚たちに混じって、ヨスジフエダイや、ヒメフエダイが、群れで泳いでいたり。
トンネル水槽の魚たち トンネル水槽の魚たち
これまた大きなハリセンボンが、いかつい表情で泳いでいたりと、多種多様で面白い。

他にもロウニンアジやら、さきほど稚魚で見たオヤビッチャの成魚も大きく育っていた。
トンネル水槽の魚たち トンネル水槽の沈没船
沈没船の上で休んでいるのは・・・メジナかな?トンネル内よりも
こちら側からの方が、ガラスが湾曲していないので観察しやすいな。

ここで12番のエリアをとばして、先に13番目のエリアである、カメら君の海中散歩へ。
ここでは水中カメラを操作して、トンネル水槽内の様子を見ることができる。(有料)
カメら君の海中散歩 カメら君の海中散歩 カメら君の海中散歩
2015年のリニューアルで、モニターが4Kと、大型の8K相当の物へと変更されたとの事。

1階から見下ろす、トンネル内から見渡す、広いガラス越しに眺める、そして水中カメラと、
しながわ水族館最大のトンネル水槽は、その楽しみ方にも、バリエーションがあるのだった。

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しながわ水族館 FILE:8 トンネル水槽

2019-01-19 16:47:41 | テーマパーク
鏡張りの階段を下って、B1海底フロアへと到着。

ちなみに、しながわ水族館本館の、1階と地下1階をつなぐ階段は
この鏡張りの階段と、先程の分岐にあった階段の、2ヶ所があるが
こちらにはエレベーターも備えられている。(館内バリアフリー)

階段を下ると、すぐ目の前は、エリア11 トンネル水槽の入口だが
その前にも、2つの水槽があったので、まずはそちらを見てみよう。

1つは、フウセンウオの水槽。ダンゴウオ科の仲間ということで
まん丸な体が特徴的。吸盤状の腹ビレを使って体を固定している。
フウセンウオ ハダカカメガイの水槽
もう1つは、クリオネの水槽。これは、ウミウシ展の時にも見たな。

クリオネの中でも、もっともポピュラーな、ハダカカメガイ
・・・に混じって、なにやら太ましいヤツも一緒に泳いでいる。
ハダカカメガイ ダルマハダカカメガイ
こいつは、2016年に新種として認定された、ダルマハダカカメガイ
ハダカカメガイより更に小型で1cmにも満たなく、赤い部分が多い。

そんな2つの水槽を後に、トンネル水槽の内部へと突入しよう。クリスマス前に訪れた際には
トンネルの節々に、クリスマスの装飾が施されていた。もしかして、クリスマスが終わったら
お正月仕様になるのかな?と思いつつ、12月30日にも訪れたが、特にそういう事は無かった。
しながわ水族館のトンネル水槽 センネンダイ
このトンネルを囲んでいる巨大な水槽が、1階の窓から見下ろしていた広いプールだ。
しながわ水族館最大の水槽という事もあり、泳いでいる魚の数も種類もかなりのもの。
そんな魚たちの中から、いくつかをご紹介。まずは独特の模様をした、センネンダイ

トンネルの縁で休んでいた、バラフエダイ。こういう状態だと撮影しやすくて良い。
バラフエダイ ユカタハタ
水色の斑が特徴的な、ユカタハタ。右奥に見えるのは、アカマツカサかな?

白い斑模様のゴマゾイは珍しい魚で、味も美味しいようだ。
ゴマゾイ ドクウツボ
そして黒い斑の、ドクウツボ。巨大な体で狭い場所に潜り込む。ウツボは
もう1種ニセゴイシウツボも居たが、どちらも大型の種なので迫力がある。

FILE:7へ戻る  しながわ水族館目次  FILE:9へ進む

しながわ水族館 FILE:7 東京湾に棲む生物たち

2019-01-16 22:47:41 | テーマパーク
3連の円柱水槽の正面には、9つ目のエリア、大海原へのいざないという窓もある。

窓から覗き込むと、眼下に広がる大きなプール。これは下の階にある巨大な水槽で、
アオウミガメや、様々な魚達が泳いでいるのを、ここから見下ろすことができるのだ。
アオウミガメ ヒメテングハギ
あの頭の尖った魚は、ゴブリンシャーク!?・・・ではなく、ヒメテングハギだった。

この巨大水槽は、次Partにて水中トンネルの中から、じっくり見れるので
このくらいにして、1階の最後のエリアとなる、10番目のエリアへ進もう。

10番目のエリアは、下の階へと続く鏡張りの階段前にある、東京湾に棲む生物たちの水槽。
ここでは東京湾に棲む生き物を、小さな水槽1つ1つに、ピックアップして展示されていた。

まずは、ムラサキハナギンチャクや、スナイソギンチャクといった
東京湾の海底に花咲くイソギンチャクの仲間たちの水槽から始まる。
イソギンチャクの水槽 ムギワラエビ
続いて、ムギワラエビと、オルトマンワラエビという、ヤドカリの仲間の水槽。よく似た両種だが
関節部の色が赤白なのがムギワラエビで、黒白黒なのがオルトマンワラエビとして区別されている。
つまり、この画像はムギワラエビの方。東京湾では2015年に、135年ぶりに生息が確認されたそうだ。

その次の水槽には、ウニと一緒に、ゾウリエビが居た。
後ろに写っているウミシダの仲間も、ウニと同じ棘皮動物。
ウニとウミシダとゾウリエビ ソメンヤドカリ
さらに、ソメンヤドカリが・・・って、エビの仲間多いなw

イボヤギエダイボヤギトゲナシヤギハナタテサンゴといった
サンゴが展示されている水槽では、チョウチョウウオも泳いでいる。
サンゴの水槽 マダコ
一番奥には、水を循環させるポンプ装置が展示されていたりもしたが
そちらは割愛して、階段付近で展示されているマダコの水槽で〆よう。

マダコの水槽では、なぜかコウイカの赤ちゃんも一緒に展示されていた。
マダコ コウイカの赤ちゃん
とりあえず、これで1F海面フロアにある、1~10番までのエリアを見終えたので
次回からは、階段を下った先にある、B1海底フロア(11番~)へと突入します。

FILE:6へ戻る  しながわ水族館目次  FILE:8へ進む

しながわ水族館 FILE:6 群れを作る魚たち

2019-01-13 11:47:41 | テーマパーク
ペンギンランドから分岐地点まで戻り、8番目の群れを作る魚たちエリアへ。
ここでは、3つの大型円柱水槽それぞれに、群れで泳ぐ魚が展示されている。

ちなみにホームページのフロアマップでは、7番のエリアは、アシカショーではなく
この水槽の前にある海の素顔という、海に関した映像を流すモニターとなっている。

では、まず手前の水槽から。最初にあるのは、マイワシが、ひたすら回り続けている水槽。
マイワシの円柱水槽 マイワシ カブトガニ
この水槽には、カブトガニも居る。この日は何故か、マイワシの流れとは反対に歩き続けていた。

中央の水槽では、クロホシイシモチの群れの中を、ゴンズイが割って泳いでいる。
また、クロホシイシモチに姿の似ているネンブツダイも、この水槽に一緒にいた。
(クロホシイシモチは目の上に黒点、ネンブツダイは目の上に黒いラインがある)
クロホシイシモチの円柱水槽 クロホシイシモチとゴンズイの群れ シキシマハナダイ
しかし群れという点では最初のマイワシの水槽の方が迫力があるし、鮮やかさという点では
奥の水槽にいるシキシマハナダイなどのほうが綺麗なので、中央の水槽は今一つ地味な印象。

3つ目。奥の水槽には、シキシマハナダイに加えて、サクラダイも展示されている。
サクラダイ(メス) サクラダイ(性転換中) サクラダイ(オス)
この種は、メスからオスへと性転換する。上の画像が左側から、雌・性転換中・雄だ。
オスに変わると体に浮かびあがる白い斑模様が、まるで何かの文字のようにも見える。

3つ目の水槽の底には、トラザメロブスターホウボウも居た。
トラザメ ロブスター ホウボウ
どの個体も大きくて見応えがあるけれど、群れというコンセプトは、この水槽が一番薄いかな。

FILE:5へ戻る  しながわ水族館目次  FILE:7へ進む

しながわ水族館 FILE:5 潮の満ち干と生物

2019-01-11 21:47:41 | テーマパーク
続いて第4エリア、品川と海の水槽の先にある潮の満ち干と生物の水槽。
この水槽では潮汐現象が再現され、満潮と干潮の差を見ることができる。

ここのメインとなる生物、アカヒトデ。その内の1匹が、水が排出される
パイプの前で強烈な水流に耐えて壁に貼りついていた。(最終的に落ちた)
吹き出す水に打たれるアカヒトデ アミメハギ
干潮で水位が下がるという事もあってか、この水槽にいる魚は小さなものが多い。
先程も見たオヤビッチャの稚魚や、小型のカワハギの仲間であるアミメハギなど。

この青い魚は、ソラスズメダイかな?他にも、ギンポの仲間が居るようだ。
ソラスズメダイ イシダタミヤドカリ
隅の方に、ヤドカリもいた。特徴からして、イシダタミヤドカリだろうか。
魚たちが小さい事もあり、それほど大きくないヤドカリにも目が行きやすい。

潮の満ち干と生物エリアの先には、ムサシトミヨの水槽もある。こいつも小さい。
ムサシトミヨの水槽 ムサシトミヨ
このムサシトミヨは絶滅危惧種に指定されている魚との事で、しながわ水族館では
日本産希少淡水魚類繁殖検討委員会のメンバーとして繁殖に力を入れているらしい。

ムサシトミヨの水槽のところで、ルートは3方向に分岐している。右側へ曲がると、円柱形の水槽が3つ。
まっすぐ進むと、ショーが行われるスタジアム。左側にある階段からは、下の階へと行くことができる。

今回は、フロアマップの数字に従って進んでいくので、まずは正面のスタジアム側へ。

6番のイルカ・アシカスタジアムは、都会の水族館という事もあって、せまめの作りだ。
今回は時間の都合上、ショーは観ずに進むけれど、また訪れる機会があれば観てみよう。
イルカ・アシカスタジアム ペンギンランド
5番のペンギンランドは、ちょうど潮の満ち干と生物の水槽の裏にあたる。

ペンギンというと大抵の水族館や動物園では、フンボルトペンギンが
飼育されている印象が強いけれど、ここに居たのはマゼランペンギン
マゼランペンギン マゼランペンギン
マゼランペンギンは、フンボルトペンギンに比べて顔周りの白い線が太く、
また、くちばし周りに、ピンク色の部分が無い点から区別する事ができる。

館内にあったマップでは、7番はアザラシショーとなっていたけれど
そちらはナンバリング外で掲載したので、FILE:6では8番へと進みます。

FILE:4へ戻る しながわ水族館目次 アザラシ館へ行く FILE:6へ進む

しながわ水族館 FILE:4 品川と海

2019-01-10 02:47:41 | テーマパーク
3つ目のエリアは、東京湾に注ぐ川エリアの後ろに位置する、品川の海の水槽だ。

この水槽は、品川の海岸地域を再現した、ジオラマふうに作られており
しながわ水族館の近くの海に生息している生き物たちが展示されている。
品川と海エリア ウツボ
そんな中で存在感があるのは、やはり体の長いウツボだろうか。とくに
泳いでいる姿は、普段よく見る隠れている姿と違って見ごたえがあった。

鮮やかな縞模様の、タカノハダイ。他にも、ヒゲソリダイ
イシダイクロダイと、ここには名前に鯛がつく魚が多数いた。
タカノハダイ ニザダイ
ニザダイも、その内の1種だ。一口に鯛と言っても、その姿は様々。

一方、カサゴは・・・トラウツボと仲良し?
カサゴ カサゴとトラウツボ
タカノハダイも混じって、岩を囲んで、三すくみの海底井戸端会議をしていた。

海だけど河豚。ハコフグと、アカメフグ
ハコフグ アカメフグ
アカメフグの後ろにいる、正面を向いたマダイの存在感が凄いw

FILE:3へ戻る  しながわ水族館目次  FILE:5へ進む

しながわ水族館 FILE:3 東京湾の干潟と荒磯

2019-01-08 03:47:41 | テーマパーク
東京湾に注ぐ川エリアの、最下流の水槽からの続き。

コイ達と一緒に暮らしているナマズには、体の色素が一部抜けた白変種もいた。
ナマズ ナマズの白変種

この魚は、ゲンゴロウブナかな。この種を改良して作られたのが、ヘラブナだ。
ゲンゴロウブナ カモ
そんな魚たちと共に、水面では1羽のカモも、プカプカ浮いて泳いでいた。

ではそろそろ淡水魚たちを後にし、2つ目のエリアへと進もう。
次のエリアは廊下の反対側にある、東京湾の干潟と荒磯の水槽だ。

手前の砂地側ではアマモ場が再現され、奥の岩場の方では頻繁に水が吹き出ている。
東京湾の干潟と荒磯エリア シマイサキ
この水槽では、真っ赤なホウライヒメジや、雄雌で色の異なるキュウセン
目を引くが、数の多さでは、群れで泳いでいるシマイサキが圧倒的だろうか。

縞つながりで、シマスズメダイ。シマイサキは縦縞模様だったのに対して
シマスズメダイは横縞模様が特徴的だ。(といっても模様は薄いけれど)
シマスズメダイ オヤビッチャ
もっと分かりやすい横縞の魚、オヤビッチャもいた。(ロボピッチャ的な名)
ただ、まだ幼い個体で、5cmに満たない小ささだったため、撮影に苦労する。

さらに縞つながりという事で、尾ビレの縞が特徴的なギンユゴイ
ギンユゴイ アイゴ
アイゴは・・・シマではなく、白い斑模様が特徴か。背ビレ・腹ビレ・尻ビレには
毒のあるトゲが付いているので、釣りをする際には気をつけなければならない魚だ。

FILE:2へ戻る  しながわ水族館目次  FILE:4へ進む

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