(台風13号拡大図)
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① ""平成30年 台風第13号に関する情報 第34号""
平成30年8月7日16時38分 気象庁予報部発表
(見出し)
強い台風第13号は8日から9日にかけて暴風域を伴って、関東地方と東北
太平洋側にかなり接近し、上陸するおそれもあります。台風は接近するとと
もに速度を落とすため、影響が長引くでしょう。大雨、暴風や高波に厳重に
警戒するとともに、高潮にも警戒が必要です。
(本文)
[台風の現況と予想]
強い台風第13号は、7日15時には、八丈島の東南東の海上にあって
、1時間におよそ20キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は9
70ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は
50メートルで中心から半径100キロ以内では風速25メートル以上の暴
風となっています。
台風は今後も強い勢力を維持して、暴風域を伴って北上し8日には伊豆諸
島に接近し、その後、9日にかけて関東地方と東北太平洋側にかなり接近し
、上陸するおそれもあります。台風は接近するとともに速度を落とすため、
影響が長引くでしょう。
[防災事項]
<大雨>
関東甲信地方と東北地方を中心に台風が接近する前から、前線や湿った東
風の吹きつけによる影響で雨が続きます。さらに、台風周辺の雨雲がかかる
8日から9日にかけて、非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨が降る
でしょう。また、降り始めからの総雨量がかなり多くなるおそれがあります
。
8日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で
関東地方と甲信地方 150ミリ
伊豆諸島 100ミリ
東北地方 80ミリ
その後、9日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所
で、
関東地方と甲信地方 300から400ミリ
東北地方 200から300ミリ
北陸地方 100から150ミリ
東海地方、北海道地方 50から100ミリ
です。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください
。
<暴風・高波・高潮>
伊豆諸島では8日には海上を中心に風が非常に強くなり、大しけとなるで
しょう。東日本太平洋側や東北太平洋側の海上でも暴風となり、海は猛烈な
しけとなる見込みです。9日は、関東甲信地方では海上を中心に、猛烈な風
が吹くおそれがあります。
8日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は
関東地方 35メートル(50メートル)
伊豆諸島、東海地方 25メートル(35メートル)
東北地方 20メートル(30メートル)
8日にかけて予想される波の高さは
関東地方 10メートル
東北地方 9メートル
伊豆諸島 8メートル
東海地方 7メートル
です。
9日は、関東地方と東北地方ではさらに風が強まり、波は高くなる見込み
です。
暴風や高波に厳重に警戒してください。
また、年間で潮位が高い時期となるため、台風接近時を中心に高潮に警戒
・注意してください。
[補足事項]
地元気象台が発表する警報や注意報、気象情報、台風情報に留意してくだ
さい。次の「平成30年 台風第13号に関する情報(総合情報)」は8日
5時頃に発表予定です。