(天気予報)
(天気図)
※ 等圧線が密で本数が多くなっている程、低気圧の勢力が強いことを意味しているとの
事です。5本以上が強いとの目安です。
(気象衛星)
※ 図の上部にある何本もの切れ切れの雲の形は、余り夏には見なかったものです。
(分布予報)
(日最大風速)
(日最低気温)
(積雪の深さ)
(12月29日21時 の沿岸波浪予想図)
① ""大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報 第7号""
平成30年12月29日04時33分 気象庁予報部発表
(見出し)
日本付近は強い冬型の気圧配置となっています。29日は関東甲信地方で大
雪による交通障害に警戒し、29日から30日にかけて、北日本から西日本
の日本海側で大雪に注意してください。29日は北日本と北陸地方で暴風雪
や高波に警戒し、北海道地方では30日にかけて高波に警戒してください。
(本文)
[気圧配置など]
日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、30日にかけて続くでしょ
う。上空約1500メートルには、北日本で氷点下12度以下、東日本と西
日本で氷点下9度以下のこの冬一番の寒気が流れ込んでいます。
[防災事項]
<大雪>
北日本から西日本にかけての日本海側を中心に雪が降り続いて大雪となり
、山地を中心に積雪の深さが平年より多くなっている所があります。
30日にかけて、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に大雪とな
るでしょう。また、東海地方や近畿地方の平地でも積雪となるおそれがあり
ます。
30日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方、関東甲信地方 70センチ
東北地方、北海道地方 50センチ
近畿地方、中国地方 40センチ
東海地方 30センチ
31日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
関東甲信地方 40から60センチ
北海道地方 30から50センチ
東北地方、北陸地方、中国地方 20から40センチ
近畿地方、東海地方 10から20センチ
です。
29日夕方にかけて、関東甲信地方で大雪による交通障害に警戒し、29
日から30日にかけて、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に大雪
やなだれ、着雪に注意してください。
<暴風雪・高波>
東北地方日本海側と北陸地方で暴風雪や大しけとなっている所があります
。
北日本では29日夜遅くにかけて、北陸地方では29日朝にかけて、暴風
雪となり、猛ふぶきとなる所もあるでしょう。また、北日本から西日本、南
西諸島の広い範囲で海上はしけとなり、東北地方日本海側と北陸地方では2
9日夕方にかけて大しけ、北海道地方では29日夜から30日にかけて大し
けとなる見込みです。
30日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北陸地方 20メートル(35メートル)
北海道地方 20メートル(30メートル)
東北地方 18メートル(30メートル)
30日にかけて予想される波の高さは、
北海道地方、東北日本海側、北陸地方 6メートル
です。
北日本と北陸地方を中心に、暴風雪、高波、吹きだまりによる交通障害に
警戒してください。
[補足事項]
地元気象台が発表する警報や注意報、気象情報に留意してください。
次の「大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報」は、29日17時頃
に発表する予定です。