森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

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【ロイター】 1月29日分、""東京マーケット・サマリー(29日)""

2019-01-29 17:31:12 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

(米ドル/円チャート)
1分足 、19/01/29 、17:09
109.24 、▼0.10




 ※ 先ほど株屋さんが日経平均上昇の要因として、為替でドル高円安を挙げていましたが、
  実際の動きは微小です。株屋さんのご宣託を信じると痛い目をみることになります。

 ① ""東京マーケット・サマリー(29日)""

2019/01/29 、16:03

  ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

🌸<外為市場>
ドル/円 、 ユーロ/ドル 、 ユーロ/円
午後3時現在 、 109.30/32 、 1.1430/34 、 124.96/00
NY午後5時 、 109.34/37 、 1.1433/34 、 124.93/97

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点と変わらずの109円前半。一時109.13円まで売られ、18日以来1週間半ぶり安値を更新した。アジア株安を背景に円が底堅い動きとなったが、午後に日本や中国株が下げ幅を縮小すると、円も小幅に反落した。

🌸<株式市場>
日経平均 、20664.64円 、 (15.64円高)
安値─高値   、20406.22円─20673.66円
東証出来高 、11億8229万株
東証売買代金 、2兆1157億円

東京株式市場で日経平均は小幅に反発した。中国経済の減速や貿易摩擦による企業業績への影響が懸念され、朝方から建機株やハイテク・半導体株などで売りが先行した。先物売りも出て下げ幅は一時240円を超えたが、為替が円安方向に振れるにつれて下げ幅を縮小させた。内需関連が堅調に推移し、大引けにかけてプラス転換した。
東証1部騰落数は、値上がり1143銘柄に対し、値下がりが894銘柄、変わらずが89銘柄だった。
 
🌸<短期金融市場> 15時05分現在
無担保コール翌日物金利 、-0.030─-0.086%中心
ユーロ円金先(19年3月限) 、 99.965 、 (変わらず)
安値─高値 、 99.965─99.970
3カ月物TB 、 -0.280 、 (変わらず)
安値─高値 、 -0.280─-0.280
 
無担保コール翌日物はマイナス0.030─マイナス0.086%を中心に取引された。金融機関の資金調達意欲は前日と比べても大きな変化はみられず、ほぼ同水準での取引となった。加重平均レートも前日(マイナス0.062%)並みで推移しているもよう。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。日銀のTB買い入れオペはオファー額が前回から減額されたことが響き、弱めの結果と受け止められた。

🌸<円債市場> 15時現在
国債先物・19年3月限 、 152.64 、 (-0.03)
安値─高値 、 152.62─152.72
10年長期金利 、 0.000% 、 (+0.005)
安値─高値 、 0.000─-0.005%
 
国債先物は3日ぶり反落。前日の米債高を受けて買いが先行した後は、高値警戒感が意識され伸び悩んだ。日銀が通告した国庫短期証券(TB)買い入れでオファー額が前回の5000億円から2500億円に減額されると、下げに転じた。40年債入札結果はしっかりとの評価だった。日経平均が200円超安からプラス圏に切り返す動きをみせたこともあり、後場は弱含みで推移した。
現物債市場では、TB買い入れの減額を受けて中長期ゾーンの利回りが上昇。減額は市場参加者の想定の範囲内だったが、長国買い入れでの減額の可能性が意識された。

一方、超長期ゾーンは底堅く推移。30年債利回りは一時0.640%、40年債利回りは0.730%と、ともに取引時間中としては16年12月以来の水準まで低下する場面があった。
40年債入札はプラス利回りへの投資家の需要を示唆する結果となったが、事前に順調になるとの見方から買いが進んでいた。入札結果判明後はいったん売りに押されたものの、大引けにかけては持ち直した。





【ロイター】 1月29日15:53分、""東京株式市場・大引け=反発、ディフェンシブ銘柄に買い 機械・電機は軟調""

2019-01-29 17:07:33 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

(TOPIXチャート)
5分足 、19/01/29 、15:00
1,557.09 、▲1.58




 ① ""東京株式市場・大引け=反発、ディフェンシブ銘柄に買い 機械・電機は軟調""

  2019/01/29 、15:53

[東京 29日 ロイター] -

🌸日経平均<.N225>
終値      、20664.64 、 +15.64
寄り付き    、20555.44
安値/高値   、20406.22─20673.66

🌸TOPIX<.TOPX>
終値       、1557.09 、 +1.58
寄り付き     、1548.46
安値/高値    、1541.66─1559.19

東証出来高(万株) 、 118229
東証売買代金(億円) 、21157.46

東京株式市場で日経平均は小幅に反発した。中国経済の減速や貿易摩擦による企業業績への影響が懸念され、朝方から建機株やハイテク・半導体株などで売りが先行した。先物売りも出て下げ幅は一時240円を超えたが、為替が円安方向に振れるにつれて下げ幅を縮小させた。内需関連が堅調に推移し、大引けにかけてプラス転換した。

朝方は米重機大手キャタピラーの低調な決算を受け、🌀 コマツ<6301.T>や
🌀 日立建機<6305.T>など国内建機メーカーの業績に警戒感が広がったほか、米半導体大手エヌビディアのさえない業績見通しが重しとなり、半導体関連株が弱含んだ。

朝方109.30円台だったドルが109.10円台に下落した場面で、日経平均は2万0400円付近まで下落したが、その後、ドルのじり高推移とともに下げ幅を縮小した。午後は日銀のETF(上場投資信託)買いへの期待も一部で出たもよう。

TOPIXは小幅に反発。セクター別では、電気・ガス、水産・農林、パルプ・紙、陸運などディフェンシブ銘柄が値上がりした。市場からは「年初から動きが良くなかった内需株に値ごろ感から再び買う動きが出ている」(国内証券)との声が出ていた。半面、石油・石炭製品、機械、電気機器などが値下がり率上位となった。

個別銘柄ではレンドマイクロ<4704.T>が大幅反落。28日に2018年12月期の連結業績予想を下方修正すると発表したことが嫌気された。営業利益予想は前回予想の407億円から357億円(同2.0%減)に引き下げた。増益予想から一転減益となる見通し。
一方、東洋シヤッター<5936.T>はストップ高比例配分で、昨年来高値を更新。28日に発表した2019年3月期業績予想の上方修正を好感した。連結売上高は従来予想の190億円から210億円、連結当期利益は同3億円から7億円に引き上げた。多発した大型台風の影響でシャッター修理需要が急激に高まったことなどが影響した。

東証1部の騰落数は、値上がり1143銘柄に対し、値下がりが894銘柄、変わらずが89銘柄だった。

 🌀 小松製作所 、TYO: 6301

2,712 、JPY 、−130 、(-4.56%)

1月29日 、15:00 、JST

 🌀 日立建機 、TYO: 6305

2,654 、JPY 、−121 、(-4.36%)

1月29日 1、5:00 、JST

 ※ これの銘柄は大体、キャタピラーとの相関が強いケースが多いです。

【ロイター】 1月29日16:07分、""〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陽線」、上昇期待感を維持 ""

2019-01-29 16:40:53 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

(日経平均チャート)
5分足 、19/01/29 、15:15
20,664.64 、▲15.64




 ① ""〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陽線」、上昇期待感を維持 ""

2019/01/29 、16:07

[東京 29日 ロイター] -

   ※ 新着記事追加分

<16:05> 日経平均・日足は「小陽線」、上昇期待感を維持

日経平均・日足は「小陽線」。下ヒゲが実体と上ヒゲを合わせたものより長く、投資家の上昇期待感を表している。一方、75日移動平均線(2万1479円40銭=29日)は右肩下がり。2万1000円を上抜けした場合の次のターゲットとして意識されやすく、ここからは次第に上値が重くなるとの見方も出ている。


<15:07> 新興株市場はまちまち、個別で悪材料出尽くしの受け止めも

新興株市場で、日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、東証マザーズ指数は反発となった。東証1部の売買が盛り上がらない中、新興株市場に資金がシフトしている可能性が指摘されている。「これまで業績予想を下方修正した企業が悪材料出尽くしと受け止められて買われている傾向もある」(国内証券)との声も出ていた。
個別銘柄ではリネットジャパングループ<3556.T>が昨年来高値を更新。ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>、AmidAホールディングス<7671.T>、弁護士ドットコム<6027.T>なども買われた。タカギセイコー<4242.T>はストップ高比例配分。一方、ユーザベース<3966.T>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>、CYBERDYNE<7779.T>などは軟調だった。


<14:08> 日経平均は下げ幅縮小、内需関連が堅調

日経平均は下げ幅縮小、2万0600円付近で推移している。セクター別では、電気・ガス、パルプ・紙、水産・農林、陸運、食料品、不動産などディフェンシブ銘柄が値上がりしている。「年初から動きが良くなかった内需株に値ごろ感から再び買う動きが出ている」(国内証券)との声が出ていた。


<11:36> 前場の日経平均は続落、中国経済の減速や円高懸念

前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比200円53銭安の2万0448円47銭となり、続落した。米重機大手キャタピラーの低調な決算や米半導体大手エヌビディアのさえない業績見通しが重しとなり、前日の米国株が下落。東京市場でも中国経済の減速や貿易摩擦による企業業績への影響が懸念され、建機株やハイテク・半導体株などに売りが先行した。円高に伴う先物売りも出て下げ幅は一時240円を超えた。決算発表の本格化や海外の重要日程を前に積極的な売買は手控えられた。

TOPIXは0.73%安で午前の取引を終了。東証1部の前場の売買代金は8960億円だった。セクター別では、機械、電気機器、石油・石炭などが下げた。半面、電気・ガス、水産・農林、食料品などはしっかり。市場では「FOMC後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のバランスシートに関する発言が注目される。ドル/円が109円を割り込むとロスカットの円高、株安が加速する可能性もある」(サクソバンク証券チーフマーケットアナリストの倉持宏朗氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は値上がり603銘柄に対し、値下がりが1440銘柄、変わらずが80銘柄だった。

※ 終わり良ければ全て良しで、終値+15円。「悪材料出尽くし…」と受け止められて
  後場は急上昇ですか? 見方は色々ですが、後場のチャートは出来過ぎに見えます。




【nhk news lab】 1月29日07:51分、""低予算で大発見!太陽系の “最果て” に小天体 日本の研究者""

2019-01-29 12:26:17 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

(太陽系の “最果て” に小天体)




(国立天文台などのグループ)




① ""低予算で大発見!太陽系の “最果て” に小天体 日本の研究者""

2019年1月29日 7時51分

太陽系の最も外を回る惑星、海王星のさらに外側に存在すると考えられている、直径が20キロより小さい無数の小天体の一つを、国立天文台などのグループが見つけることに成功しました。こうした小天体は惑星がつくられる材料と考えられ、太陽系の成り立ちの解明につながる成果として注目されています。

海王星のさらに外側は太陽系外縁部と呼ばれ、小さな天体が多く存在することがわかっていますが、直径がおよそ20キロを下回る天体は小さくて暗いため、観測が難しく実態がよくわかっていません。

こうした小天体について国立天文台や京都大学などのグループが独自に改良した小型の望遠鏡を使って観測を行った結果、直径およそ2.6キロの小天体1つを見つけることに成功しました。

国立天文台によりますと、海王星より外にあるこの大きさの小天体を実際に確認したのは世界で初めてだということです。

小天体は惑星の材料になったと考えられ、衝突と合体を繰り返して地球などの惑星ができたとされています。

しかし海王星の外側では衝突の確率が低く、惑星にまで大きくならないまま残ったとみられています。

研究グループは観測を基に小天体の数についても試算し、直径がおよそ20キロを下回るものは、これまでの推定を大幅に上回る20億以上あるとしています。

こうした結果は太陽系の成り立ちの解明につながる成果として注目され、イギリスの科学雑誌「Nature Astronomy」のオンライン版に掲載されます。

研究グループのリーダーを務める京都大学の有松亘研究員は「遠くにある光を放つ恒星の前を小天体が横切る際の光の強弱を捉えることで観測に成功した。小さなプロジェクトだが、巨大プロジェクトでも得られない偉業を達成できた。さらに観測方法を発展させて、より遠方の天体の発見につなげたい」と話していました。


☀ わずか350万円… 低予算のプロジェクト

観測装置の開発費がおよそ350万円という低予算だったことも注目されています。

科学の分野では国などが多額の予算や人材を投じて大型の施設をつくり研究を進める、いわゆる「ビッグサイエンス」が主流となっています。

天文学でも建設費がおよそ1000億円の世界最大の電波望遠鏡「アルマ」や、およそ400億円の「すばる望遠鏡」などが代表例です。

しかし今回、研究グループが使ったのは市販されている口径28センチの小型の望遠鏡2台。

撮影に使ったビデオカメラも既製品で、メンバーが取り付けから改良まで行いました。

その結果、同じように太陽系外縁部の小天体の発見を目指す台湾やアメリカなどが参加している国際プロジェクトと比べて開発費はおよそ300分の1という低予算を実現しました。

観測方法の工夫も成果につながりました。

地球からおよそ43億キロ離れた海王星のさらにその先に広がる太陽系外縁部。

比較的大きな、直径が20キロを超える天体は観測されてきましたが、それを下回る天体は極めて小さくて暗いため、すばる望遠鏡などの高性能な望遠鏡でも観測が困難でした。

そこで研究グループは、地球から見て太陽系から遠く離れた所にある光を放つ恒星の前を小天体が横切るときに光が遮られる現象に着目しました。

およそ2000の恒星を60時間かけて動画で撮影し、光の強弱を観測。今回の小天体を見つけ出しました。

プロジェクトに関わったのは国立天文台、京都大学、東北大学、神戸大学、京都産業大学の日本人研究者合わせて10人。

低予算ながらもアイデア次第で大きな科学的成果が得られることを示した実例として注目を集めています。


 ☀ 小天体 太陽系解明の手がかり

およそ46億年前に誕生した太陽系。
最初はちりやガスが円盤状に集まっていました。
その後、ちりやガスは直径2キロから20キロ程度の小さな天体となりました。

さらにこうした小さな天体が衝突や合体を繰り返して原始の惑星が形成され、8個の惑星からなる今の太陽系になったと考えられています。

一方、海王星より外側の太陽系の果て、外縁部とよばれる場所では、小さな天体の移動速度が相対的に遅く衝突や合体の確率が低かったと考えられています。

そのため惑星になることができず、当時のままの小さな天体が大量に残っているとみられています。

研究グループでは今回、直径およそ20キロ以下の小天体の数の試算も行いました。

それによりますと、これまで推定されていたおよそ2000万を大幅の超える20億以上の小天体があるとの結論に至ったということです。

さらにグループは、これまでに発見されている直径20キロを超えるおよそ2000の天体のデータなども踏まえて、大きさの分布のシミュレーションしたところ、直径3キロ前後のものが多く存在するとの結果がでたということです。

このことから研究グループは、直径3キロほどの小天体が惑星の誕生に大きく関わった可能性があるとしています。

このように太陽系外縁部の小天体の実態を明らかにすることは太陽系の誕生や成り立ちの過程を解明する貴重な手がかりとなるのです。

☀ 快挙です!しかも350万円の低予算というのが泣けますね!!

【ロイター】 1月29日11:12分、""UPDATE 1-三菱航空機、ボンバルディアを反訴 MRJ巡り"" & ホンダジェット!

2019-01-29 12:07:59 | 企業・企業人の成功・栄光/失敗・、不祥事・パワハラ・セクハラvs.改革

(MRJ・三菱リージョナルジェット)




 ① ""UPDATE 1-三菱航空機、ボンバルディアを反訴 MRJ巡り""

2019/01/29 11:12

((情報を追加して再構成しました))

[東京 29日 ロイター]

- 三菱重工業<7011.T>子会社の三菱航空機は29日、カナダの航空機・鉄道車両大手ボンバルティアに対し、反競争的行為を行ったとして反訴したと発表した。

三菱航空機の訴えでは、ボンバルディアが2015年以降、三菱航空機、そのパートナー企業、従業員に対し、違法な反競争的行為を多岐にわたって行ってきたと主張。ボンバルディアが三菱航空機に対し企業秘密の不正使用を行っていると訴えているが、事実的根拠や法的妥当性を欠き本拠がないとしている。ボンバルディアの真の意図は、MRJ(三菱リージョナルジェット)の開発を阻害し、最終的に市場投入を遅らせることにあると強調した。

ボンバルティアは昨年12月19日、三菱航空機などをシアトルの米連邦地裁に提訴していた。三菱側が開発したMRJの認証に役立てるため、秘密情報を入手する目的でボンバルディアの元社員を引き抜いたのが違法であると主張した。同社は三菱航空機のほか、複数の元社員、MRJの認証手続きに携わっている米エアロテックも訴えた。

訴状によると、三菱もしくはエアロテックに採用されたボンバルディアの元社員は、米国とカナダにおける航空機認証に関する秘密文書とデータを持ち出した。三菱側がこれを、航空機認証という「極めて複雑かつコストのかかる」手続きを迅速に進めるために利用しようとしたのは、2016年の商取引上の秘密保護を定めた法律に抵触するとの見解を示している。

(田巻一彦)

🛬 訴訟の結果は、勿論、一番大事なことですが、訴訟でいつまでもガタガタしている
  のも、それ自体が非常に大きなリスクです。それに、かなり財務上の負担にもなって
  いるはずです。
   三菱重工業クラスになれば国際法務部とか国際法に強い弁護士団と関係がありそうで
  すが…。


   これに対して、ホンダジェットは順調なようです。
 ※ ホンダジェット、wikipedia

(デモ飛行するホンダジェット(オシュコシュ、2005年))




🛫 HondaJet

用途:ビジネスジェット機
製造者:ホンダエアクラフトカンパニー
運用者:ホンダエアクラフトカンパニー
初飛行:2003年12月(実験機)
生産開始:2012年10月
運用開始:2015年12月
運用状況:運用中
ユニットコスト:約490万USドル

 ✈ 表示

HondaJet(ホンダジェット)は、本田技研工業の航空事業会社であるホンダエアクラフトカンパニーが研究開発、製造販売をする小型ビジネスジェット機である。現在北米、欧州、中南米およびアジアで運用中。

(青山ショールームに展示される模型)



 
 ✈ 概要[編集]

 主翼上面のエンジン配置(Over-The-Wing Engine Mount)形態や自然層流翼型(Natural Laminar Flow)、一体成型複合材胴体などのHonda独自開発技術により、クラス最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能、静粛性および室内サイズを実現。エンジンはGE・ホンダ・エアロ・エンジンが開発・製造したHF120搭載している。主翼の上にエンジンを搭載した世界的にも珍しいデザインや、空気抵抗を低減する先進的な空力技術などにより、従来のビジネスジェット機に比べ、燃費性能を約17%、速度を約10%、客室容積を約30%改善。操作性や静粛性などにも優れている。超軽量ジェット機としては比較的低価格な490万ドルをベースプライスとしている[1]。

乗員を含む最大7人乗りで、全長約13m、幅約12m、高さは約4.5m。最大運用高度は13,106m (43,000ft)、最大巡航速度は約782 km/h (422 knots)で、航続距離は2,265 km(1,223 nm)。カラーバリエーションはレッド、ブルー、グリーン、イエロー、シルバーの全5色。2007年(平成19年)にはグッドデザイン賞金賞を受賞するなど、デザインの美しさも高評価されている。また、2017年(平成29年)には、米国Flying誌(英語版)のFlying Innovation Awardを受賞している。

2015年(平成27年)12月に連邦航空局(Federal Aviation Administration:FAA)から型式証明を取得した後、北アメリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、東南アジア、中国およびインドに販売サービスネットワークを拡大。

2017年(平成29年)通年の出荷機数は43機であり、同年の軽量小型ビジネスジェット機の出荷量ではセスナの主力機サイテーションM2の39機を抜いて世界No.1を達成した[2]。2017年(平成29年)8月時点での受注数は100機超、月産4機の体制であり、2019年(平成31年)3月期末までに月産7機程度にまで生産能力を拡大させ納期を短縮させる予定である[3]。

2018年(平成30年)本田技研工業の企業CMの題材となり、ネット上での動画再生回数が公開から1ヶ月で1,900万再生回数を突破するなど話題となった[4][5]。

 🛫 HondaJet Elite[編集]

2018年(平成30年)、改良版のEliteをラインナップに追加。カラーバリエーションにアイスブルー(Ice Blue)/ルビーレッド(Ruby Red)/マナークオレンジ(Monarch Orange)を追加、航続距離を約17%(+396km)延長、高周波のエンジンノイズ低減により客室内の静粛性をさらに向上、そしてアビオニクスシステムの進化により、離着陸時および飛行時の安定性や安全性などの面でもその機能をさらに強化した[6]。

同年4月にFAA、5月に欧州航空安全機関(European Aviation Safety Agency:EASA)の型式証明を取得。日本においても5月17日、国土交通省航空局に型式証明の申請を行い、12月7日取得した[7][8]。

同年7月6日には日本での販売を発表[9]、国内販売代理店は丸紅の子会社である丸紅エアロスペースが行う[10]。日本国内ではビジネスジェットの市場は非常に小さく、そのほとんどが公用機であるが、今後HACIが市場を作り拡大を目指すとしている。12月20日には初号機の引き渡しが行われた[11]。

※ 日本の航空機については、これは軍事分析になりますが、国産の戦闘機を作れる
  かという問題があります。製造できますが、資金をジャブジャブ湯水のように注ぎ込ん
  で、最短で10~15年かかると考えています。但し、国内の需要だけでは割高になり
  採算度外視でやることになります。