(ユーロ/円チャート)
1分足 、19/01/29 、08:26
124.87 、▼0.06

① ""あさイチ情報、<相場の読み筋>""
<相場の読み筋>
1月29日更新 : 19/1/29 8:10(更新予定時間:8:30頃)
28日の米国株式は、反落した。
NYダウが前週末比208.98ドル安の2万4528.22ドル、ナスダック総合指数が同79.180ポイント安の7085.685ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億2065万株、ナスダック市場が23億4410万株だった。
🌀 建機大手のキャタピラーが、18年10-12月決算を発表し、1株利益が市場予想を下回ったことから大幅に下落。同社の決算を受け、中国景気に対する警戒感が高まり、NYダウは一時410ドルを超える下げをみせる場面もあった。NYダウ採用銘柄では、キャタピラーのほか、ファイザーやベライゾン・コミュニケーションズなどが値下がり率の上位に入っている。
🌀 コマツもツレ安か!?
29日の東京株式は、弱含みの展開となりそう。
現地28日の米国株式は、NYダウ、ナスダックともに反落。キャタピラーの決算で中国景気に対する警戒感が高まるなか、米司法省は28日、カナダで逮捕されたファーウェイの孟晩舟副会長を起訴したと発表。米中の貿易交渉の先行き不透明感から、売買を手控える動きが広がりそうだ。消去法的に、好業績銘柄への個別物色が中心になりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(28日終値は109円40-41銭)、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の後半(同124円76-80銭)と小動き。28日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キリンHD<2503.T>、パナソニック<6752.T>、ホンダ<7267.T>などが、28日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所終値比65円安の2万575円だった。
🌸<きょうの個別材料>
○プラス材料
鉱研工業<6297.T>―19年3月期第3四半期(18年4-12月)の連結決算は、損益が黒字に転換
アドヴァン<7463.T>―取得上限22万株(自己株を除く発行済株式数の0.5%)・2億円の自社株買い
●マイナス材料
エクセディ<7278.T>―自動車用部品の受注減少や人手不足による製造コストの悪化などで、19年3月期の連結利益予想を下方修正
サンバイオ<4592.T>―開発協力金収入の一部が翌期に計上される見込みとなり、19年1月期の連結業績予想を引き下げ
上記の材料はあくまでも相場の参考です。個々の銘柄の株価位置、あるいは相場の流れなどにより、その反応は不確定です。
🌸<きょうの狙い>セック=増額、19年3月期の単体営業利益は増益幅拡大、期末一括配当上積みへ更新
: 19/1/29 8:10(更新予定時間:8:30頃)
セック<3741.T>が28日大引け後、19年3月期の単体業績予想を増額した。
営業利益は前期比17.7%増の7億3000万円と増益幅を拡大させる。期初予想は同4.8%増の6億5000万円だった。
移動体通信事業者向けのサービス系の開発が引き続き好調であったことに加え、非接触ICを含めたモバイル決済関連の開発案件やサービスロボットの研究開発案件が増える。
期末一括配当は期初予想に対して5円増やし、43円とする。配当性向(40%)を勘案した措置という。
28日の終値は前週末25日の終値と同じ3545円で変わらず。
🌸<ダイジェスト>
三井E&SH、グループ会社がエクアドルの港湾向けに岸壁用ガントリークレーンなどを受注更新 : 19/1/29 7:30
三井E&Sホールディングス<7003.T>は28日、グループの三井E&Sマシナリーが、トルコ共和国のYilport Holdingから、エクアドル共和国ボリバル港向け三井パセコポーテーナ(岸壁用ガントリークレーン)6基および、電動式三井パセコトランステーナ(ヤード用トランスファークレーン)18基を受注したと発表した。
今回受注したのは、ボリバル港が今後5段階に分けて投資を行っていく予定のターミナル向けの第1段階向けのクレーン。同港は、エクアドル南部の太平洋に面した港湾で、現在でもバナナの輸出が盛んな港だが、今回の投資により今後大いなる発展が望めるターミナルという。
28日終値は、前週末比31円安の1183円。
C&R社:エージェンシー事業がけん引、医療分野も拡大、株価は上値トライの動き更新 : 19/1/29 7:31
クリーク・アンド・リバー社<4763.T>が堅調。
ゲーム、Web・モバイル、広告・出版などのエージェンシー(代理業)が主力。主に人材派遣とコンテンツ・番組制作の受託を国内、韓国で展開している。さらに、医療分野にも傾注し、「民間医局」をコンセプトにしたドクター・エージェンシー事業にも力を注いでいる。
19年2月期予想の連結経常利益は前期比6.9%増の19億5000万円。柱のエージェンシー事業がけん引し、高収益の医療分野の伸びも利益の増加に結びつく。新本社への移転費用をこなし、増収増益を目指す。
20年2月期もエージェンシーに対する引き合いは強く、医療分野も好調を持続する。
株価は、昨年来安値(870円、18年12月25日)を起点にした上げが一服となっているが、好業績を評価した買いがサポート。調整を挟みつつ、上値トライの動き。
午後2時29分時点の株価は前週末比1円安の1158円。
川重、LNGを燃料とするばら積み運搬船の開発を完了、設計基本承認を日本海事協会から取得更新 : 19/1/29 7:32
川崎重工業<7012.T>は28日、LNG(液化天然ガス)を燃料とする20万トン級ばら積み運搬船の開発を完了し、LNG燃料を使用する場合に適合が求められるIGFコードおよび船級規則に基づいた、設計基本承認を日本海事協会から取得したと発表した。
同社では、長年のLNG運搬船の建造で培った技術力をベースに、16年に引き渡した世界初のLNG燃料推進の自動車運搬船、LNGバンカリング船の開発で得た豊富なLNG関連の応用技術などを活用した。さらに今回の承認取得で得られた、最新の国際規則に適合したLNG燃料推進船の技術や知見を生かすことで、他のさまざまな種類の船舶への展開を目指すとしている。
28日終値は、前週末比8円安の2646円。
オカダアイヨン、高い業績進ちょく率を手掛かりに押し目買い好機更新 : 19/1/29 7:33
オカダアイヨン<6294.T>の続落場面は押し目買い好機となりそうだ。高い業績進ちょく率が手掛かり。
19年3月期第2四半期(18年4-9月)の連結経常利益は前年同期比29.2%増の9億1700万円と増益幅を拡大した。期初予想は同12.6%増の8億円だった。20年・東京五輪関連に絡む都市再開発の増加を追い風に、主力の破砕・解体用建設機械(ブレーカー、カッター、クラッシャー、ドリル)が伸びた。
通期予想(前期比18.0%増の15億円)に対する業績進ちょく率は61.1%と高い。年間では、前期に連結化した林業機械が通年で寄与するうえ、主力事業の拡大が続く。
2月8日に第3四半期の連結決算を発表する。3月にかけては年3.0%台の予想配当利回りの高さに着目した買いを支援材料に、上値余地を広げそうだ。
28日終値は、前週末比15円安の1510円。
リコー、中国の再生可能エネルギー関連のスタートアップ企業に出資更新 : 19/1/29 7:34
リコー<7752.T>は28日、中国の再生可能エネルギー関連のスタートアップ企業である北京中科利豊科技に対し、中国の販売会社であるリコー(中国)投資を通じて出資し、協業関係を強化することで合意したと発表した。
今回の出資は、再生可能エネルギーを活用した発電施設の運営管理・保守を支援する事業における協業強化で、この一環として、中国国内の大規模な太陽光発電施設向けに、ドローンを活用した点検ソリューションの提供を本格展開するという。
28日終値は、前週末比23円高の1164円。
住友商、AI関連製品・サービスを開発・提供するシナモンに出資更新 : 19/1/29 7:35
住友商事<8053.T>は28日、AI(人工知能)関連製品・サービスを開発・提供するシナモン(東京都港区)に出資を行ったと発表した。
シナモン社は、AI OCR(光学的文字認識)システム「Flax Scanner」を主力製品に、オフィス業務の生産性向上を実現するAI関連製品の開発を手掛けているという。同社では、シナモンとの協業やシナモン製品の活用を通じ、同社グループ全体のデジタルトランスフォーメーションを促進するとしている。
28日終値は、前週末比8.5円安の1664.5円。
帝人、ボンバルディア社向け炭素繊維の供給契約を延長更新 : 19/1/29 7:36
帝人<3401.T>は28日、ボンバルディア社向け炭素繊維の供給契約を延長したと発表した。
同社とボンバルディア社は、2010年に炭素繊維「テナックス」の供給契約を締結。主翼、センターウィングボックス(翼胴結合部)、尾翼などの構造材向けの指定原糸として供給を行ってきた。今回新たな供給契約を締結したことで、契約期間が2025年まで延長されるという。同社では、今回の契約延長を契機に、航空機向け炭素繊維製品のソリューション提案力を一層強化し、2030年近傍までに航空機用途で年間9億ドル(約980億円)以上の売上を目指すとしている。
28日終値は、前週末比5円安のの1864円。
京急、羽田空港国際線ターミナル駅に錯覚を活用した案内サインを設置更新 : 19/1/29 7:37
京浜急行電鉄(京急)<9006.T>は28日、同日から羽田空港国際線ターミナル駅において、錯覚を活用した案内サイン「錯視サイン」などの設置を開始したと発表した。
「錯視サイン」とは、国籍や年齢を問わずに効果のある目の錯覚を活用した案内サイン。実物の看板と異なり、床に貼り付けた絵が立体的に見えることから、視覚障がい者などの支障になることなく、ハッと目がいく案内を行うことができるという。今回のサイン設置により、増加する訪日外国人利用者を中心にエレベーター利用を促すことで、同駅構内における効率的な旅客誘導や、エスカレーターからの手荷物落下による事故の防止を図るとしている。
28日終値は、前週末比12円安の1788円。