① ""宮崎 延岡市付近と大分 佐伯市上浦付近に記録的な大雨””
2020年 1月27日 20時01分 気象
低気圧の影響で西日本を中心に大気の状態が非常に不安定になり、大分県や宮崎県では今夜になってから局地的におよそ120ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう呼びかけています。
気象庁によりますと発達した低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本を中心に大気の状態が非常に不安定になり九州や四国などで局地的に雨雲が発達しています。
大分県や宮崎県では、27日夜になってから猛烈な雨が相次いで観測され、レーダーによる解析では、
大分県や宮崎県では、27日夜になってから猛烈な雨が相次いで観測され、レーダーによる解析では、
▽宮崎県延岡市付近で午後7時10分までの1時間に、
▽大分県佐伯市上浦付近で午後7時半までの1時間に、いずれもおよそ120ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう呼びかけています。
大分県では土砂災害の危険性が高まり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
西日本では大気の不安定な状態が28日にかけて続く見込みで、局地的に雨雲が発達するおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒し、落雷や竜巻などの突風に注意するよう呼びかけています。
大分県佐伯市の鶴見振興局によりますと、佐伯市鶴見吹浦の大河原地区の住宅1棟が浸水しているということです。
この家の住人から消防に通報があったということです。
鶴見地区では午後6時半ごろから激しい雨が降り続いているということです。また、佐伯市消防本部によりますと、佐伯市内の中心部を通る道路の数か所で、冠水の被害が出ているということです。