じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

車も進化している!

2017-12-18 20:00:30 | 愛車の事
いや、私は軽自動車を舐めてましたぁ~・・・全ての軽自動車に心から謝ります。

まっ、愛車No.2の軽トラは以前から褒めてましたけれども、今時の乗用タイプの軽に対してはホントに乗らず嫌いでありました。

まず結論から申し述べますと、この度乗り換えたスズキ製造で日産が販売した軽ワゴンのクリッパーは雪道なんてヘッチャラの優れものでありました。

では、あの雪道には天下無敵と思っていた前の愛車のフォレスターと比較してみましょう。
いや、馬力が280もあるフォレスターと走りの質が違うのは当然なんで時速100キロで雪道を走る、ナンて事の比較では無く、普通に圧雪凍結路のスキー場に行く話しであります。

で、試したのは・・・直線の下り坂で時速60キロからの急ブレーキであります。
これはABSの効き加減と効き味を試そうとしたんですが新品のBSのスタッドレスタイヤの効きが素晴らしくABSは殆ど作動せずにブレーキが利いちまいました。

で、次にそこそこ広い山道でVDCの効果を試してみました。
VDCとは・・・簡単に言うと滑り易い路面でコーナリング中の横滑りを押さえてくれるかも知れ無い装置と自分は解釈しています。
が、フォレスターほどの低重心車でも限界を超えれば役に立たない事は知っているので軽ワゴンのハイルーフという頭の重い車でどれ程効くのか疑っておりました。
で、試した結果は・・・普通のコーナリングなら普通に効いてくれる、と言う事であります。
と、言う事は、スキー場の行き帰り程度の雪道では相当有効でして、トラクションコントロールと相まって横滑りはけっこう押さえられると思うのであります。

で、VDCを解除して無理矢理ドリフトに持ち込んでみたのですけれども・・・いや、車幅が狭いのに車高が高く横転するかもしれない恐怖に駆られ中々滑り出せなかった訳であります。
まっ、タイヤが新品で簡単には滑らないと言うのもアレでしたが、どう言う仕掛けなのか知りませんけど一応常時四輪駆動なので超オーバーステア気味に外へ膨らみつつリアがズルズルと滑る感じでありまして思ったほどクルンとは回らないのであります。
たぶん氷の道で滑り出したとしても挙動は穏やかでダルいステアリングと相まってカウンターを当てるのは容易と思いました。

で、次に新雪の深い所を選んで四駆の塩梅を見たんですけれども、元々非力なので派手な走行は無理ですが腹がつく程度の新雪なら難なく走り抜ける走破性能は持っているようであります。

と、言う事で、この車でスキー場に行くのは容易である・・・と言うよりも車体が小さくて軽い分慣性も少なくて精神的に気楽であります。

余談ですが、何処でも走れる感じのCMを流して購買意欲を刺激するSUV車でありますけど高い金を出して買った車をぶち壊す覚悟で走れる人はそんなに多く無いと思うのであります。
だとすれば、普通に走れれば良いと言う事になると今度の愛車は過不足無し、だと今の所は思っているのであります。

しかし、軽にしては重い車体を小さなエンジンにターボを効かして無理矢理走らせると言うと燃費は期待できません。
本日の100キロ一寸の走行で平均燃費は13キロでありました。
これはフォレスターとほぼ同じでして小排気量車の悲哀を見たなと思った次第であります。

と、言う事で表題の「車も進化している!」に対する落ちなんですけれども・・・電子制御が進歩したんで同じ装置を付けていれば似た様な性能を発揮するんだなと言う事であります。
そしてそれらの装置は出始めの頃は高価だったけれども今時は末端の軽自動車にでも搭載されている訳であります。
と、なると・・・高価な車を所有している満足感が欲しい場合を除くと大概の車は普通に納得できる・・・ナンて事を思った次第であります。

いや、余談ですけど、エンジンがお尻の下にある軽ワゴンや軽トラはボンネットにエンジンを納める車と比較すると格段に煩いと私しゃ思っていた訳です。
実際に実用本意の軽トラは坂道でアクセルを空けて引っ張ると唸り声が室内にこもってラジオが聞こえ無くなります。
なので乗用タイプとは言え同じレイアウトの軽ワゴンもある程度の騒音は覚悟していた訳です。
しかし、それは危惧に終わりまして、想像以上に静かであります。
いや、スキー場に向う坂道では3速の高回転で引っ張って行く訳ですがその音とても嫌な音では無く耳障りではないのであります。
時にタービンの金属音が聞こえアレっ?と思いますがターボ車なんだよなと再確認する意味で悪く無いと思いますし・・・まっ、これは贔屓目ですけど。

と、言う事で、小さな軽ワゴン車・・・今の所は嫌な癖は見えていません。

あっ、スキー板は真っ直ぐ縦に楽勝で入ります。

まっ、興味無い人には・・・と、言うより誰も興味無いですかね?

んじゃ・・・また、と。







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白ナンバー

2017-12-15 21:15:20 | 愛車の事
愛車を入れ替えた話ですけど、くどい話になってまして読んでもつまらないのでご免してください、と・・・最初に謝っておきます。



いや、とうとう愛車が入れ替わったんですけど・・・これが軽自動車なのに白ナンバーでして、やっちまったからには仕方が無いんだけれども、今となっては後悔している訳です。
軽は軽らしく黄色ナンバーにしとけば良かった。
ナンか軽を恥ずかしがって白ナンバーを取ったように見られる気がして恥ずかしいのであります・・・考えすぎでしょうけど。
ちなみにオリムピック記念ナンバーであります。

で、今度の愛車はスズキ自動車が生産して日産に提供しているNV100・・・クリッパーワゴンであります。





今までの車の馬力は280馬力、で、今度のは僅かに64馬力・・・まっ、どっちもインタークーラーターボなんですが元が2000ccと660ccじゃ話にならない訳であります。

しかし・・・トルクは10kあるので軽とは言え1トンの車体を割と苦もなく引っ張ります。
とは申しましても苦しく無い程度に、喘がない程度にトルクがあるというだけでして、けっしてターボ特有のドッカンパワーを感じるモノではないのであります。
体感的には1000ccのNAエンジンを積んだらこんな感じかな?という風であります。

タイヤが軽い・・・前の車のは225/55/18で、わりと大きくて重いタイヤでありました。
が、今度のは155/65/14と軽量であります。
と、言う事は、バネ下重量が軽いので小排気量で非力なのを結構助けているなと思う訳です。

いや、本日通勤の往復で50k程乗っただけの感想なんで今一、コレからアレコレ出て来るかもしれないんですけど、現在の所はほぼ不満の無いレベルであります。

とは申しましても前の車とは車両の価格で二倍以上の開きがあるので内装などが質素に映るのは否めませぬ。
ホント、全てがプラスチックのハメコミ感満載でして、チープであります。
でも、前のは全てが真っ黒でやる気満万的なアレでしたが、今度のはベージュの明るい内装でしていかにものんびりムードであります。
実際にカットんで走る性質の車では無いしその実力も無いのでコレで良いのでありましょう。

さて、この車に乗り換えるにあたって一番危惧していたのは「音」でありました。
小さなエンジンが非力さをカバーする為には回転を上げてまわさなくてはならない訳で、音はウルサイと予想していたのであります。
しかし、ノンターボですが同じ形式のエンジンを積む軽トラに乗っていて此のエンジンの音質は嫌じゃない、と思っていたので覚悟はしてましたが危惧ではなかったのであります。

で、結果は・・・普通に走っている分にはえらく静かでありました。
ロードノイズを拾うという点ではフォレスターの方が酷かったかも。
まっ、車格と金額的に前の車の防音が優れているのは当たり前ですけど、言い換えれば、安い車の限られた予算と方法で良くこんだけしっかり防音したなと褒めたい気分であります。
とは申しましても幹線道路の早い流れに乗ろうとすればエンジンは唸っちまう訳でしてそれなりにうるさくはなります。

アレです・・・フォレスターの60キロ巡航時の回転数は1500回転程度ですがNV100は3000回転と倍も回っている訳です。
と、言う事は・・・小さなエンジンなのでガソリンを食わないかと言うとそんな事も無く、回している分燃費は悪いのであります。
本日の50キロの走行の平均燃費は11.8キロと、今時の軽自動車としては最低レベルであります。
でも、それでもフォレスターは平均10キロ程度で、しかもハイオクでしたから推定で3割程負担は軽くなるのであります。

で室内のアレコレですが、車の全長で1メートル短く車幅で30センチも小さいのに狭いという感覚は無いのであります。
まっ、フォレスターはドアの厚みが軽自動車の倍はありますから実質は車内での幅は15センチ程度の違いかと思うんですが、それを補うべく随所に広く見せる工夫がされていて圧迫してこないレイアウトなんであります。
で、室内の広さの極めつけは天井の空間でありましょう。
頭上には30センチ以上の空きがある訳でしてコレが開放感を生むのだと思います。
いや、ハイルーフを選んだんですけどノーマルで十分だったかな?と、少し後悔しているのも事実であります。
ナンとなれば、車幅に対して異常に高い天井は頭が重くてコーナリングでは不利な訳であります。
実際に乗っているとコーナーでの挙動は変であります。
ナニが変なのかというと、サスが踏ん張って姿勢を維持しようとしているのに頭が分銅になって外へ持って行こうとし、ハンドルの切れ角と車の向きに違和感を感じるのであります・・・まっ、コレを感じるのはコーナーを意識して曲がっていないと分からないので気にしてないと騙されるかも知れません。

で、常時四輪駆動のミッションはロックアップ付き4速オートマ・・・20年前なら高級車の変速装置でありました。
丁度10年前に乗っていた日産のエルグランドが4速オートマでありましたのでやっぱし時代は変わっているのであります。

で、装備的にはほぼフル装備でしてエアコンだってフルオートですから吃驚であります。
オートライトや光軸の自動調整機能なんてのも付いていますし、後部のドアーも自動で開閉します。

笑っちまったのは、どちらかというと安っぽい室内灯がドアを閉めてから時間差で消灯する仕掛けであります。
コレも昔は高級車でしか見られなかったのに・・・私はドアを閉めてもすぐに消えない室内灯を見て故障か?と、思った次第であります。

と、言う事で、取り敢えず乗ってみた感想などをまとめてみましたが、コレからですかね? あれこれ、本当の不満やらが噴き出すのは。
いや、新車の納車の時って嬉しいから欲目と良く目で見るんですよね。

燃費は絶対に13キロまでは延ばしたい・・・カタログデーターが14.6なので厳しいかもしれないですがエコランに徹して出したいと思うのであります。

此の車に関しては不定期で・・・つづく、と。







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車中泊は流行ってるのか?

2017-10-20 09:10:05 | 愛車の事
いや、流行っているに決まってるだろうと言われるのを覚悟の表題なんですが・・・しかし、何故に?マークを付したのかと申しますと、YouTubeで軽ワゴンの車中泊関連を検索すると随分と初心者と言いますか慣れていないと言いますか・・・まっ、自分流とは大きく違うなぁ~と感じたもんですから、?マーク付きから入った次第であります。

で、まっ、一寸考えりゃ当たり前なんですが、人は10人10色、違って当然と言うことでありましょう。

だが、私は敢えて言いたい・・・今時の車中泊の指向は間違っている、と。

いや、だから、10人10色なんだから間違いは無いし正解も無いのを承知で言う訳でして・・・ネタでありますので怒らないで下さいね。

で、まず、自分はナニに違和感を持つかと言いますと、そんなに道具は要らないだろう?と思う訳です。

快適装備をひたすら揃えて自分のボロアパートより快適性を追求した様な若者が居たりするのを見ると、無関係ながらも、ナンだかなぁ~と思っちまうのであります。

いや、どんな事でも手を付け始めるとその方向で無駄に無理に進んじまうのは理解できます・・・が、特に、お手軽だからと選ばれた軽自動車での車中泊にはそんな事を感じるのでありました。

たぶん、YouTubeに載せるのにネタを作る必要性があってわざと面倒な事をしていると思うんですが、まっ、10人10色と解釈すればドーでも良い事なんですけどね。

まっ、自分は山に登ってるんでテント泊も山小屋泊も経験豊富と言いますか・・・テントは子供の頃から数えたら500泊なんてモンじゃ無いと思うんですが、定かではありません。

で、車中泊一辺倒の人と登山やバイクツーリングでキャンプの人との間には深くて暗い川があると思うんですが、それは・・・積載量と言いますか、軽量コンパクト化の概念では無いかと思うんであります。

登山で重い荷物は地獄を見ますし、ツーリングでも大きな荷物はナニかと大変なんで慣れる程に荷物は小さく軽くなると思うのであります。

が、車中泊専門家は、積み方を工夫すればドンドン入ってしまうので軽量コンパクトの方向よりも積み方と収納の工夫に走り、車内に造作や工作物が増え、大掛かりになるのだろう・・・ナンて思うのであります。

まっ、10人10色ですからドッチが良いとか悪いじゃなくてそう言う事なんだろうなと、唯それだけなんですが。


黒い車の後で飯など食べています(2010年秋)


晩飯は和牛の切り落としで焼き肉でした

で、雨や吹雪などで車外で炊事ができない時は基本的に車内ではやらない事にしています。
その心は・・・窓が大きく開けられないと水滴が半端無いんで車の内張りとかモールが大変な事になるからであります。
なのでコーヒーとか味噌汁用のお湯を沸かす程度であります。
いや、エンジンを掛けっぱなしでエアコン全力でも後部のハッチのガラスは悲惨な事になるのであります・・・特に冬は外気温との差で滝のように水が流れます。

で、真冬で外気温が低いと自分の呼気だけで車内は湿気を帯びまして、それが張り付いて窓は凍るんであります。
なので真冬でも窓を少し開けて寝るんですが吹雪だとバイザーが有っても雪が吹き込み処置無しであります。

で、アレに対処しようとか、コレをナントカしよう、と最初はいろいろ積み込んだんですが結局頻繁に使わなかった物を省いて行くと車中泊もバイクツーリングのテント泊も大差ないモノになったと言う訳であります。

いや、体質とか性格にも因るんでありましょうね・・・上記の車も今の車もフルフラットとは程遠くて寝たら背中に段差を感じるんですが私しゃ石や岩の上で平気で寝ちまう方なんで埋める工夫もせず寝袋だけで寝られるのであります。

で、持っている物は・・・季節に合わせた寝袋、と、簡単な炊事道具と、LEDのヘッドライト1個と、100均の小さなバケツ一つと、温泉セット。
後は、モバイルバッテリーとAirMac12インチであります。



今年7月 車上泊 キャンプ

いや、と、まぁ・・・ここまで思いつきで書いて来たんですけれども、軽トラで行った車上キャンプを振り返ると、少し言葉が違ってしまうかも、ナンて事を思うのであります。

と、申しますのは、軽トラの荷台は広大なんで折りたたみ自転車を折り畳まずにぶん投げた形で載せられる訳です。
で、濡れたら嫌な所帯道具は助手席とその足下に積んだんですが、その量はバイクツーリングよりも遥かに多く、こんな自分でも積めるとなれば持ち込むのであるなと思った次第であります。
とは申しましても軽トラの助手席ナンて知れてますんで着替えと寝袋その他も含めてスーパーの買い物かご2つ分程度なんですが。

で、軽トラキャンプで思い出したのが軽トラの荷台の縦縞の凹凸・・・コレだけは慣れなかったし気になって眠れなかった。
なので恐らくフルフラット化は安眠にはとても大事な要素なんだろうなと思った次第でありますが・・・たぶん、次の軽ワゴン車はそこそこ平らなので何の手も打たないと思います。

ああ、もう10時半か・・・暇潰しに取り留めも無い事を書いて来ましたが、飽きました。

ドースッかなぁ~・・・財布には金が無いしぃ~ 雨は未だしょぼく降っているしぃ~ そこそこ寒いしぃ~ アマゾンの無料の映画でも見ますかね?

と、言う事で、何の落ちも無いお話でありました,と。


10年前に剣岳で撮ったレスキュー場面


富山県警の救助ヘリです

いや、車中泊の写真を探していたら上記の写真を見つけて、へぇ~こんなの撮ってたんだ、と思った次第であります。
おそらく、突然閉鎖になった前のブログに使った写真だと思うんですが・・・まっ、懐かしくて載せちまいました、と。









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2017-10-19 15:07:49 | 愛車の事
いや、まぁ、遍歴と言う程では無いのですが・・・まっ、台数だけは結構こなして来たかもしれないんであります。

しかし、平凡な車ばかりでして凝ったモノには乗って来なかったし、金をかけた改造もした事はないのであります。
なので車種の羅列などは省きますが、好きだった車を二つ三つ上げると、昭和50年頃に中古で買ったKP47スターレット、次が昭和52年頃に新車で買ったETE71カローラ、と、間もなく下取りに出されるSJフォレスターの三車種がお気に入りであります。

で、一番始めの愛車スターレットはOHV1200CCと言う、現代では化石化したエンジンで非力なんですが車重が700キロ代と軽いもんですからそこそこ元気に走ったのでありました。
アレです、車体が軽くて小さいので取り回しが楽と言いますか、自分はこの中古車で車を操る感覚を覚えたのでありました。
まっ、見よう見まねのシロート走行ですがヒール&トーで回転を合わせてギャダウンしつつカウンターを当ててコーナーを立ち上がる,ナンて事を葛岡墓地のロータリーで練習したもんでした。
ノーマルで付いているタイヤは鉄ホイールにバイアスのヘナチョコタイヤ・・・泣け無しの金をはたいてダンロップの155/12のラジアルタイヤを履かせたときのグリップ力には驚いたモンでありました。

で、スターレットで腕を上げたと錯覚した私はもっと高馬力の車に乗りたいと思ったのでありました。
が、当時は排ガス規制が厳しくなったばかりでして全ての車がパワーダウン・・・トヨタ18RGや2TGのツインカムも死んだ様な有様だったと記憶しております。
そんな時、トヨタがEFIとツインカムを組み合わせた車を出しまして・・・2000CCの18RGが130馬力、1600CCの2TGが115馬力で復活したのでありました。
もっとも当時の馬力表示はネットでして今となっては大した馬力でもないんですが。
そんな訳で高性能の証と謳われるツインカム車に乗りたい・・・が、金は無い。
で、無謀にも高額なローンを組んで買ったのがETE71カローラだったのであります。
いや、今となっては大した事無い車ですが当時は殆ど無敵でして、若気の至りと馬鹿気の至りを併せ持って危ない運転をしていたのであります。
この車は1年半で手放す事になるんですが、その遠因は・・・凍った田んぼ道で尻を振り出しまして、カゥンターも糞も無く田んぼに突っ込んで破損した訳であります。
まっ、直せば乗れるんですがナンカこのまま乗り続けたら死ぬなと思いヤメたのでありました。

で、あれから20台ほどの車を乗り継ぎまして現在のSJ型フォレスターに乗っている訳であります。
これは素晴らしい車だと思います。
高馬力(インタークーラーターボ・2000CC・280馬力)で低燃費・・・何時でも安心のAWDは雪道エクスプレスでして、スキー場に向う道では天下無敵であります。

ですが、今年の三月、植木屋の必需品、商売道具としてスズキの軽トラを買ったのが私の車の感覚を大きく変えまして、フォレスターを見直す所まで来たのでありました。

アレです・・・三月に買った軽トラは8ヶ月で11000キロを走った訳でして、今では休みの日のお買い物も軽トラで出掛ける始末であります。
その心は・・・小さくて取り回しが楽だから、の一言に尽きるのであります。
今時のスーパーやホームセンターのあまり広く無い駐車スペースに余裕で停められるし、行き帰りの道も幅の広いフォレスターだと敬遠しがちな細い道も気にせず入って行けるのであります。
いや、軽トラに乗って感じるのは、日常の足としての車は小さい方が良い、であります。
そして、車体が小さく重さが軽いと街中では精神的にも疲れないんであります。

ナンと申しましょうか、フォレスターは殆どフルオートのフル装備でしてエアコンは常に快適温度。
雨が降ったら勝手にワイパーが動くし暗くなれば勝手にライトも点きます。
おまけにぶつからないようにカメラが見てて危ないと車は勝手に停まりますし、前の車に自動で着いて行くなんてのも可能な訳でして、余裕の馬力で走る高速道路はホントに、眠くなる程快適であります。

さて、日常の足として褒めちぎった軽トラは全てが手動でありまして、窓は手で回して開けますし、ミッションは5速で、坂道発進などは下手だと後退するアレであります。
そして排気量はたったの660CCで非力であります。
こうなると常に本気で乗っていると言いますか、車に乗せられていたんでは事故るとか以前に走らない訳でして、乗りこなさないとマトモに走らないのが軽トラなんであります。
太白団地の長い上り坂、登坂車線に入る事無く4速と5足を上手に使って速い車の流れに乗ったまま登り切るのは一種の快感であります。
5速で速度が落ちそうだなと思う瞬間、ダブルクラッチで回転を合わせ4速に落とし加速体制に入る・・・これは車を運転している訳でして、アクセルを踏んだら加速する、乗せられている車には無い感覚で有りましょう。

と、言う事で、私は車の原点に返っちまったと言いますか、車ってナンゾや、と、自分に問うた訳であります。
そして得た答えが・・・年金暮らしになり貧乏になったので維持費の高い車はもう持てない、と言う結論に達したのであります。

いや、だったら軽トラとの比較とか無用であろうと言うのは違います。
軽トラが車の楽しさや違った価値観を呼び起こさなければ金欠を推してでもたぶん次もフォレスターに乗り換えた事でありましょう。

で、只今注文して納車待ちなのが・・・日産のNV100ワゴンと言う軽自動車なのであります。
アレです、ココまでの話しはナンだったの?と、全然別の方向に話しは流れるんですが・・・この車にした最大の理由は維持費の安さ、でありますが、決定打は「車中泊」であります。

ナンと申しましょうか、今年の夏に軽トラで島根県まで一気走りをし、荷台にテントを張って寝るという技を考案し、車上泊と言う新ジャンルを開拓したとご報告したんですけれども、実は、書くに書けない不都合な真実も数多隠されていまして満面の笑みで快適でぇ~す、とは言えないのがホントなんであります。

と、言う事で、軽トラは植木屋を廃業しアレをベースに本格的キャンピングカーを作るときまではお預け、と言う事で、箱付きの車を欲した次第であります。

いやぁ~・・・軽ワゴンでの旅に夢が広がる訳であります。
で、心密かに狙っているのは、お写真であります。
バイクや軽トラでは大事なカメラは積んで行けない訳ですが、軽とは言えワゴン車なら屋根が有るのでカメラも三脚も積んでおけます。
そしたら、荒海の日本海とか、紅葉の八甲田山系とか、日本海に沈む夕陽とかも撮りに行けるんじゃないかと思う訳です。
コーなったら恥も外聞も無く富士山とかも撮りに行っちまいますよ・・・名の有る撮影ポイントで粘る事も吝かでは無い訳でして・・・まっ、もしも今後もその様な風景写真が出なかったら撮りに行かなかったんじゃ無くて撮れなかったんだと思って下さい。
いや、環境は整えられますが撮影の腕は如何ともし難い訳でして・・・ホント、落ちはココなんであります。

と、言う事で・・・軽ワゴン車を買ったという、早く言えば一行で済む話しに尾ひれを付けてみました、と。








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久しぶりに車談義

2016-07-01 22:28:07 | 愛車の事
今一番欲しい車は・・・軽トラであります。
スズキのキャリーが本命でして、宮城県限定の「農業仕様」が95万円で売っている訳です・・・乗り出し価格だと110万くらいですか? 軽は買った事が無いんで分からないんですけど、諸費用は15万くらいかと見ましたが。

で、コレだとフォリスターには積めない長尺物も泥だらけの物も積み放題な訳です。
これからインチキ庭師になるにも必需品と思う訳ですが・・・まっ、もう少し煮詰めたら買うんでしょ、きっと。

スバル、「レヴォーグ STI Sport」を一般公開!

まっ、ハッキリ言って小手先の勝負では騙されませんぜ、と言う感じの記事であります。
私の愛車フォレスターの最大の欠点は・・・変速機構であります・・・要するにCVTはナンボ頑張っても所詮はCVTでありまして本気モードで走らせたら屁であります。
私の車に限った事かも知れませんけど。。。まっ、そんな筈は無いんですが、ダッシュしたくてアクセルを一気踏みすると僅かですがコンピューターが考え込むのかCVTが迷うのか、タイムラグが有って期待したダッシュはしない訳です・・・いや、40年前のKP47でも35年前のTE71でもこんな暢気な反応はしない訳でして、本気でスポーティーとか宣うんであれば「屁」でありましょう。

あとアレ・・・パドルシフトの怠さと曖昧さ・・・いい加減過ぎるシフトでありまして、欲しい時にエンブレ貰えず、加速したい時にシフトダウンせず・・・ゴミでしょ、このフィーリングは、と、本気で思っております。

いや、280馬力を本気で活かせる変速機構ではない訳でして、まっ、そういう場面は公道で法規を守ってはあり得ないと言われればナニなんですけれども、実際にゴミであります。

アレ・・・ホンダやトヨタは10速ATとかの多段変則ギャを出して来た訳ですが・・・まっ、完成度は賛否ナニとしましても、方向性はこっちだと思う訳です。

まっ、次の愛車は軽トラ、と決めている私が宣っても詮無き事では有りますが・・・近頃通学で時たま先頭争いなどすると苛つく場面が有って・・・280馬力が負けてドーすんのよ、ナンて思ったりしたもんですから一言宣ってみました。

いや、通学で往復毎日50キロ乗っている訳です・・・大渋滞と、信号への頭突っ込み競争区域なども通過しつつ運転していると、レスポンスの鈍さと、パドルシフトの怠さは嫌になります。

私しゃ旧式のスズキキャリーの軽トラに20万キロ以上乗った経験からアレのレスポンスの良さは知っている訳です・・・往年のGSRの吹けに匹敵しますゼぃ・・・コレ、殆どホント。

おおっと、11時時間近・・・マジかぁ? ほんとにおやすみなさい、と。


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