いや、今日の仕事はつらかった、と歌ったのは岡林信康でしたが、私の場合は仕事がキツイのでは無く体調が不良ってことで、低賃金のバイトなんぞに命を削るなって話であります。
しかも今日はバイトで死に掛けたわけですが、それは風邪がひどくなって死に掛けたのでありません。
あれです、今日も午前中にルーティンの便所掃除を終え、午後からは外回りの除雪に出たわけであります。
いや、館内各所はロープで通行規制してあるんですが、その理由はツララの落下が頻繁で危険だからであります。
ところがですぜ皆の衆・・・頻繁に氷柱が落ちているところってのはある意味安全なんであります。
なんとなれば、頻繁に落ちるってことは大きく育つ暇が無いってことでして、要するに当たっても死ぬ程のことは無いのであります。
が、特に北側に多いんですが、滅多に落ちないツララは日に日に育つわけでして、今日などは3メートル超えが多数見られたわけであります。
で、除雪機の車庫が北側の通路を通るわけでして、そこには見事なツララが育ち、不気味な様相になっているのであります。
が、一瞬とは言えそこを通らないと何処へも行けないので上に気を配りつつ通過するわけであります。
なんと申しましょうか、私も風邪気味の日々が長くなり脳みそもやや腐っているのか、目で見てヤヴァイな、と思ったにも関わらず危険箇所の下のモッコリ雪が気になり除雪しながら通っちまったのであります。
しかし、ここでは何も起きなかったのであります。
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3メートルのツララ
が、恐怖の体験は北側の通路を除雪速度(時速2キロ以下)で進んでいた時に起きたのであります。
いや、雪庇のように張り出して下がった雪からツララが生えてまして、それも3メートル級なのでありますが、自分が歩く中心と落下点は1メートルほどずれているので大丈夫だろうと見ていたのであります。
で、除雪機が数日前に落ちて砕けたツララの氷を噛んで進行速度が落ち、んっ? 引っかかったかな? って事で機械を停め、前に回ろうとしたその時、目の前にドサッと氷柱が束になって落ちて砕けたのでありました。
いや、全身にビシバシと砕けた氷の破片が当たり、特にヘルメットはプラスチックなので凄い音がしたのであります。
あれです、落下点と自分の立っていた場所の誤差は歩幅半歩分でして自分の目測点よりも全然近かったのであります。
なんと申しましょうか、あれが当たっていたら耐用年数を過ぎたプラスチックのヘルメットなど役に立たないわけでして私は間違いなく永眠していたのであります。
そんなわけで、戦争もない平和な日本ではありますが、場合によっては簡単に死ぬかも知れないと思った本日でしたが、まっ、いいでしよう。
それにしても頭が痛い・・・おおっと、お風呂が沸きましたので、んじゃ。
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