ささやかなクリスマスの香り
そっかぁ~今日は午後3時から9時半までの勤務だから晩飯は弁当なんだ。
クリスマスイブ・・・か、とため息などつきつつ自分の足元に目を落とす我、でありました。
で、私はどちらかというと仏教徒なんですが、祝い事は区別も差別もしないわけでしてバテレンの神様の行事といえども嫌ったりはしないのであります。
あれ、ふと思ったんですが・・・バテレンの神様を信じる人は大変ですね。
なんたって毎週日曜日には教会に行って祈るんでありましょう❓
まっ、アフガニスタンに平和をとか、弾道ミサイルが日本に落ちませんように、なんてことを祈るのか、はたまた、私が八百万の神に手をあわせる時と同じように「人類の平和と家内安全無病息災」も祈るのかは知りませんが、マジで毎週日曜日となると大変ですね。
で、クリスマスなんていう行事はそういう信心に基づいて祝うべきものと思うんですが、まっ、日本語には「おこぼれ」なんてのもあるので信者でも無い私がケーキを食うくらいバチは当たらないと思うんであります。
と、いうことで次に行くんですが・・・良いニュースも無く、さりとて腰を抜かすほどの悪いニュースも無く、世界経済と国際政治の土俵は仕切り直しばかりで一向に取り組みは進みませんし、国内にしても12月10日でしたか、国会も閉幕したわけで静かであります。
ぬるま湯からの脱却。日本が「決めるべき覚悟」と進めるべき改革
いや、どーでも良い記事なんですが、ネタとしては細目別にツッコミどころがあるので貼ってみました。
中国の経済崩壊と第2次朝鮮戦争が真近か?
いや、中国が潰れるって話はいつから出てますかね❓
北京オリンピックとか万博が終わったら中国は傾いて倒れるはずではなかったのですか❓
例えば、中国は国際政治と経済のがん細胞だとしましょう・・・で、ガンは排除したいわけです。
が、あまりに大きくなった病巣の摘出は身体に影響がありすぎ、下手したらガンと共に死んじまうかもしれない、とまぁ、こんな状況だと思うのであります。
んじゃぁどーする、となると、ガンの成長を押さえ込んで生きるしか手は無いと思うのであります。
と、いうことは、締め付けて成長を鈍化させはしても潰すことは無いわけであります。
まっ、免疫が働いて(国内体制の変化から内部崩壊)ガンが自滅しちまえば、とは思いますがそれもどーですかね。
で、経済を株価で語っていること自体が片腹痛いわけですが、製造業の動向やら実業で経済記事を書くのは専門家にしかできない上に多岐にわたる分野を一括りになんぞ語れないのが実体経済であります。
言ってみれば産業構造の変化をとらえずには経済なんて語れないと思うのであります。
が、そんなことはすっぽり抜けた記事でして、まっ、この程度なら誰でも書ける当たり障りの無い話でありましょう。
で、失われた30年から続く日本の低迷の根本も産業構造の変化でありまして、30年前に足立区町工場が消え始めた時から今の日本は見えていたはずなんであります。
それって、戦後の日本が復興したのと無関係では無いわけで、質の良い労働力が安く使えたからアメリカ及びその他の戦勝国に勝てていたわけでして、その長所は「一億総中流意識」なんて幻想に染まった時点で失われているわけです。
早い話が、付加価値の高い商品を買えるのは高給取りがいる国だけなわけで、それ以下の国が欲する普及品を作るには日本国の人件費は高くなりすぎた、だから工場が海外に移転して日本は物作りから退かざるをえなくて貧乏になった・・・単純ですけど多分ほぼ当たりでしょう。
ちなみに2009年3月10日、日経平均は7054円98銭まで下げたわけですから今日この頃の株価の回復はすごい・・・と言いつつ過去の最高値はバブル絶頂期の1989年の年末の38915円ですから只今の23000円から24000円を伺うなんてのは程良い加減と言えなくも無いと・・・まっ、金融緩和の銭余りと実体経済との兼ね合いでみたら株価は過熱して膨らんでるなと思いますけどね。
中国の経済崩壊と第2次朝鮮戦争が真近か?
やらないでしょ、たぶん。
アメリカは北朝鮮を脅威と言いますが北朝鮮ははっきりと「アメリカに対する抑止力だ」と明言しているわけでして、何をもってして「北朝鮮の核は悪い核」と言い切れるのか、毎度のことではありますがアメリカの矛盾は明確であります。
で、中国は経済的に潰せないし、北朝鮮も核を持ったまま存続する・・・だとしたら隣にある日本はどーする、となった時、北朝鮮をコントロールできる唯一の国としての中国とは睨み合うわけにはいかないのが道理でありましょう。
だから習近平を国賓で呼ぶまでするのでありましょう・・・まっ、北朝鮮を攻める気など無いアメリカは日本と中国が仲良くなっておくのは悪く無いわけでして安倍総理の動きはアメリカの都合も織り込まれているはずであります。
あれ、アメリカが北朝鮮を攻めたとして、一気に北朝鮮の軍事力を殲滅できなかったらとばっちりを食うのは日本なのにネットの書き込みでは「早く攻めろ」とか呑気なことを書き込む輩がいますが、バカでしょ、それは。
あの気の小さい正恩くんですもの、ミサイルは拡散して配備してるに決まってますからなんぼアメリカ様といえども一瞬で殲滅なんてできるはずが無いと私は思います。
で、日本には米軍基地があるわけですから、責められるのは日本だけではなく米国でもあるわけです。
なのにトランプとアメリカの高官は長距離弾道ミサイル以外は意に介さない、なんて報道があるのは馬鹿馬鹿しいとしか思えないわけであります。
で、仮にまかり間違って北朝鮮が日本にミサイルを打ち込んだら、それはアメリカを攻撃したも同然ですから国は消えて無くなるでありましょう・・・だから双方は常にチャーハン合戦なんであります。
さて、話が冗長で落とし所も無い感じですが、私の勘では、日本は落ちるところまで落ちたら復活する、であります。
しかし、戦後や昭和の高度成長期のように物作りでの復活は無いと思うんであります。
で、鍵は、アメリカが中国に一番逼っていることは「知的財産」であります。
味噌はこれだと思うんであります。
Amazon・google・facebookって何も製造はしていませんけど世界有数の企業になっています。
で、Appleも企画だけで製造はしていないわけで、もはや物作りなんてのは先進国がやることでは無いのであります。
で、貧乏に喘いだ日本人は初心に返って勉学に励み、20年前の中国人のように先進国の尻尾を掴まんとがむしゃらになるんであります・・・が、そんだけの精神が育つまでにはまだ日本は甘いわけで、もっともっと下に落ちないとダメでしょうね。