いや、期待はしてなかったんでありますが現実に向き合うとしっかりと気落ちするところは自分もまだまだ出来ていないなと思うわけであります。
やはり雨か・・・しかし、行くと決めたからには雨が降ろうと槍が降ろうとも行くのであります。
まっ、勝算はあるんです。
秋田方面の湯沢地方は本日は晴れ、で降水確率10パーってことで、行く先はパラダイス・・・であって欲しいけれども山沿いには雷雨も、なんて心配の種を残す小癪な天気予報でありました。
で、ドー言うわけか本日は午前10時半という誠に中途半端な時刻に歯医者さんの予約を入れていまして・・・いや、自分の休みを鑑みるとこの日この時しか無かったと言うのが実情なんですが、まっ、今日走る距離は160キロ程度なので終わってすぐに出れば日没前にテントは張り終えると踏んでおります。
昭和の香り高い骨董的スタイル
いや、今時のツーリンググッズとかバイク用の積載道具はとても進化してまして、バイクの後ろに完全防水の箱など付けるのが常識なんであります。
ええ、私もスーパーガブでツーリングしていた時には立派なケースを積み、フロントにも荷物カゴなど付けていたわけであります。
しかし、ジェベルのスタイルと年式が醸し出す雰囲気を思うと新品のケースやらピカピカのキャリアなどは似合わないと思いホームセンターの野菜かごを括り付けた次第であります。
これによって見る人が見れば昭和の頃の由緒正しいツーリングを彷彿とさせる貧乏臭いシルエットが出来上がったわけでありますが、まっ、好み以前に予算の関係でこうしかならなかったと言うのが現実なんですが。
ちなみに防水で鍵付きの箱はブランド物なら2万円ほどで中華の品でも6000円ほどであります。
で、私が愛用する野菜かごはホームセンターで税込438円と勝負にならない価格なのであります。
5〜6年前の名古屋〜沖縄ツーリング時の愛車
40年ほど前の北海道ツーリング時の愛車
いや、ブログの中に過去のツーリング記事と写真があるので参考までに引っ張ってきたんですが、自分の意識の中では洗練されていたと思った姿は全くもって勘違い・・・私ゃいつの時代も貧乏臭いのだなと我ながら吃驚でありました。
さて・・・只今の懸案は宮城県を脱出するルートであります。
最短で行くならば家の前の国道427号線を大崎方面に行き、鳴子で秋田県の雄勝方面に曲がって行くのが最短最速なんですが雨雲を見ると大崎方面こそが雨の巣窟でして、それならば、裏山から国道48号線に出て関山峠越えで山形県に入っちまうのが雨には一番合わないルートかと思案しているわけであります。
で、問題が一つありまして、向かって行く先は仙台から離れれば離れるほど辺鄙になる一方で、食糧などは早めに仕入れないと痛い目を見ちまうのであります。
あれです・・・肉を買う予定で小さな発泡スチロールの箱を積んでいるので家の近所で買っちまおうかとも思いますが、雨を避けるのと肉の保存は屋根がなくてむき出しのバイクの弱点をモロに突いているわけでして、ホントーに理不尽で厄介な乗り物に魅せられちまったとつくづく、そしてしみじみ思うのであります。