じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

本が届いた

2020-11-26 12:43:43 | 日々の雑感
いや、自分に本が届くのは珍しく無いことですが、この一冊はちょっと特別な位置付けなので待っていたのです。

少し前に買った句集が見開きで左右に2句ずつしか無いのを見て唖然とし、それをブログに書いて恥ずかしい思いをしたばかりでした。

句集は持っていますが文庫本の集約されたものなので、そんな独特な仕来りがあるとは知りませんでした。

しかし今回手にした句集の見開きで6句を見て自分なりに納得がいきました。
五七五に句読点も間も無い俳句は行間に視覚的間が必要なのだ、と。

俳句の本を手にして初めに感じるのが視覚的表現とはおかしいのか。

中身を読んで云々はとてもできないので感じたままのことを書いていますが、ぱらぱらとめくった感触は軽くは無いが難物とも言えないと思いましたがそれはたぶん錯覚でしょう。

自分にはおかしな癖があって本を後ろから読むことがあります。
今日手にした本も後ろから攻めてしまったのですがこれは間違いだった。
あとがきに目を通した自分は満足してもはや読んだ気になってしまったのと、帯に書かれた汝は陰を神器としたり寒椿の句が脳みそに刺り次を読むのをやめてしまったのでした。

今夜、酒を片手に格闘しよう・・・なんちゃって。




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午後からバイトなんだが

2020-11-26 10:34:18 | 日々の雑感
はっきり言って行きたく無い!!!
このまま家でのんびりしたい気分であります。

昨夜は飯坂温泉のホテル聚楽に宿泊しまして結構美味い食べ放題と飲み放題を堪能したわけですが、いやぁ〜ホテル側の気の使いようったら凄いもんでありますね。

廊下や部屋には空気清浄機が完備の上エアコンからの風も全力か、と思う吹き出しで換気に気を使っているのがしみじみ分かる体制でありました。

で、比べてドーする、と言う気もしますが敢えて言うと先月泊まって少し残念な思うをした宿と比較すると「勢い」と言いますか「気合」を感じるのであります。

まず、Go-Toで格安料金につられた貧乏人が来ているのだから手を抜いても・・・なんて素振りはミジンコも無いわけで、かえって、これで来た客をリピーターにしようと言う気構えさえ伺え、全てに全力の姿勢を感じたのであります。

あれです・・・小耳に挟んだ会話なんですが、今月だけで4回目って語った強者がいるわけですが、この至れり尽くせりで、しかも明らかに女性客に力点を置いた宿の姿勢を鑑みれば格安のGo-Toの間に楽しんでしまおうと言う気持ちも理解できます。

で、この宿を訪れたのは実に36年ぶりなんですが、内装などにはしっかりと手が入れられどこにも古臭さや貧乏くささは見られないのであります。

いや、建物は古いので今時のものと比べれば天井の低さなどは隠しようも無いのですが、そこを照明と壁の飾り方で工夫してあるなど、果敢な挑戦と言いますか、努力の跡が滲んでいるのであります。

なので昔の安っぽいレジャーホテル的雰囲気の時代よりも高級感が出たと申しますか、まず何であれ自分のような貧乏性の人間には十分高級風な宿に見えた次第であります・・・まっ、あくまで高級風、ですけどね。

さて、食事でありますが、これも手抜きが無く低料金にもかかわらず、どーですかぃチョット違うでしょ、を随所に感じる演出が施されていまして、食べ放題にありがちな、我先に争った残り物に感じる侘しさなどは無いのであります。

例えば、トマトペーストの上に生ハムが載っているオードブルは小洒落たガラスの器にて供され、食べる前に目で楽しめた次第であります。
同じく、合鴨肉のローストも小さなグラスに盛られているんですが、下にはカマンベールチーズが隠され粋な一品になっているのでありました。

もっと言うと、寿司も刺身も小皿に少しずつ取り分けたものがありまして、大鉢の中から好きなだけ取ってくるタイプと違い、食べ放題という、ややもすると下品な食事になりがちなところを抑えていると思うのであります。

で、温泉ですから肝はお風呂でありましょうが、これは大型の温泉施設の宿命で、衛生上やらざるを得ない循環と塩素の注入がなされているわけでありまして、湯船に沈むと微かなカルキ臭を感じるのは否めない事実であります。

しかし、お湯の云々を抜きにすれば、湯船の種類は流石でして、大浴槽を一つデデーンと備えた古典的な風呂とは一線を画するものでありました。
しかも、それぞれの湯船は、ぬるい、ふつう、あつい、と三種に分かれているので長湯もしやすく温泉を堪能できるものでありました。

で、露天風呂にも四種類の浴槽があり、それぞれ入り方と趣が異なり、ここでも長湯してしまう仕掛けが施されているのでありました。

いやいや、ホテルの攻め口は未だ未だありまして、夜は女性専用の風呂が朝は男性用になるので入れた次第ですが、これがまた工夫を凝らした風呂でありました。
なんとなれば、炭酸泉の湯船、トルマリン風呂、泡のジャグジー、普通の湯船と取り揃えてあるわけです。

そして、ここで私の気持ちにとどめを刺されたんですが、なんと源泉掛け流しの露天風呂があったのであります。

わたしゃ湯船に浸かってしみじみ思いました・・・温泉付きのツボを分かってんなぁ〜と、つくづく感じた次第であります。

余談ですが、温泉場にある得体の知れないシャンプーで髪を洗うのは嫌という女性が多いからかドーか、シャンプーバーという一角にすごい数のシャンプーが並んでまして自由に使えるのであります。
私ゃその手のことに疎いのでわかりませんが、たぶん高級なものも含まれているのでありましょう。

いや、褒めすぎましたかね?
でも、巷は自粛ムードに傾きGo-Toに行くのも後ろめたい今日この頃ですが、現場の人は必死で頑張っているのを如実に感じた今回の宿にはどーしても賞賛しか無いわけであります。

で、最後に一言余計なことを言いますと、内情はわかりませんけれども、資本力の差なのかと思うのであります。
聚楽には地力があるので細かい手を打って凌げるけれども、元々があっぷあっぷのところは分かっていても金が無くて・・・なんてね。

いや、ここに書いた感想は全て個人のものでありましてあてにしないで下さい・・・なんちゃって。



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