じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

無理の効かない心?

2020-11-05 17:14:17 | 日々の雑感
いや、歳をとって無理の効かない身体と言うのはよく耳にしますが、無理の効かない心ってのはあまり言いませんかね?

なんかの本で、心を病んでいると訴える人に、治してやるから心を出してみろ、と応じた僧の話がありましたけれども、実際自分の物ですけれども、心ってのはどこにあるんでしょうかね?
そこそこの年月を生きて来ましたが未だに自分の心の正体がわからないから不思議であります。

いや、お前は何を言ってるんだと言う向きもありましょうが、今まで小一時間ばかり読書などしつつ、くだらないことを考えたり思ったりしていたわけであります。

で、ずーっと昔の「今様」とか言う歌の本を読んでいたんですが、これが面白いんであります。

いや、心の問題から恋愛、そして仏心もあるし、軽妙な語呂合わせか、なんてのもありまして、昔の人の心と言いますか、思いや想いなんてのが分かるようで楽しいものであります。

「われらは何して老いぬらん 思えばいとこそあわれなり 今は西方極楽の 弥陀の誓いを念ずべし」

半端な覚えでナニなんですが、浄土信仰が庶民にも広まっていた頃の歌である、と思うんですが、その頃から1000年経っても人は変わらず、信心も精進もせず未だに、思えばいとこそあわれなり、であります。

で、本を読んでいて気づいたと言いますか、面白い表現だなと思ったのが「葛」であります。

自分は半人前の植木屋なんですが、荒れた庭や花壇には葛や屁糞葛が伸びているわけであります。
蔦類は刈り取るったって切り刻むったって難儀でして厄介極まるものであります。

が、このころの表現によると「蔦葛」の絡みは色っぽい事を表すようでありますが、到底飲み込めない話であります。

葛や蔦の絡み合っている様から情事を思うとは、どんだけ発想が豊かなんだか、と驚くよりも呆れるばかりでありまして平安末期の日本人は相当な好き者であったのは確かでありましょう。

で、植木屋として興味深かったのは当時の庭の作りと見方であります。
枯山水を除けば池泉回遊式庭園が一般的と思うんですが、池は船を浮かべて遊ぶものと古い絵で見ましたが、船など入らない規模の池は月を愛でるために配されたのだなと思った次第であります。

月夜であります。
月を愛でようと誘って夜の庭に出て、後はうふふやむふふ、と言う塩梅だったのかと思わざるを得ない平安の人の助平心は大したものであります。

なるほどなぁ・・・そーなると松やもみじの陰にある東屋の存在も腑に落ちるわけでして、古い文学も斜めに読むと面白いと思ったんですが、解釈に色がつき過ぎてますかね?






コメント (2)
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安倍ちゃん、そー言うことか?

2020-11-05 15:35:09 | 日々の雑感
いや、トランプさん劣勢ですね。
で、Twitterでは郵便投票にいろんな不正が盛り込まれていると告発なんかも出ていますが、私としては選挙で負けたら司法での逆転は無理な気がします。

で、安倍ちゃんはこれを読んでいたんですかね、きっと。
なんと申しましょうか、外交に生きがいを見出していた安倍ちゃんとしてはトランプさんがいなくなったら色々と思惑と違ってくるので潮時と踏んだのでありましょう。

まっ、安倍ちゃんが辞めてトランプも落選して、そしたら二人で政治抜きでゴルフでもやってください・・・なんちゃって。

で、もっと言うとスガさんもわかっていて後釜を引き受けたんでありましょう、きっと。
だからはっきりしたカラーを出さずに当たり障りのないアジアから外交をスタートさせた・・・なんてのはトランプ劣勢でひねり出した後出しジャンケンでありますが。

私の記憶では、アメリカの大統領が民主党の時って日本にとっては良く無い相手と思うんであります。

なんたってルーズベルトとトルーマンが民主党でして、戦争に引きずり込んだルーズベルトと原爆を落としたトルーマンですからね。

で、まぁ、日本人の平民である自分がアメリカ大統領選挙にあれこれ語っても詮無きことでありますが、なんだかトランプとは親しかったような気がするのでいなくなるととても寂しいと思うのであります。

で、本日は軽トラのラジオで国会中継を聞いていたんですが、立民の小西ってのは頭が最強に悪いんですね。
まっ、昨日の共産党の志位も大概バカだと思いましたが、両名とも異口同音に日本学術会議会員候補6人の任命除外は違法である、と言い切っているのになんで国会で騒いでいるんですかね?
違憲だ違法だと言うんならそれを判断するのは国会じゃ無いわけで、さっさと訴えたらよかろうに・・・と思うのはシロートの浅はかさでありますか?

しかし、ここに国会関係の記事でも貼り付けようかと探しに行ったんですがYahooもMSNもアメリカ大統領選挙はあっても日本の国会の記事が無いんですから驚きであります。

私ゃ思うんですけれども、ここまで来たら日本は米国債を手土産に51番目の州に入れてもらえば良いと思うんですけどね。
そしたら日本の総理大臣は酋長になれば良いわけでして・・・もとい州知事になるわけでして、そーなると経済とか軍事面で中国もビビるでありましょう、なんちゃって。

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チューインガム ?

2020-11-05 14:40:20 | 日々の雑感
今時チューインガムなんて言葉も聞きませんけどね。
お口の恋人ロッテのクールミントガムは南極で作っていると信じていた私ですが大人になって真実を知り驚いたのは、ペンギンは南極以外にもいることでありました。

遠足のお菓子の三大アイテムといえば、ガム、チョコレート、キャラメルだったと思うんですが? 
へっ? あなた様は干し芋に酢昆布にカンロ飴、ですか?
それだとほぼ戦後くらいの遠足ですかね? なんちゃって。

いや、チューインガムはフォークデュオのことでして、歌った唄は「風と落ち葉と旅びと」でありました。

その歌詞は・・・風はいたずら 旅ゆく人の心の中を のぞいて通る 風はきまぐれ 落葉に吹いて つめたい空に そっと舞いあげる 歩きつかれた 旅びとの肩を 落葉がひとつ やさしくなでて 早く帰れと ささやくけれど さがしもとめる 夢はまだ遠い ・・・と言うものであります。

しかし、私が必要としているのは・・・風はきまぐれ 落葉に吹いてつめたい空に そっと舞いあげる・・・と、ここだけでありまして、ここからが本題であります。

本日は植木屋仕事でありましたが、仕事の核心は伸びすぎたシラカシを切ることでありました。

その他に低木が10本もあるんですが6尺の脚立で間に合う木でして楽な仕事であります。

で、8時半ごろから始めたんですが12時にはほぼ目処が立ちまして後片付けに入ったわけであります。
そしたら、風は気まぐれ落ち葉に吹いて、でありまして、元から庭にあった落ち葉と自分が切り落とした葉っぱが入り乱れて風に舞うのであります。

いや、枯葉が風に舞うのが風流だとか絵になる、なんてのは詩人や画家の話でありまして植木屋が掃除している時に落ち葉を散らす風なんてのは邪魔の極致であります。

で、落ち葉なんてのは軽いのでブロワーの風で集めて一網打尽ってのが通常なんですが本日は集めたと思うと風が吹きやがってまた散り散りになるのであります。

しかし放って帰るわけにもいかず我慢比べの末に自分が落ち葉を制したんではありますが、いや無駄な時間と労力に、心身ともに疲労した次第であります。

それにしても自画自賛でナニなんですが、仕事が早くなったなぁ〜としみじみ思うのであります。

なんとなれば本日のお宅は昨年の今頃盛さんと二人で1日かかってやった現場なのでありますが、それを一人で半日ですもの・・・魂消ました。

その理由は薄々わかるのであります。
それは昨年の剪定が良いので今年が楽なのであります・・・いや、これホント!!

で、多分こう伸びるよな、と言う予定で切ったので伸びてはいても乱れてはいないのであります・・・なんちゃって。

まっ、昨年キッチリと切ってあるので今年は軽かったと言うことなんですが、それでもシラカシの枝葉は軽トラ半分を埋めたのでそこそこではありました。

で、現場は割と近いのでミニストップで天ぷらそばとジューシーチキン辛口を買って家に戻り昼飯を食してからゴミ捨てに行ってきた次第であります。
そして帰宅して片付けをしたら午後3時、と陽も西に傾き始め丁度良い頃合いでありました。

それにしてもトランプさん、負けそうですね・・・なんだか寂しいてだあります。





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