そろそろ五月晴れが懐かしい今日この頃であります。
あれです、ビニールトンネルを外したスイカが寒さと雨でしおれちまいました。
野良で育てているイチゴの実が大きくなりません!!!
この雨を喜んで一気に育った感があるのは間もなく収穫の玉ねぎです。
花を咲かせようと意気込んでいたジャガイモは寒さでまた眠った様子です。
あれ、寒くても平気なレタスは元気ですが、仮にレタスを一気に5〜6個もらったらどーしますか? 毎日根性で食べますか?
家庭菜園の最大の弱点ってここでして、毎日少しずつってわけにはいかないんですよね。
いや、小松菜は育ちすぎてもはや芭蕉の葉っぱ並でして、食欲をそそりません。
さて、今日は時給824円のバイトでありました。
日当にしたら4944円ですからこれだけで生活は成り立ちません、が僅かな年金があるんでとりあえず食べていけてますけど。
あれです、公共のスポーツ施設の雑用係りなんですが、つい先日までコロナ騒動で閉館していたわけです。
で、施設を占めていた間にお迎えでも来たのか、再開したのに常連だった年寄りが数名お見えにならないわけであります。
高齢だったからしんだのかなぁ? なんて滅多なことは言えませんけど、でも気になります。
そんなわけで施設再開後は以前ほどの賑わいは未だ無く、老若男女皆して警戒と自粛を続けているんでありましょうか?
まっ、バイトとしては人が少ないと仕事の量も幾分か軽くなるんで歓迎なんですが、あんまし暇だと経費倒れで閉鎖、なんてことも無くもないかと思う次第であります。
で、暇だとどーしても瞑想に耽ってしまうんですが、本日はどー言うわけか俳句がすぽんすぽんと浮かんで来まして自分の才能に呆れました、なんちゃって、嘘です。
いや、今俳句作りの教科書の指示に従って作る練習をしているんですが、これが言われた通りにやると、良し悪しを別にしたら無限にできてしまう方法でして、楽しいのであります。
その方法は秘密ですが、さわりだけ軽く書くと、上五は季語を「や」で切れ字が鉄則。
中七は抜いといて、下五はお気に入りの名詞で決めたら中七を捻るわけです。
そして、上五と中七は無関係を旨とせよ、ってことなんですが、季語は思いついた言葉を歳時記で調べ、合っていれば良いのですぐに出ます。
で、下五も、名詞と指定ですから情景を見渡せばなんぼでも転がっているわけで、これも簡単であります。
そして、極め付けは、上五と無関係で良い中七ならばなんでも入れられるわけでして、ほとんどパズルであります。
で、仕事柄水が目の前にあるんでそこから膨らませたのが「噴水」であります。
もう、簡単に決まりますね。
教えの通り素直に「噴水や」であります。
中七は抜かして下五なんですが、噴水から思い浮かぶ初夏の情景は「ビルのかげ」でして、ちゃんと五に収まりました。
と、なると、中七の情景は脳裏に浮かんでいるわけでして、もはやあそこの噴水のあの時刻、と鮮明なんであります。
そーして入ったのが「地下鉄の駅」であります。
さて、ここで突然行き詰まったわけであります。
「ビルの影」で「の」を使い、中七で「地下鉄の駅」と2度使うのは違反か?
または、反則では無いとしても諄い、と言われるのか?
噴水や地下鉄の駅ビルの影・・・うーん、キレが無く冴えてないな!!!
ビルは名詞だが影にしてしまったら違反なんだろうか?
おっ・・・ビルの影をビル影のってのはどーなんだ?
では、一度分解して 噴水やビル影の駅地下鉄の・・・どーだ?
なんてことでパズルは簡単なんですが出来不出来を問うてしまうと話は別であります。
しかし、教科書の市指示は「量産せよ」なので今は評価は二の次であります。
と、言うことで、今日は暇だったので監視台に座りずーっとこんなことを妄想し、交代で事務所に戻ってはメモ用紙に書き留める、と。
いや、勤務中ですって、叱られることも無い職場は居心地が良いので時給が824円でも居られるわけでありますが、でも、あまり大っぴらにはダメなんで控えめに、なんちゃって。
おおっと、お風呂が沸きましたので、んじゃ。