じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

寝る前に 罵詈雑言

2022-04-23 20:11:12 | 日記的雑談
いや、今日壱日はとても楽しく終わったので個人的には無問題なんですが、気になるニュースがあったので軽く書いときます。

あれです、今世界では「輸出しないと値が上がる」ってことで、いっ時は痛いけれども後々大きく膨らんで儲かるってのが常識になりつつあると思うんであります。

その原因は様々だったんですが、先進国の好き勝手な相場観で買い叩かれた時代とは感覚が違ったと自分は思うのであります。

あれです、始まりは燃油の高騰やウクライナ騒動で肥料から運搬費その他と、諸経費が上がったので見合う分を値上げ、ってのが始まりではありましたが、無理して出しても赤字って時に絞っていたら勝手に相場が上がったって経験から「輸出品は武器になる」ってことを学んだと思うんであります。

いや、上記記事のインドネシアのオイルの事情は国内の食料時事情(危機)によるものですが結果的に生産国は自国優先でOKって事になっていると思うのであります。

インターナショナルロックフェラー財団会長は、すべての地獄が解き放たれるまでカウントダウンを開始します

ロックフェラー財団のラジブ・シャー会長は、ブルームバーグ・テレビジョンのデビッド・ウェスティンに、「大規模で差し迫った食糧危機」が間近に迫っていると語った。
Shahは、「今後6か月以内に」始まる可能性のある次の世界的な食糧危機のタイムラインとなる可能性があるものを提供します。
彼は、ロシアのウクライナ侵攻によって引き起こされた世界的な肥料供給の混乱は、危機に「さらに悪い」影響を及ぼし、世界中の作物収量を削減すると述べた。
シャー氏は、食糧危機の影響を緩和するためには、新興市場国への債務救済と緊急援助が必要であると述べた。
ブルームバーグでのシャーの登場は、世界の食料供給をより持続可能なものにリセットする必要性についての財団の繰り返しの話し合いのために興味深いものです。財団は、「グローバルリセット」を提唱し、世界経済フォーラム(WEF)と緊密に意見を一致させています。

って事で世界を操るロックフェラーの人がもう直ぐ食糧危機が来るぞ、と言うんですから多分そー言う事なんでありましょう。

ロシア大統領は、「崇拝者がアルアクサモスクに自由にアクセスすることを妨げるイスラエルの慣行」を拒否し、ウクライナでの戦争の終結を交渉するために「あらゆる努力をする」と述べた。

二人の指導者はまた、食料安全保障についても話し合った。
「プーチン大統領は、ロシアがロシアの小麦、材料、作物の中東におけるパレスチナ人や他の輸入業者のすべてのニーズを提供することを強調した」とパレスチナの報道機関は述べた。
中東諸国は、小麦やひまわり油などの主食をロシアとウクライナの輸出に大きく依存しています。ロシアが2月24日にウクライナを侵略して以来、食料価格はこの地域全体で急騰しました。

まっ、詳しくはグーグル翻訳を駆使して本文を読んでいただくとして、プチンはイスラエルのやり方を非難し、ロシアの友好国には食料の安定供給を約束するって事でして・・・プチンと仲良くしていた方が食扶持の確保は楽そうですけど、なんちゃって。

ロシアの小麦シャッターの欠如カザフスタン製粉所

あれです、要するにカザフスタンではロシア産の小麦が入らなくて原料不足に陥り製粉所が停止したってニュースのようであります。
で、本文中には他から手当てしようとすると小麦は1トンあたり355ドルに達しており歴史的高水準で困っているってことのようであります。

いや、食糧危機とか穀物相場高騰で検索すると悲惨でお先真っ暗なニュースがなんぼでもヒットするんですが、皆様!!! 我が日本国に限ってはきっと大丈夫!!!
賢い官僚様と議員様たちが何とかしてくれるはずでありますが、もしも庭に空きスペースがあったら野菜のひとつも植えたら良いと思いますぜ、なんちゃって。

おおっと、明日はバイトだ!!!

では、皆様と自分の明日がそこそこ良い日でありますように願いまして、おやすみなさい、と。




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縄文探訪 ツーリング

2022-04-23 15:09:52 | 日記的雑談
2022年4月23日 土曜日 曇り時々晴れ一時雨
福島県福島市の縄文遺跡「じょーもぴあ宮畑」を訪ねた。



自宅からの距離が80.7キロで高速使いなら1時間7分で割と近いことをグーグルマップが教えてくれた。

朝つ飯を食べながら見た天気予報は午後に向かって天気が回復すると言うので頃合いを見計らいつつ10時半に家を出た。

家からインターまでが空いていて10分足らずで高速に乗り東北自動車道で福島を目指し国見のインターから福島中央道に入って最初の伊達インターで高速を降りた。
高速道路は土曜日とあって少し混んでいたがそれよりも吹き流しが真横になる強風で走り難かった。

東北道から福島中央道に入るインター上に料金所があって東北道分が清算され1070円だった。
ここから相馬までは復興道路と称して無料になる。

インターからはスマホナビを頼りに県道を10分ほど走り11時30分「じょーもぴあ宮畑」に到着。


雨がポツポツ落ちてきたので良いタイミングの到着だった。
駐車場から見える展示場と思しき建物の入り口が閉鎖されていて、おやっ?と思いつつ近寄ると、この前の地震で入り口が壊れたので別の入り口からとの案内があった。

まさかの閉館かと驚いたが

臨時の入り口への誘導に従って行くと公園の芝生の中に竪穴式住居が見えたので先に覗きに行って見た。

これは今までのタイプと少し違うな、と

あれっ? かまどの形が違うぞ、と

他の竪穴式住居より木組みが複雑か?

穴を掘り柱を立て丸太で腰の土留めをしてあるのは先日見学した仙台の竪穴式住居と一緒なのだが、何かが違うのだ。
竃の位置と形が決定的に違うので雰囲気が違って見えるのは確かだが、それを割り引いても違和感が残るのは何だろう?

うーむ、大黒柱も腰に回した柱も白く見えるのは黴びているのだろうか?
屋内の土が乾いていないのは何故だろう?

目についた物から思いつくは湿気だった。
外観がすっかり土に覆われた竪穴式住居は湿気が多いし、重い土を屋根にまで被せた理由が解せぬまま本命の展示場へ。

縄文土器とタンポポ

じょーもぴあ宮畑は体験学習施設となっていて無料で利用できるが国の重要文化財の「しゃがむ土偶」を見るには200円の入場料を払って展示室に入らなければならない。

ちなみに無料のエリアには子供を連れの親子が大勢いたのだが有料の展示室は自分一人だった。

土偶としては初期の頃の物か?

東北らしく大木式土器だった

展示室を見て回ってふと思ったのが、どこの展示でもある年代の表示が少ない事だった。
およそ4000年前とか縄文後期や晩期などの年代を示す表示が無いのだ。
おそらく小学生向けの教育施設との設定で展示の仕方も一括りの縄文時代でよいのだろう。

土器を使った煮炊きの方法

うーん? ここの研究員はこの方法で煮炊きを試したのだろうか、疑問だった。
土器に十分な火力が当たるとすると木は燃えてしまうと思うし、何よりも吊っている蔓などが耐えられないと思うのだ。
よその展示で見た縄文式土器の焦げ跡は真ん中から上であり下の方は土中に埋めるので焼けた跡がないのが普通だったが、新案特許か?


しゃがむ土偶(国重要文化財)

しゃがむ土偶

しゃがむ土偶

土偶の中では大型で、膝を立てて座り両腕を組み特異な姿勢を表す。
座産あるいは祈りを捧げる姿勢と推定されるものであり、縄文時代の文化や習俗を復元する上で極めて貴重である。

説明文を読んで「やっぱりな」と思いつつ自分なりに土偶のモチーフを考えた。
自分が参考書としている「土偶を読む」にはこれに類する形が無かったので自力で考えるしかないのだがそう簡単には思い浮かばない。

着眼すべきは三角形か逆ハート型の頭部と睨み、貝か栗で考えて見たが、縄文海進を考慮しても阿武隈山地に邪魔された福島市の海岸線は遠く貝のモチーフは無さそうだ。

ならば、植物で一番似ているのは栗だと思うが、栗をモチーフにしたと思われる縄文土偶には栗のイガのトゲを現した文様が刻まれるがこれには無い。
次のヒントは背中と腰回りの紋様だと思いじっと見つめたけっか栗であると断定した。

背中の三角形の線は頭部と逆なのだがフィギュアとして造形すれば必然的に逆さになり、首のあたりにある二本の線が栗の実のツルッとした部分との境界線だと思える。
更にこじつければ、腰のあたりの三角の山形は栗の実が割れた時を意味していると思うのは考えすぎか。

もう一つ、土偶の大きさも決め手になった。
栗の実をモチーフにした縄文土器はほとんどが大型なのだが、これも土偶としては大型に属する。

青森の三内丸山遺跡では栗の巨木が柱として使われているが栗をモチーフにした土偶は栗の大木に見合って大きく作られると思うのだ。


ハート型土偶

ハート型土偶は参考書に例がたくさん載っているのでわかりやすい。
これらは胡桃がモチーフで、特に奥の立像は造作は単純だが国宝級の他の土偶と雰囲気がそっくりだ。

じょーもぴあ宮畑の展示物は素朴で、見せ方も仰々しく無く、手を出せば触れる物に「触れないでください」と添えてあるだけのが好ましかった。

ここまで、到着から全てを見終わるまで約1時間と少し。
時刻は1時近くとなって腹の減り具合は限界で、バイクに戻り「近くのラーメン屋」を検索した。

ラーメンみそ壱 650メートル先

グーグル検索に地元では有名らしいラーメン屋がヒットした。
2〜3分で到着すると広い駐車場はほぼ満車。
これは待つのを覚悟するしかないかと肚を決めて暖簾をくぐると一人分のカウンター席が空いていてすぐに座れた。

味噌チャーシュー 920円

空腹は全てを美味くする調味料なのでこの時の自分は何を食べても満足だった。

ここから伊達インターまで10分くらい。
福島中央道から東北道に入った辺りでポツポツと雨が来て国見のパーキング手前でほぼ土砂降りに。

カッパを着ようとパーキングに逃げ込み、序でだからと福島名物の饅頭を買っているうちに雨は小降りに。

ならば一気に走って帰ろうとカッパは着ず、やや飛ばし気味に行くも時折雨に当たり足元は濡れた。
しかし上着の革ジャンは雨を通さなかったので寒くはならず何とか家まで逃げ切れた。

本日の走行距離 180キロ
ガソリン代   976円
高速代    2140円
ラーメン代   920円
饅頭その他  2200円

 あー楽しかった、と。





コメント (2)
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