千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

アガサ・クリスティを読む

2008-03-31 | Weblog



今日は3月最後の日
日差しは暖かかったけれど、風が冷たい。
夜は冷えるし、風邪のあとなのか、少しの冷たさも堪える。

この3月は声枯れとゴホン!ゴホン!と咳をしているうちに過ぎてしまったような気がする。
お出かけも出来ず、とうとう、楽しみにしていた3月の美術館めぐりにも参加出来ず、
とっても残念!
箱根のポーラ美術館だったのに・・・行きたかったのに・・・と、いつまでも思ってしまう。
でも、家に居ても楽しみを見つけるのはお手のもの・・・
テレビで、ミステリー作家「アガサ・クリスティ・コレクション」が発売されると紹介していたので
さっそく買う。

    
    

創刊号は特別安い。アガサ・クリスティの生涯や舞台裏を紹介したマガジンと、ハードカバーの
「オリエント急行の殺人」が付いて590円とは・・文庫本より安い。

イングリッドバーグマンなど豪華な俳優が顔をそろえた映画「オリエント急行の殺人」は何回か見たけれど、原作を読むのは初めて・・・名探偵エルキュール・ポワロがどんな風に描かれているのか興味深かった。
読みながら映画のオリエント急行の華やかな客室の場面が目に浮かぶ。
やっぱり面白かった!

2巻目は3月25日が発売日だったけれど、待ちきれず文庫本で「カーテン」を買って読んだ。
「カーテン」はポワロ最後の事件だったので、小説でラストを読んでしまったような感じ・・

名探偵ポワロシリーズは、もちろんストーリーも面白いけど、ポワロの生活習慣とか、友人で助手のヘイスティングズ大尉との会話も愉しい。
俳優デビッド・スーシェがポワロを演じるTVシリーズも好きだった。

25日に発売になった2巻目はこれも映画になっている「そして誰もいなくなった」である。
これは、ポワロは登場しないけど、アガサ・クリスティも最高傑作のひとつと言っている
非常に謎めいたミステリー。
さて、トリックは?
読み始めると一気に読みたいほうなのだけど、我慢我慢・・・夜更かししないよう読んでいる。
と言うより、この「そして誰もいなくなった」は、夜遅くまで読んでいると、ちょっと怖いのです。