
2日目はモン・サン・ミッシェルの観光に出かけました
パリからの日帰りツアーに申し込んであったので、朝早い出発に備え早起きして・・・
と云うより昨日のオペラ座の興奮が冷めないのか、まだパリ時間に慣れないのか、
早々に目が覚めてしまいます。
身支度を終え、さあ朝ごはんを・・と思っていたら、突然ドアが激しくノックされて、
ayaちゃんが “すぐに下に降りて!!すぐよ!”
まだ1時間もあるのになぜ?? びっくりしていると、
“今日からサマータイムなの! 時間が1時間早くなるのよ!!
タクシーを呼んであるからすぐ来て~~”
本当にびっくり!
フランスは3月の最終日曜日から時計を1時間進めるんだそうです。
それをサマータイムっていうんですって
そう云えば3月27日は最終日曜日でした。
観光バスの集合場所までは近かったので、予定では歩いて行く予定だったのが
あわててタクシーに乗り込んでバスの集合場所まで、早く早くって!
たしか私たちツアーのうち、12人は行く予定だったけど、みんなどうしたかしら?
半分の人たちはサマータイムをご存じだったらしく、もうバスの中にいらした。
後からいらした方は、まだパジャマだったとか・・・
最後のタクシーで駆けつけてきて、どうやら間に合って本当にホッとしました。
ayaちゃん、お世話さまでした。
朝もやのかかるパリを後にして、これから4時間ほどのバス旅行です。

すっきり晴れず、ずっと霧がかかったような田園風景を飽かず眺めながら・・・
日本語が上手なフランス人のガイドさんのソフトな声が心地よい!
わあ!見えた!

モン・サン・ミッシェルです!

段々近づいてくる 興奮します!


バスはモン・サン・ミッシェルのふもとまで乗り付けられます
バスから降りて~~見上げると~大きい!
岩山に堂々と建っています

駐車場がこんなふうになっています。

モン・サン・ミッシェルは修道院として建てられ、英仏戦争の時は要塞になり、
フランス革命の時には監獄にもなったそうです。
海の中に建っているのに、どうやって渡るのだろうって云うのが私の一番の関心事でした。
出来た頃は遠浅の砂浜を歩いて渡ったのだそうです。
1877年に地続きの道路が造られ、潮の干満に関係なく島に渡れるようになったそうです。
でもそのため、潮流がせき止められ島の周囲に砂が堆積して陸地化されてしまったとか。

中世の景観を取り戻すため、近年道路が取り壊され、2010年~2012年に新たな橋が架けられるとか・・
今2011年、工事の様子は見られなかったけど・・?
そうしたら、景観も変わるでしょうし、対岸の駐車場から専用のシャトルバスで
新たに作られる橋を渡って行かなくてはならないようです
中に入るとすぐにラ・メール・プラールのオムレツやさんがあります。
モン・サン・ミッシェルの名物で、ふわふわ特大のオムレツだそうです。

おしゃべり好きのプラールおばさんが玉子をかき混ぜてたら
おしゃべりが長すぎてふ~わふわになってしまったと云う言い伝えがあるとガイドさんが云ってました。
私たちは別のレストランでの昼食でしたが、やはりオムレツが出て、
ふわふわ・とろとろで小さいけど美味しかった!

昼食を終えて、上まで階段をどんどん登ります。

上から見ると、


満潮時だったら素敵だろうなあ~と
西のテラス

西のテラスから

教会の中

回廊はとてもきれい



一番高い所に聖ミカエルが・・・
ここの守護神(フランス語でサン・ミッシェル)
避雷針にもなっているとか(今朝のTV番組「旅サラダ」で云ってました)

ずっとガイドさんが修道院の中を説明してくれて、
最後にやっと自由時間・・・でも30分しかない

お土産屋さんをゆっくり覗いているひまもない
トイレも行かなくては ~ 有料でした
3時間半の滞在でガイド付き昼食付きだったので
やっぱり自由な時間が足りなかったなあ~
それと、海側からモンサンミッシェルを撮れるような場所でバスが止まってほしかったなあ
いろいろ心残りはあるけれど、素晴らしい世界遺産を見れて、本当に来て良かった!!
帰りのバスから、もう一度振り返って~~

パリに近づく頃は渋滞で、結局9時過ぎにやっとパリの街に戻ってきました。
セーヌ川沿いを走っていると、突然ライトアップされたエッフェル塔です!
大急ぎでバスの中からシャッターを切りました!


あ~パリだなあって!
モン・サン・ミッシェルの旅、今日もいい一日でした。