千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

インド旅行「ジャイプル」編

2012-01-21 | インド旅行
インド旅行の思い出が書けないまま日が過ぎてしまいました。
記憶が薄れてしまいそう・・・「続き」を書きます・・・



デリー観光の翌日(12月27日)は、ジャイプル観光です。

このインド旅行は、1週間観光タクシーを借り切っての移動だったので、
ホテルと息子のアパートへの往ったり来たり、朝早くから夜遅くまでの観光や食事まで、
何処へでも行ってくれるので本当に楽でした。



「ジャイプル」は、デリーから西南へ車で5・6時間かかるので、朝早く6時出発です。
マクドナルドで朝食・・・食べ物としては安心で、トイレも綺麗です。

舗装は道路の真ん中だけ、道路脇は土埃・・・でもそこで生活をしている様子が見られます
車の中、孫たちは退屈ですねぇ・・・将棋で遊んでます
 わっ! ラクダよ~   さすが砂漠の街ね!


途中、道路脇のCafeでティータイム



甘いチャイを飲んでホッとします。
チャイの後、 氷砂糖と、黄色い塊のお砂糖、そして種はカルダモンのようでした。
これらは口直しらしい・・・カルダモンには、口臭止め・消化促進・精神安定の効果もあるのよね・・

水に浮かぶ宮殿 マハラジャ(大王)が夏用に作ったとか・・・でも水は汚い

像が来た~ 走る車の中からでは写真が撮れないよ~って云ってたら、
運転手さんがスピードを落としてくれました。
だって珍しいですものねえ 


ジャイプルに入ると、ガイドさんが乗ってきて、この日一日説明をしてくれます。
でも話す言葉は英語! 息子の通訳を聞くだけなので知識は小間切れです


ジャイプルは ラジャスター州の州都です
砂漠の民が独特の文化を作って、砂漠の中に出来た街だそうです。




ピンクシティと呼ばれるくらい建て物はピンク色が多い
 当時のマハラジャが好きだった色とか・・
旧市街の入り口、サンガネール門もピンク色
 


ジャイプルで一番有名な建物・・・「風の宮殿」です




宮廷のハレムの女性達のために作られた建物
王宮の女性は人前に出ることを許されなかったので、顔を隠せるこの窓から街を見物したそうです。 
953個の小窓があるとか~  風がこの窓を通りぬけるので、「風の宮殿」と呼ばれるようになったそうです。

建物は大きいけど、奥行きは無くうすっぺらでしたので、
本当に街を見下ろすためだけの建物だったようです。



「シティパレス」を見学です
ここはマハラジャが現在も住んでいる宮殿



大きな壺が見えますが、この壺は純銀製で二つありました。
世界最大の大きさだそうです。
  マハラジャがイギリスに行く時、沐浴用にガンジス河の水を入れて運ばせたと云うから驚きです 
 どうやって運んだのかしら??


「アンベール城」
ジャイプールから20分くらい・・・少し離れた丘の上のお城
シティパレスに王宮を築く前はここが首都だったとか



このお城へは像タクシーが有名で、乗りたかったけど、午前で終わりとのことで、
え~っ、つまらない!と孫たちと騒いだら、ガイドさんがあとで乗れるからと云っていた。



可愛い像の絵が描かれたガネーシャ門をくぐって中に入る

ガネーシャとは、顔が像になったインドの神様

アンベール城から街がよく見える
やはり敵の侵入を防ぐためか、万里の長城のように尾根に延々と城壁が見える

外から見ると石の山城なのが、中は繊細な装飾が施されていて
ゴージャスで、花の絵もとても可愛い
イスラムの流れなのか、幾何学模様がきれい!
鏡のように光輝く装飾のある「鏡の間」もある





お城を出る頃は、既に夕方
ガイドさんが像に乗れるところへ案内してくれた。 

像は大きいので安定して見えたんだけど、いざ乗って見ると、
ゆっさゆっさ揺れてずり落ちそう~~~バーを握り締めて、しばらく像ドライブです

こんな時でも、像に乗っている私たちに物売りが寄ってきます。
もし買うって云ったら物が届かないけど、どうするんだろう
高い所からなので、家の中がよく見える
子どもたちは人懐っこく、手を振ったり、声をかけてくる



凄い揺れなので、写真が撮れないよ~ 残念ねえ~ と思っていたら、
そこは商売、どこかで撮っていたらしく、
像から下りる頃にはちゃ~んと写真が出来ていて、ぼけた写真が多かったけれど、
買ってきました。

細い三日月がかかるアンベール城を後にして、又長い長い道のりを車に揺られて、
グルガオンに帰り着いたのは11時を過ぎていて、いささか疲れた一日でした。