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もし体調が悪くなっても、ここだけはどうしても行きたいと思っていた所です。
ジャイプル観光の翌日は休養日にしてあったので、ゆっくりホテルで過ごしたり、
ショッピングモールでぶらぶらしていました。
孫たちが少し疲れ気味だったのと、お嫁ちゃんと孫は去年タージ・マハルへ行ったので
今回は止めにして、アパートでゆっくりすることになりました。
私たちは1日休んで元気を取り戻し、夫婦と息子で、又朝早い出発です。
タージ・マハルのある「アグラ」へは、デリーから車で約5時間ほどかかります。
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デリー ジャイプル アグラ(タージ・マハルがある都市)は、
“ゴールデントライアングル”と云われる観光ルートで、一番人気だそうです。
たまたま、息子がデリーに近いグルガオンに住んでいたため、
私たちはこの3ヶ所を観光することが出来ました。
雑然とした風景も見慣れてきて、愉しみながらお昼近くに「アグラ」へ到着です。
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美しかったです!
「タージ・マハル」はムガル帝国第5代皇帝シャ・ージャハーンが
愛妻ムムターズ・マハルのために建てたお墓です。
18年間で14人もの子供を産んで・・・でも育ったのは4人の男子だけとか
日本語の出来るインド人の女性が今回のガイドさんです。
少したどたどしい日本語でしたが、一生懸命説明してくれます。
14人目の出産時に亡くなった妻のための霊廟を、1631年から22年間かけて、完成させたそうです。
美しい妃が亡くなったのは36歳の若さと云うから王さまの嘆きはいかばかりでしょう!
全くの左右対照! すごい建築技術ですよね!
インド イスラム建築の最高傑作と云われるのも、頷けます。
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毎日2万人の人々が建設作業をして、22年間!!
本当にすごい! 素晴らしい建物でした!
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サイドも正面と同じように出来ています。
白い大理石が輝いて、壁面にはアラベスク模様、透かし彫り、立体的な彫り物など、上品な美しさでした。
大理石はジャイプールから運ばれ、象嵌に使われた石 メノウ 水晶 ラピスラズリなどは、
世界各地から集められたそうです。
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アーチの黒い模様は、塗料で書いてあるのかと思ったら、
アラビア文字を黒い大理石で埋め込んで作ってあるそうです!
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靴の上からビニール袋をかぶせて、中へ入ります。
これなら、白い建物も汚れませんね。
タージ・マハルの内部中心に愛妻ムムターズの棺、
その横に皇帝シャージャハーンの棺が寄り添うように置かれてありました。
本物は地下深くに眠っているそうです。
インド人も一度は訪れたい憧れの場所「タージ・マハル」
1983年に世界遺産に登録
莫大な費用がかかったでしょうが、それが現在「観光」として成り立ち、
インドの収入源にもなっているのでしょう
「アーグラ城」 かなり頑丈な城塞でした。
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皇帝シャー・ジャハーンは、その後、4人の息子達の後継者争いで、
第3王子に、この「アーグラ城」の塔に幽閉されてしまい、
川下のタージマハールを眺める運命となったそうで、何か哀れを誘いますね!
車の長旅もあまり気にならない1日でしたが、10時過ぎにアパート近くへ到着、
遅い夕食を軽く食べ、ホテルへ戻っても少し興奮気味で、寝付かれない夜でした。
素晴らしい「タージ・マハル」を見ることが出来て、とっても満足でした!!