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東京から軽井沢まで長野新幹線で出発です
おしゃべりしていれば、もう軽井沢?と云うくらい早い・・・1時間10分です。
駅に降り立つと清々しい山並みと、若葉の緑が目に飛び込んできました。
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ヤッホー! 軽井沢ね!
荷物を預けるため宿へ・・・歩いて7分と書いてあったし
近い~歩きましょう~とゴロゴロ荷物を引っ張って広い通りを歩いて行きます・・
インターネットで見つけた「ペンション」がこの日の宿です。
ワ~かわいい! すてきな外観を見て、みんな歓声です
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素晴らしく美しくって、気品のある女性がやさしく応対してくれました(オーナーの奥さまでした)
まだ荷物を預けただけなのに、あまりの可愛いリビング?のしつらえに早くも写真を撮らせてもらいました
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荷物を預けて、「ハルニレテラス」というところへ行ってみました。
ハルニレ(春楡)の大きな木が群生していた処を開発したようです。
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軽井沢の日常を表す小さな街と云うことだそうで、カフェや雑貨店などが並び
ウッドデッキでつながっているので、歩きやすく、のんびり楽しんできました。
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お昼にクルミだれのおそばをいただきましたが、とっても美味しかった~
午後は少し南へ・・塩沢湖タリアセンへ
「タリアセン」とは、パンフレットによると、
ウェールズ語で「輝ける額」という意味だそうです。
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まあ~まぁ~まぁ~!と云いながら、
私たちはあふれる緑と木々の影に見惚れ、しばらく佇んでしまいました。
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若葉に囲まれた静かな湖、木漏れ日を落とす小道、遠くに瀟洒な建物
この瀟洒な建物は、「睡鳩荘」すいきゅうそう・・・
旧軽井沢にあった朝吹登水子さんの別荘を移築したものだそうです。
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朝吹登水子さんは、映画にもなったフランソワーズ・サガンの「悲しみよこんにちは」や、
ボーヴォワールの翻訳家としても知られています。
「悲しみよこんにちは」と云えば、思い出すのはセシールカットですよね(古い!)
写真を撮っていたら案内の方が、暖炉の火の勢いを大きくしてくれるなど、親切な応対でした。
素晴らしい居間だと思いましたら、軽井沢別荘建築の中でも最上質なものとのことです。
小さな花を見つけながら、坂道を上がるとペパーミント色の「野の花美術館」です。
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深沢紅子(こうこ と読むそうです)さんの優しい花の絵を見てから、若草色の道を抜けて、
ペイネ美術館に出ます。
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レイモン・ペイネ・・・本当に懐かしい!
10代の頃かしら このイラストをいろいろな本や雑誌などで目にしていました。
“ ペイネの恋人達 ” 山高帽の男の子に、こんなところで再会?するなんて!
こんな可愛いイラストを描いた「レイモン・ペイネ」は、パリ生まれ、
ご夫妻の写真を見ると、素敵な美男美女でした。
誰かが促さないと、いつまでもゆっくりしてしまう私たち、
“ お茶 ”に急がなくっては~ と急に急ぎ足になるのでした。
「タリアセン」を出た処に、有島武郎の別荘を移築して今はカフェになっているお店があります
ここ「浄月庵」で午後のお茶をしました。
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外のテラスで、マフィンとコーヒー
カフェの名前にちなむのか、お砂糖入れがぶどうの模様の軽井沢彫りがステキ~
帰宅してから読んだ有島武郎の生涯によると、
この別荘で婦人公論の編集者波多野秋子と情死したとあった
何故か、赤いテーブルが思い出されて、少々気味悪い
知らなかったんですが、俳優の森雅之は有島武郎の長男ですってね
帰りはバスに乗ったので、少し遠周りしたけれど軽井沢の街の様子が見れて面白かった!
バスは中軽井沢を通って、旧軽井沢へ出たのでペンションの近くの停留所で下りて、
6時の夕食に間に合うように宿へ急ぐ
夕食はフルコースのお食事です
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新玉ねぎのスープ
お魚のポワレは、エスカルゴのソースでした・・・これは美味!
子羊のロースト、野菜もロースト
手作りパンはお代わり自由・・美味しくてつい食べ過ぎました
食後にオーナーのチェロの演奏があります。近くで聴くチェロは胸に響きます。
記念日の方にケーキが配られ、お誕生日の方に、
みんなでハッピーバースデイソングを歌ってお祝いしました。
アットホームな感じで気持ちがなごみます。
廊下に、お若い皇太子さま美智子さまがこのペンションでお茶をされている写真が飾ってありました。
オーナーご夫妻もすごく若い!
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夜は、赤毛のアンの部屋みたいな可愛いベッドルームで気持ちよくぐっすりでした。
さて翌日は、三笠ホテルを見学して、お待ちかねの旧軽井沢銀座を歩きました。
お店を覗きながら歩くのは楽しい~
万平ホテルまで木立の中を歩いていくと、途中、あの有名なテニスコートがあったのでパチリ・・・
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室生犀星旧宅を過ぎてしばらく行くと万平ホテルです
ここは数々の著名人が泊まられたホテル
私たちはここのカフェテラスでお茶をいただくことにしました。
友達のきれいな色のジュース(何のジュースだっけ?ハイビスカス?)
私は「ジョン・レノン」のお気に入りだったと云う「ロイヤルミルクティ」
これはミルクティの上に生クリームが・・・・香りも豊かで美味しかったですよ
二日目はこんなふうに、軽井沢の風を感じながらブラブラ歩いていました。
ペンションのオーナーが、“ 今がいい季節ですよ ”と云われた通り、
緑あふれる軽井沢は、本当に素晴らしかったです。
夏は車の渋滞で動けませんよとタクシーの運転手さんが云ってました。
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ステキなペンションにもめぐり会えて、
いい休暇を過ごしたような思い出深い旅行が出来、幸せなことでした。
又、長く書いてしまいました
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お読みくださり有り難うございました。