暑さもやっとピークを過ぎたのかしら、
すこ~し気温が下がってきましたが、
まだまだ、エアコンの部屋の中!!
カップの中にオモチャを浮かべて、涼感!!
少し前ですが、自粛中に、I さんが本を貸してくれました。
それは、「神様のカルテ」4冊!!
何年も前ですが、「嵐」の桜井君が主役で映画化とか~
その辺の話題は知ってはいたけれど・・・
内容はまったく知らず、お借りしても、
表紙が漫画のようなイラストなので、なかなか開ける気にならず、
積んでありました。
ある日、ちょっと暇~~~と手に取って読み始めたら、
止まりません!!
4冊を一気読みしました!
会話が多いので、スラスラ読めるのですが。
主人公はお医者さん、年中無休でフル活動する地方病院に勤務する栗原一止先生!
過酷な仕事をこなしながらも、患者さんに寄り添う姿勢に涙が・・・
自分が病気になり、最後を迎えなくてはならない状態の時、
このようなお医者さんがいてくれたら、
どんなに幸せで 安らかな気持ちになれるだろうかと・・・
もちろん、小説ですが、この本の作家さんも長野県の病院で、
地域医療に従事されているそうです。
小説は、松本市の病院が舞台
松本城、松本平から見える常念岳とか、蝶ヶ岳・・・
松本へは、昔よく行ったので、読んでいても風景が目に浮かびます。
一止先生が時々寄るお店「九兵衛」には、
お酒の好きな方なら、ご存じの日本酒の銘柄がいっぱい出てきます。
テーマは、命を扱っていて重いはずなのに、ユーモラスな会話あり、
ところどころに季節を感じさせる景色やお花の表現があり、ふっと癒されるのです。
5,6年かかって、4冊が発行されているのですが、
内科医になったころ・・・妻ハルさんとの出会い、
大学生時代のころ・・・病院内のこと・・・
読んでしまうと、心に何かが 浸みて 温かくなる。
人間を信じたくなる。
珠玉の言葉も、たくさん出てくる。
“ 神様のカルテ ” という意味はそうだったのかとうなづいて、実感!
4 冊を I さんにお返ししたら、去年発行の 「 新章 神様のカルテ 」 を貸してくれました。
5 冊目です!
ちょっと厚い!!
これは、地方病院から大学病院へ勤務となってからのお話
こちらもテーマは重いですが、スラスラ読み終えました。
大学病院の複雑な内情・・
患者さんの、病院ではなく 家で死にたい希望 に向き合う真摯な医師の姿!
やっぱり良かった~~
そして一段と作家さんの筆がさえてきたような気がします。
家に置いといて、時々ちょっと読んで癒されたいなあと思い、
4冊まとめて、メルカリで買ってしまいました!
夕暮れ時、少し涼しくなってきたような気がします。
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