ブログ仙岩

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飯館村のAさん「ベクレルの嘆きⅡ」

2013-01-10 11:23:35 | 日記
飯館村で一番線量が高い長泥地区西隣比曾地区から避難した9才の長女を持つAさんの嘆きである。

この比曾地区は原発に近い所から一時避難した浪江津島は木村さんの線量測定アドバイスで避難した地区の隣でもある。遅い避難で長女は23年7月の検査で微量の放射性物質が検出された。

それ以来、悩み、放射性物質に関する3冊の本を読み、娘をなるべく県外に連れ出し、発酵食品や海藻類、ヨーグルトなど食べさせた。しかし、福島市飯野の仮設には0.5~1.7μSv/hあり、最も低いところで寝かせている。娘の将来の影響を考えるときりがないので、今できること「食事に注意」「こまめに健康診断、検査を受けさせる」ことであると。
避難が遅れたことに悩んでも仕方がないので、今できることを考え娘のため帰還はせず夫の仕事場所に近い場所と考えている。