21世紀枠いわき海星は惜しくも遠軽に0-3で敗れる

チーム打率3割の21世紀枠の北海道遠軽は6回のワンチャンスをものにしての勝利であった。

福島県立いわき海星は、震災にもめげずに出場できた。学校の校舎はもとより校庭も津波で使用不能、無残な姿であった。そんな境遇でつかんだ甲子園出場であった。地元メデアは数回いわき海星のありようを報道した。
しかし、応援の吹奏楽部がないことに、なんと救いの神が現れた。埼玉所沢西は震災ボランティアで訪れたのがきっかけで、校歌の楽譜など津波で全て流されたが、生徒手帳から校歌の録音も担当し、応援にも駆けつけた。

また、海星応援歌やサザエさんなどはいいとしても、津波恐怖を思い出させるから、海に関係したものは止めようと考えたが、現に福島丸で航海実習もしていることから、「海　その愛」加山雄三さんの旋律も加えたという。素晴らしい友情応援に感謝、かんしゃであった。