ブログ仙岩

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三春の滝桜

2015-04-17 09:17:26 | エッセイ
三春滝桜は国の天然記念物の名木として知られ、岐阜県の淡墨桜、山梨県の神代桜とともに日本三大桜の一つといわれている。エドヒガン系の紅枝垂桜で、樹齢は1000年以上、樹高は13.5m、根回りは11.3mで、震災後見ていません。

例年は20日前後に満開となるが今年は1週間早く、滝桜が今週初めに満開となった。写真は福島民報より。

三春町は、1889年明治の町村合併で、三春町が、また、1955年合併で殆んど今の三春町ができた。阿武隈山系西側に位置する郡山、田村市に隣接する盆地にできた城下町である。

梅、桜、桃が一斉に咲き、3つの春が一緒に訪れる地域でも知られている。梅は緑がかった白、桜はピンク係の白色で遠くからでもすぐ区別がつく。

その訳は、平均気温が5度を超えると梅の花が、10度を超えると桜が咲く出す。東京は5度から10度に上がるのに約50日かかるのに、三春では25日前後と短いので一斉に咲き出すという。