ブログ仙岩

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池上彰のそうだったのかニュース解説に思う

2015-09-06 05:17:36 | エッセイ
昼は元気にミンミンゼミが鳴き、夜はコロコロとコオロギ鳴いている昨夜、池上彰そうだっかのか日本が世界が大ピンチ今起きている問題SPを見た。

歴史的な下げ幅記録世界同時株安の裏側では中国の上海での発端で、この株安は中国の人民元切り下げがきっかけだった。一体中国の元切り下げがなぜ世界的に大きな影響を与えたのか。

日本を含む貿易依存度の高い国では、高級車、高級時計が売れない。どうしてか?中国で今徹底的取締りが行われている汚職。この汚職は中国共産党独裁で官僚は水道工事で袖の下を受け取り、摘発されないから下級官僚まで汚職が蔓延、習近平体制が汚職摘発にのりだし、高級官僚が摘発され、高級物を購入しなくなったためである。

また、GNPが世界2位に君臨したが、実際の数値はもっと低くウソであろうと、もっと経済が悪化、崩壊しているのではないかとか噂されている。が、本当のことを知り分かりやすく、習近平の裏側では反論者を摘発し安定を保つ秘訣など解説していた。


また、相手に「伝わる」話し方で、池上さんは、やさしく伝えることはむずかしいのなかで、「血みどろの争いが続く中東で、パレスチナ人による自爆テロでイスラエル国民に犠牲者が出ると報復攻撃で、パレスチナ住民に被害が出る悪循環は止むところを知りません。

以前、NHK週刊こどもニュースで、パレスチナの土地にユダヤ人がイスラエル国家建設以来の中東戦争を模型を使って説明すると、小4の女の子が「それって、子どものケンカみたいだね」と一言、そうか、宗教や民族、土地を巡る争いは子供には理解でないのだと考えさせられ、人形劇説明は子どもにはテレビゲームの印象を与えてしまい、ユダヤの強制収容所の写真、パレスチナ難民の写真で視覚に訴える手法で、少しは子供に分かってもらえたという。

ISによるシリアの世界遺産パルミラ遺跡のバール・シャミン神殿などの破壊を映像で見る限り、どうしてと思い哀しくなる。