常磐線竜田~富岡間運転再開

JR東日本は21日、津波で流された駅舎と原発事故で運転を見合わせていた竜田駅～富岡駅間6.9kmの運転を再開した。福島民報より。

この4月に居住制限、避難指示準備の両区域が解除された富岡町の鉄道が6年7か月ぶりで復活、復興の大きな後押しになると地域住民は思いを新たにした。

旧駅舎から100ｍ北にできた新富岡駅では、宮本町長、今橋富岡駅長、青木いわき駅長、駆け付けた松本楢葉町長等の出発の合図を送った後、運転再開式が行われ、1日11本の運行で、楢葉、いわきとの交通が便利になり、住民の帰還の後押しにもなると期待が高まった。

犠牲になったパトカーの残骸が目に焼き付いているが、駅舎周辺にはお店も出来、浪江までの再開と夜ノ森桜並木が部分から全体が見れることを一日も早く待ち望むものである。