田んぼの蘖

米・麦・粟・豆・黍（稗）の五穀豊穣を祈り豊作を祝う祭りが各地で行われている。

天皇が頂く新米を新嘗祭といい11/23に行われていたが、現在が勤労感謝の日に代わっている。

毎日頂いている米、稲が実って刈り取られた切株の後にでる蘖（ひこばえ）は孫生の意味で、伐った草木の根株から出た芽のことである。またばえともいう。写真は、今年11月下旬いわき市四倉大野の田んぼ、ニコンD90撮影。

人は年末年始の休暇があるというが、仕事納めが大晦日、仕事始めが元日と休みなしとある農家の方がラジオで話していた。休めない作物で作業をする農家の方がいる。

米は一般には水稲で丘での栽培もある。米の字から八十八となり、88日手をかけて育て、ようやく収獲するという。白米は本当に美味しいが、江戸時代の終わりから、白米を食べて「脚気」になった歴史を忘れてはいけない。小糠も大事にしましょう。