今年の桜や白木蓮は3月末には咲き始めていた。
4月の始め、福島県立医大に行ってきた。
診察が終わって、大好きな帰りのドライブ、高速を通らず、松川を通り土湯峠を越え猪苗代に出るコースを選び、
そんな私たちの前に夢のようなシダレサクラの長いトンネルでピンクの花の通路で美しさに息をのんだ。
木々の根元には水仙やネモフィラの花が咲き、木立の間から安達太良山が見えた。
あそこはどこだったのかと、帰宅してからPCで調べたら、「右輪台山のしだれ桜」と出ていた。多分そこだと思う初めて見る名だ。
アメリカのワシントンD.C.に行ったとき、ポトマック河畔の桜並木を歩いてきた。桜祭りで人の波でに埋まれそうだった。
桜大好きアメリカ人の桁違いの多さに感動と感謝の気持ちが込み上げてきた。
この桜こそ、111年前に日本から送られた桜の苗木3000本余である。
そのお礼にと、3年後の1915年、アメリカら贈られた「ハナミズキ」で、今や日本にもピンクや白のハナミズキの街路樹が多くなった。
5月は私と亡母の誕生日である。日本の新緑は美しい。6月号ハイ!みんぽうより。
写真は日本の桜、震災前の夜ノ森の桜並木である。