温泉ライターが新年の始めに選んだのは福島県いわき市の「四倉舞子温泉よこ川荘」である。
よこ川荘は夏井川の横川と仁井田川の出会いにあり、新舞子海岸の傍にある。
元々海水浴や地引網の宿として出発、体洗いの水が温泉と分かり、温泉宿になった。
温泉ライターは3.11の翌年2012年の春に訪ねた。
その時は濁流の跡が残っており、松林にはテトラポットやコンクリ製品が打ち上げられていた。
それから11年、よこ川荘のお風呂に入るのが初めて、温泉温度は16.7度で沸かし湯である。
期待していない塩化物温泉は肌に絡みつく湯ざわり、体をグングン温めてくれる、
久しぶりの経験で大満足、海辺にささやかな名湯である。
今は高い防潮堤で海が見えなくなったのが残念ですが、その分素晴らしい温泉がありました。Time2024.1.11日号より。
この他に我が町で私が入湯した「玉山温泉」、「白岩温泉」、「カニ洗い温泉」がある。