今田さん津波で亡くした娘に卒業証書を届ける

昨日25日の朝日朝刊で「ずっと一緒に」で長男昌吾（青山学院大）、二男隆寛（仙台高専）さんの学生証が目に着き読んだところに、夕方6時半からNHK「はま・なか・あいづ」で、またも、今田さんが卒業式の会場でなく6年生の教室で、4年生で亡くなった「今田祥子」さんの素晴らしい達筆の卒業証書を生きていれば座っていたであろう机に写真と飾った。
祥子さんの呼名に立ち上がり、代わりに受け取った父の芳槙(47)さんの涙を見たとたんもらい泣きをした。

7人家族の今田さんは両親、今朝の朝日に載った妻久美子さん、3人の子を津波で亡くした。長男は大学を中退し青山学院大へ入学を控えていた。二男は仙台高専1年生で二人とも野球のエースとして活躍したスポーツマンであった。妻は福島の農業短大で知り合ったいわき市出身で、この南相馬に農業で骨を埋める覚悟ができた素晴らしい嫁さんだった。

富岡町今日3/25午前0時3区域に再編にされた

富岡町は8番目の解除準備、居住制限、帰還困難の再編でその6割が居住制限区域(20～50mSv/年）であるため、帰還を早める除染のスピードアップが求められる。町役場は居住制限区域の夜ノ森と旧富岡の間にあり、2.5μSv/hと高く、準備区域の0.8μSv/hの集会所に設置しての帰還準備作業をする。
22日に再編葛尾村（7番目）、4/1日の浪江が11市町村で9番目に再編される。

この20mSv/年未満の住めないが出入りができる避難指示準備解除区域であるが、
20mSv/年=2.283μSv/hを3.8μSv/hにしたことで、小佐古氏が内閣参与を辞任した。その一か月後（平成23年5月26日）文科省は児童生徒の被ばく量を1mSv/年と発表している。事故当時の対応線量値と今の値は当然違うが、丹羽氏は小佐古氏を批判しているが涙ながらの辞任会見がものを奏していると思う。

世界の大気汚染と福島原発の悩み

大気汚染国都市別ランキングでは、基準値満たしているトップのスイス、ノルウェー、米国、日本など45ヵ国である。順位の後半はアジア、中東、アフリカなど経済優先で排ガス対策が後回しの国が占めている。
最悪はインド、バングラデシュ、ネパール、パキスタン、中国なである。
しかし、都市別では北京など中国の7都市、ニューデー、ハノイ、テヘラン、モスクワ、バクダットなどで、汚れた都市ではニューヨーク100に対して、最悪27のバグー、次にダッカ、アンタナナリポと続く。


今年3月1日に卒業した相馬高校H君は、双葉高校からの転校生で、進学組は磐校や相馬校に行く。H君はサテライト校の人数に不足で転校した。卒業当日群馬大進学に決まったH君はルーム長として号令をかけ担任に感謝の言葉と「旅立ちの日に」歌った。今月9日震災後初めて生家の浪江請戸の自宅跡を訪ね、津波で土台と浴槽だけが残った荒れ地に、もうここには来ないだろうと30分であとにした。

21世紀枠いわき海星は惜しくも遠軽に0-3で敗れる

チーム打率3割の21世紀枠の北海道遠軽は6回のワンチャンスをものにしての勝利であった。

福島県立いわき海星は、震災にもめげずに出場できた。学校の校舎はもとより校庭も津波で使用不能、無残な姿であった。そんな境遇でつかんだ甲子園出場であった。地元メデアは数回いわき海星のありようを報道した。
しかし、応援の吹奏楽部がないことに、なんと救いの神が現れた。埼玉所沢西は震災ボランティアで訪れたのがきっかけで、校歌の楽譜など津波で全て流されたが、生徒手帳から校歌の録音も担当し、応援にも駆けつけた。

また、海星応援歌やサザエさんなどはいいとしても、津波恐怖を思い出させるから、海に関係したものは止めようと考えたが、現に福島丸で航海実習もしていることから、「海　その愛」加山雄三さんの旋律も加えたという。素晴らしい友情応援に感謝、かんしゃであった。

紅白歌合戦は応募者数から東京ドームで開催しては？

ラジオ深夜便0時台で、平成25年度予算審議衆議院総務委員会での質疑での話である。

紅白歌合戦に応募された方は、過去2010年では759,480で1,300の当選者から578倍であった。
また、2011年では、1,264,923で、1,234の当選者で1,025倍であったことから、できるだけ参加者を増やすため、NHKホールから、東京ドームのような大きな会場でやってはいかがという質問であった。

やはり、大晦日の交通機関の混雑などを考えると、現状維持がベターなのか？