オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

スペインからの電話

2009-01-01 | Weblog
正月二日。

七年前の今日、スペインから電話が入った。ヒロさんからの電話だった。

ヒロさんは、長い旅の途中。スペインはマラガ辺りを彷徨って居たのではないだろうか。前年9月、NYで大惨事があった頃に旅たち、ベトナム・インドのアジア、ベルギー・イタリア・スペインとヨーロッパを漂っていた。
旅の途上、インターネットカフェから折々にメールが届いた。

その時、私は、前の会社でサラリーマンを続けていた。
前年の秋、或る出来事をきっかけに会社を辞めることにした。だが、どの時点で辞めてよいか決断しかねていた。
会社の再編、それに伴う組織・人事日程、上司の入院などがあり、自分の都合だけを優先させる訳には行かず様子見が続いた。

12月に入り、会社の総ての方針が固まり、上司も退院して職場に復帰した。これで、辞めるベストの時期として3月末で退職の腹を固めた。

そして、イタリアからのヒロさんのメールに返信した。
「会社を辞めることにした。ついては、ヒロさんとヒロさんの会社が必要だ。戻ってきて欲しい」簡単だったが、こんな内容だった。

1月2日の電話、短い会話だったが元気そうなヒロさんの声を聞き、僕の意思を伝えた。
驚いたかもしれない。

ヒロさんは、永い旅にでるつもりでいた。分かっていたが、還ってくれと頼んだ。
それから、一月ほど経ってヒロさんは帰ってきた。

そして、その年の9月、僕はナチュラルに加わった。

ヒロさんがいるから、ヒロさんが創った会社だから僕はナチュラルと云う会社、チームのメンバーとなった。

平成14年1月2日、7年前のスペインからの電話により、今の僕がスタートした。


僕は、その時の精神(きもち)を忘れてはならない。肝に銘じ、スタッフと共に生きなくてならない。私の、原点を。

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2009年元旦

2009-01-01 | Weblog
 2009年と云う、新しい年がスタート。

今年のキーワードは『チャレンジ』で行く。

使い古された言葉であるが、個の再生、チームの活性にはこの言葉が相応しい。

己の再生はもとより、組織としての活力・目標の設定、個々人のレベルアップ、ビジネス分野の拡大、総てにチャレンジ。飽くなきチャレンジ・チャレンジ。

我々は、チャレンジし続ける集団、チームであれ!


今年は、賀状の配達が早い。8時には郵便受けに入っていた。
推し頂いて拝読する。

もう何年も、何年もお会いしていない方々からの賀状。たまさかお会いする人達、日頃より顔を合わす方からのもの。其々に思いが篭っている。
国内・海外での家族との写真、近況等。何枚かの、ビジネスへの配慮・激励を記されたもの。 「元気でおられるようだ、へ~そなことがあったのか。リタイアされたのか、一献酌み交わしたいな~」など等。心の中で呟きながら一枚づつ捲る。

ひとり一人の顔を姿を思い浮かべながら拝読する。一年一度の便りであればこそ、そこに意味が込められている。
後、10年、年毎に年賀状を増やして行こうと思う元旦。正月も好いものだ、と、思う。


よっし!「チャレンジ」だ。
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