9/1(木) 早や九月となった、今年も残り四ヶ月である。なれど、我が暮らしには何の進歩もなしとは情けなやである。
さて、先週末から昨日にかけての郷里での暮らしだが、これも何時もと同じことの繰り返しだが、一つ違ったのが30日(火)夕方より母校・中芸高校のY校長や校友会の会長・事務局長・同期生との交流会を持ったことである。
在京の同窓会代表幹事を仰せ付かりながら、何の役にも立てないでいる。責めて母校や郷里との情報・意見交換でも行い、情報提供でもできたらいいが、との思い。
奈半利町の「長門すし店」にて懇親会、校友会の会長はこの町の町長をしていた。杯が行き交い、酔った・・・。(奈半利町は、TVでも何度か紹介されている土佐黒潮鉄道ごめん~なはり線の終着駅の町である)
日曜日は蜜柑畑の草刈。妹の亭主で、同級生のHirokatuが途中から手伝ってくれた。暑い最中で、おお助かりであった。帰省中はず~っと暑かった。流石に南国と妙な感心をする始末、それぐらい暑かった。クラクラするような暑さであった。
草刈前の状態
手入れ後の畑 無花果に袋掛けを・・ 鳥が食べ尽くす無花果
シンボルの栗木 栗の下で焚き火 阿寒湖のマリモのよう
畑は、栗の木・枇杷の木・無花果・ソルダムが各一本、柿の木が五本ほどと梅が三本、各種の蜜柑が三十本ほどであるが、何れも大した収穫はなく、ハクビシンや鳥の餌となっている。今年の南瓜だけは豊作だったようで、一本で十五個ほどの収穫。これだけは鳥も獣も取っていかないようだ。
綺麗になった畑で一服する。秋には焚き火で焼イモをして遊ぶ。今年は例年になく柿の実の付きがいい、ヘタ虫に食われずに持ち応えるか?であるが・・・。
未だ青い柿 無花果の向うは故郷の山
月曜日の夜中、母が体調を崩して大騒ぎをする。この日、高知市内の病院で予約検診があった。午後1時半の予約が、受診できたのは何と5時前。チョッと酷いのじゃないかと、某院長に文句を付けたかった・・・。そんなことや待合室の冷房で冷え込んだ所為もあったか。
この夜は明け方まで眠れず。翌朝には落ち着いていた容態が、午後になり再び悪化。町の医院へと運び点滴となる。老人が居ると云うことは、こんなことの繰り返しであろう。近所に住まう妹夫妻には、感謝するばかりである。
今回の帰省では、「鮎寿司」を作ろうと思っていた。従兄弟の鮎捕り名人のHiromichiさんが、立派な鮎を届けてくれたので、帰京する前日から仕込み等。昨日の朝早くから、鮎の姿寿司に取り掛かった。
格好だけは様になっているが・・・
処が、失敗!ご飯の炊き方が悪かったこと、鮎の酢への浸け方も悪い。七匹、一年ぶりの鮎寿司は、相当感を鈍らせたようだ。上手く仕上がれば東京への土産にと思っていたが、幻となった。
姿・容はそれなりだが、飯の具合・鮎の香りがしない。それでも、一応は妹夫妻・従兄弟に配り味見を願った。(鮎だけは立派だったのに!)
このリベンジは、今週末東京にて再チャレンジである。今度こそ、だが・・・?
帰京前に畑に行く。幼木の蜜柑の根本を覗くと何と「カミキリ虫」に襲撃されているのを発見。全ての木の根本をチェックしてみると四本が被害を受けていた。宿命とは云いながら・・・。
何れにせよ、手立てをするのは次回となる。無農薬栽培なるか、はたまた・・・?
この木です