オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

弁当二種競技

2011-09-09 | Weblog

9/9(金) 朝と云うよりは深夜に連日目覚めている。今朝も然り。暇なオヤジは、冷凍庫の食材を取り出して自然解凍に掛る。暫し布団に戻り、夜明け前の闇の中で今日のメニューを再検討する。

昨夜の段階では、今日の弁当はサンドイッチということになっていた。帰宅時、駅前の東急ストアで、わざわざパンと食材のバナナ・アボガド・生クリームを購った。

サンドイッチのメニューは、「アボガドと小エビ」「バナナのフルーツサンド」と「ツナサンド」辺りを予定していたのだ・・・。

然し、今朝になって炊飯器の中に残りご飯を発見。丁度三人分程の飯が残っていた。これを見て、先週のチキンライスの件が脳裡に再燃した。今朝は冷凍の鶏肉が在る、これで残りご飯を使いキンライスを作ろうと俄然燃えた・・・。

                      

                  チキン・人参・ピーマンのみ        ご飯が入りチキンライスに

サンドの材料は昨夜から仕込済み、欲張ってご飯物とパン物の二種を作ることとなった。誰が、どれを持って行くかはご希望次第でいい。兎も角、作ることが目的の呆けオヤジと化した。それに、半端な食材を少しでも生かしてお菜も何品か用意しよう・・・。

冷蔵庫の中で半端な存在の食材を処分する。大根・ゴーやの切れ端、キャベツ・シメジなどとピーマン・人参・南瓜・タマネギ・冷凍グリンピースと取り出して、調理方法を決める。

                      

晒し・炒・煮と準備を進める。食パンは焼く・焼かないの二通りで、具材も「ハム&目玉焼き」「生クリーム&バナナ」「茹でエビ&アボガド」更に「ツナ&タマネギ」と多様。生クリームが中々泡立たない・・・。

                           

チキンライスの副食には、大根・人参・ゴーヤの甘酢浸け、豚肉とキャベツ・ピーマン・シメジを中華スープの元をベースで炒める。グリンピースは和風味の卵とじにした。仕上げのサラダは、マカロニと人参・南瓜の薄切り茹でをオリーブオイル和えサラダ。

                      

                        何れも、試食段階では上々の首尾 

盛沢山のランチメニューが完成した。さて、何を誰が持っていくやら・・・。私は、チキンライス弁当とアボガド&エビのサンドイッチ。ご丁寧に、菜は別の小弁当箱へ。(作り過ぎはいかんな~)

                    

 サラダ系の写真がなかった・・・調理後、冷蔵庫でスタンバイしていた所為。

 

 「昨夕は・・・」

神田というよりは水道橋寄りがAraiさんの新事務所であった。共通の友人と言えるO社長と訪問、そこそこに同じビルの一階にある居酒屋へと移った。

その後の体調について訊くと「心臓の方は順調だが、神経痛が・・・」とのことだった。

一杯やりながら、先近の世相や、ウルトラクールビズの次に来るファッションはどうなるのか?等、の話題となる。

四半世紀を超えた長いお付き合いとなるが、Araiさんの生い立ちなど改めて訊いたことがない。ファッションデザインの世界に入った経緯や生い立ち、来し方行末へと話題を転じた・・・。

戦時中の埼玉~群馬への疎開、その時代の食べ物、土地柄から学校生活。稼ぎをしながらのデザイン学校への入学・技術習得の方法etc。そして、長い付き合いであり相方であった女性の痴呆発症と施設入所など・・・、Araiさんの物語を聞かせてもらった。

Araiさんは昭和9年生まれ、77歳となられたとのこと。その年齢を聞くと「若い」。流行り廃れの早い世界で現役で仕事をされている所為と、生涯現役を通すと云う意気込みによるか。

感性・話方・話題ともに、四半世紀以上の前にお会いした時から変らない。常に次の時代・何が来るのかを考えている。

日々の暮らしの中、一人暮らしでの料理について話題が及ぶ。群馬疎開時代に知った、ご当地の「ウドン」の食し方を応用したパーティ料理etc。

 そんな昨夜のことが刷り込まれていた所為か、今朝は弁当狂い・・・。

コメント
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