オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

日々お酒

2014-03-07 | Weblog

3/7(金) 早や週末を迎えたが、仕事の方は一向に進捗しない。こんなものかと思えればいいのだが・・・、そこまで達観できない凡人である。そんな日々を送りながらも、酒場に顔を出すのだけは欠かさない律儀なオヤジである。

5日、夕刻には東京に着くはずの熊本の友人Tからの連絡を待っていた。が、いつまで経っても携帯の呼び出し音は沈黙したまま。20時近くになったので会社を出た。連絡を待つまでの間、近所の酒場「ローカーボ」にて軽く一杯とした。

先客が三人、一人だけの若者と年配の二人連れであった。何度か顔を合わしている二人連れは、マスターの作る新メニュー「蕎麦」を食していた。其処に、AJIRO氏特製のあの“唐辛子”が添えられていた。私が先夜に置いていったmy唐辛子の小瓶である。

『どうですか?』と、唐辛子のことを訊くと「旨い、いい唐辛子ですね。これを買うことができませんか」と云う。『私の友人が作っている手作り品なので、もし売物にしたらバカ高いものになるでしょう』と応えた。

此の夜は殻つきピーナッを摘みに、ハイボールと赤ワイン二杯で切り上げた。

                         

この日の午後、幕張メッセで開催中の“FOODEX”という食品&飲料の国際展示会を雨の中をついて見てきた。例年のことながら凄い入場者であった。この大人気の展示会の入場券が残っていたのでマスターに渡した。国内1000社、海外1600社と主催者が謳っているぐらいに大規模な展示会である。

知人のSUZUKI氏が毎年入場券を送ってくれる。彼はお土産品で有名なワイハの某チョコレート会社、この社の日本法人代表である。出展しているブースに顔を出すと、お土産を頂戴するのが常。これが目当てではないが、顔を出したところ・・・・とまあ、何時ものことであった。私は、オリーブの加工品を見たかったので探したが、目新しいものは見つからなかった。

何故オリーブかと云うと、村興しにオリーブの栽培はどうかな、などと思いついた次第だ。戦後、故郷の山の上に拓かれた開拓村がすっかり寂れていると聞く。ここにオリーブを植え、新しい仕組みを作りたいなどど夢想している。後輩のEBISUI君の従兄弟が、小豆島のオリーブ園の支配人をしていると聞いたので、訪ねてみようと思ったりしているが・・・。

またしても余談が長くなった・・・。

結局、ホテルにチェックインしたとTからの連絡が入ったのは人形町駅で地下鉄に乗ろうとした22時前となっていた。熊本を発つのが遅れたとのことであった。「明日、宜しく」と云う挨拶だけを受けて、この夜に会うのは止めた。

 

そして昨日、朝のスムージーはバナナ・ミニトマト・リンゴを半分、ウコンを少々加えた。綺麗なバナナ色のスムージーとなった。この日は、11時に大手町の某社をスタッフのAKAGI君を伴っての訪問。北風が強い中を、大手町まで歩く。何時もなら十五分で着けるのが、膝の調子が悪いので二十分も要する始末。

                        

AKAGI君に「昔このビルに建て替わる前だが、〇〇〇ビルと云ってた時代に、このビルに勤務してたんだよ」と、昔語りをしながらビルに入った。某社の担当者から、見積もり案件について説明を受けた。その後、同じビルの一階に在るN社の展示施設に勤務するMITUHASHI君と会い、お茶などして近況を聞いた。この施設も閉館の計画があるとか・・・。

昼過ぎにTが宿泊している帝国ホテルに向かった。彼とロビーで待ち合わせた後、丸ノ内線で茗荷谷駅へ。東京都福祉局の開催する、福祉施設建設などの事業者説明会に出席した。私の仕事とは縁が遠いが、Tは熊本で福祉事業や学校経営をしている。都内での事業展開を、具体的に考える段階ではないようだが参考にしたいとの上京である。私もTに付き合って、異業種の情報収集と云う処か。

説明会の終了後、一旦帰社。それにしても寒い、春は何処へやら。寒さが身に染みる。

六時半、銀座でTと待ち合わせて、六丁目の焼き鳥店「鳥繁」に入った。焼き鳥を摘みにビールやハイボール飲む。が、Tの吸い込みが悪い。どうしたんだ?と訊くと「これから人に会うのに酔っちゃまずかろう」と、殊勝なことを言う。次の店に、社会貢献活動の大家、WATANABE KAZUOさんのお出ましをお願いしている所為だ。

 WATANABEさんは福祉法人の理事であり、かつては特養施設で施設長をされた経験を持つ。説明会の会場で、急にTに紹介しようと思いつき、連絡を入れた。奥様との食事の約束があったので、食事の後に来て頂くことになっていた。私が、無理強いをしたような塩梅だが・・・。

『少々飲んでも、酔っ払わなけきゃいいんだよ』と、奨めた。飲み場所について、Tは帝国ホテルの中華にしようと言ったが、腹が張っては酒が飲めんと、焼き鳥の「鳥繁」に誘った次第。この店の「ドライカレー」を以前に喰って、えらく気に入ったのも店選びの理由の一つだが・・・。

次の店は、同じ六丁目に在る「順」であった。以前にWATANABEさんを案内し、カラオケをたっぷりと聴かせてもらったことがある。挨拶が終われば、T&Wでカラオケ合戦でもやってもらえばいい、と云うのも店選びの訳だ。八時過ぎに「順」に入ったが、小さな店内には未だ客は居なかった。

九時前にWさんが到着、二人を引合せた。最初はぎこちなかったが、酒が進みカラオケが始まるとすっかり打ち溶けた様子。二人とも、唄が上手くなった…施設で、老人相手にカラオケ教室でもやってるんじゃないか?と、勘ぐっちゃうぜ・・・。

Wさんは、わざわざ自著を二冊、Tのために奥さんに届けさせてくれた。寒い中を申し訳ない限りである。

かくして、東・西のカラオケ福祉対決の夜は更けゆく・・・・。立行司の私は、銀座の土俵には立っても相撲は取らない、取れないのであった・・・・。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする