3/19(水) 今朝は、朝飯をたっぷりと喰ってしまった。昨晩に暇に飽かせて晩飯を作った。その残り物の「牛筋煮込み」と「ブリ大根」にご飯と云う、フルだった。今日は昼前に来客があり、一緒にランチの予定があるのにも関らず、朝から飯を喰うとは・・・。相棒のHIROさんが、入院で喰えない分を喰っていると思うしかない?そんなのありか?
そのHIROさんが、術後三日目を迎えるので様子を伺うことにした。当人は「来ないでくれ」と言っているようだから、押しかけである。昼前の来客との対応を終え、ランチの鰻重をご一緒してから外出した。
午後から空模様が怪しくなってきた。北風が強くなり、午前中の天気とは裏腹だ。三越前駅に向かう途中の、横の通りの「おかめ桜」が満開であった。豆ザクラと寒緋桜の勾配腫で色は緋色、花弁は彼岸桜のように小さい。もっと前から咲いているはずなのに、今日まで気付かないとは・・・。
武蔵境の病院に着き、手術前とは変わっている病棟を受付で訊く。五階のナース・ステーションで部屋を確認し、訪れた。当然のことながら、パジャマ姿のHIROさんが病人のような恰好で居た。手術前とはさして変わった様子はない。付き添いの女史を交えて、一階のタリーズでコーヒーを飲みながら、幾つかの報告をし、話を聴いた。
「手術の夜は身動き出来ず苦しかった。あんなに辛かったことは生涯で初めてだ」と、その苦しく辛かった一夜を語る。夜眠れないし、まだ痛みが残っているそうだ。そんなHIROさんだったが、私が冗談を咬ます、と笑う・・・痛みが走る。そんなことを何度か繰り返した。余り笑わして、病人に差し障りがあってもいけない、早々に引き揚げることにした。
顔色もいい、手術の傷さえ癒えれば問題ないだろう。来週早々には退院できそうだ。そんな風に感じて病院を後にしたのであった。
明日の午後便で帰省の予定だ。お彼岸になるので、墓掃除とお参りである。暇じゃなきゃ出来ない、毎度の里帰りだ・・・。