オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

五目チラシ

2017-01-16 | Weblog

1/16(月) 今日の弁当は久々に「五目ちらしすし」にした。昨晩、暇にあかせて弁当料理の本を捲ってみたら、五目チラシのページで目が止まったのだ。ここ暫くは祭り弁当を作っていないので、久方ぶりにそんな気になった。

前夜の内に干し椎茸を鍋水に入れて戻すことにした。人参・筍・牛蒡・干ぴょう・蓮根と食材を確認すると、全て揃っていた。これで明日のメニューは決まったと自室に戻り、蒲団の中で本を読みながら眠りに就いた。

今朝の目覚めは五時半であったが、蒲団を出たのは六時過ぎ。直ぐに台所に入り、弁当の準備を始めた。先ずは、寿司用の甘酢作りから入り、次いで具材を切りそろえて灰汁抜きをする。添える菜をどうしようかと思案する・・・・。

昨夜の大根&鶏手羽元煮があったので、これも使うことに。ギンダラの粕漬け&西京漬けを焼く。野菜系は、インスタント春雨と茹でキャベツ・ブロッコリ・シメジのサラダ風。もう一品は、ピーマンの肉詰め焼き。以上となった。

                        

昆布・日本酒・塩少々を加えた飯も炊き上がり、すし桶ならぬボウルに移して酢飯用に作った甘酢と胡麻で混ぜる。砂糖と塩を適当にふり、炊きあがっていた具を加えて混ぜる。たったこれだけのことだが、普段は酢飯用には柚子酢の加工品「てまいら酢」を使うのだが、今日は生酢と砂糖・塩に酒・水を調整して作った。塩梅はどんなものか?

                          

最後に錦糸卵ならぬ、うどん卵のような卵焼きを刻んで弁当に載せた。完全な手抜きであるが、一応それらしく見える。今日明日は、弁当二つである。

                         

 

 - 寒風の中、水辺に遊ぶ ―

土曜・日曜と連続して水辺に遊んだ。土曜日は曇天の上に風が強く、寒かった。水遊びに来ている老若男女は、暖房が利いた観覧席に籠って水辺までは下りてこない。そんな中で、我慢強くて辛抱の利く小生は、ボート競技のフェンス際まで足を運び、寒風にコートの襟を立てながらも暫し見いった。

木曜日から郷里の先輩が上京し、奈加野に泊まっている。奈加野の店主と同級生のこの先輩がボート遊びと玉遊び(台版に金属の小さい玉を弾いて遊ぶやつだ)が好きなのだ。どうせ負けるに決まっているのだが、万に一つと云う僥倖に恵まれることもあるのがミソだが。元母校の校長、前町会議員とは思えぬ人間的な先輩なのだ。まるで、オイラのように

そんなこともあり、日曜日だけの水遊びが土日と連続しての遊びになったのだ。何時ものように加野オヤジの運転する車に同乗して平和島へと向かう。

遊び婆場に入ると、最終レースまで一人で行動するのが私流。最終レースが近くなると、奈加野オヤジから電話がはいる「どこにおるがぜよ、こっちへ来いや」と。其処で初めて今日の遊びの首尾を訊きあうのが常だ。土曜日のオヤジは余裕があった、一方郷里からの先輩はボヤキがつづく。日曜日も同じ光景であった。

日曜日の最終12レース前に二人と合流し、今夜の一杯のっことになった。何処へ行くかと。其処でオイラはこう言った『このレースをとったものの奢りと云うことにしようよ』と。それが良いとなった。この日のオイラは、前日、土曜日の儲けを半分ほど吐き出していた。結構手広く舟券を買っていたが、肝心の一艇が違う(三連単と云うやつで、1~3着の順と買った番号が一致しなければならい)のだ。

最終レースはポケットに残った小銭だけにしようと思っていた。が、最終レースと云うのは大体が堅い、本命が入る確率が圧倒的なのだ。と云うことは、配当は僅かとなる。これじゃ面白味がねぇ~・・・。てなことで、思い切ってこれまでの一番大きく買うことを決断した。前日の蓄えがあるからこそだが・・・。

本命確率が高いとはいえ、勝負は水物。何が起きるか判らんのだから、どの艇がきてもいいように幅広く買った。この前のレースで大きいのを逃した所為もある。

投票締め切りの音楽のテンポが速くなり、締切り一分前となった。さて、愈々最終レースのスタートだ・・・・。六人の選手がボート艀に並んで審判?に敬礼をし、自分の艇に乗りエンジンを掛ける。そして第二マークを廻って、スタートの位置取りだ・・・・。ここからスタートまで一分くらいかな?

後方の4~6の艇がエンジンをふかしてスタートする、一番前にいる1~3号艇が徐々にスタートし一斉にスタートラインを目指す。このスタートタイミングで出遅れや、フライングが起きると失格となる。それだけにスタートから150M先の第一コーナーを廻り込むまでが見所、勝負処となる。

と云いながら、レースの結果は大方の予想通りの結果となった。1-3-2 の号艇の着順であった。ちっとも面白くないね~、これじゃ。配当は1610円(100円で)、戻って来たのは8050円である。なんと、三人とも同じ額を買っていたようだ・・・。

奈加野オヤジ曰く「三人ともとったから割り勘だな、いいよな」だった。夕焼け雲を高速道路の彼方に見ながら、渋谷へと。道玄坂にある台湾料理の老舗「麗郷」の円卓に知らぬどうしが同席し、紹興酒の燗を冷えた体に注ぎ、ニンニクの利いた料理で衰えた体に活力を与えだのであった。

オイラもとうとう不良先輩、不逞先輩の毒に感染したか? 然し、休日の一時を過ごすにはいい遊びだ。一日中部屋に垂れ込めて本のページを捲っているよりは、だが。

送り迎え付で、年金老人らしき面々の遊びをみて、ボートの爆音を聴き、ビールを飲みながら次のレースに頭を巡らす。ゴルフに行ってるよりいいな・・・止めたけど。

そんな週末を過ごしたのであります。以上、報告終わり!

 

 

 

 

 

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