オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

はやく言ってよ!

2017-01-18 | Weblog

1/18(水) 昨夕は「高松」から「ローカーボ」へ、仕上げは「ちょっぷく」であった。相も変わらずパターンはおんなじ、犬の散歩と一緒だ。ワンワンパターンさ。

夕方近くなってから、友人のT物産社長のOKAZAKI氏が来社。漸く新年のあいさつ回りが済んだとのことだが、九州から北海道までお客さんがあるから大変だ。それに引き替え、オイラなんぞは斯様な習慣は止めたと云いたいのだが、実態は訪問すべき客がいない。O社長が羨ましいぜ!

そんな対照的な二人ながら、雑談の中身と云えば共通する。 ゴルフや遊びのことも話すが、それだけじゃないさ。本題は仕事のことだが、切実かつ根源的な課題だ・・・・。そんなことを話しているうちに、ドトールの閉店時間六時になり、追い出されてしまった。と云う訳で「高松」からの夜の部がスタートした次第。

付き合ってくれたのはHOYAの兄貴さ。兄貴とも仕事に関する根源的な課題が話題となり、意見の一致をみたが解決は個々の問題となる。故・武島一鶴先生は「問いを発せず答えを発せ」と残したが、その言葉に共通するか。

斯様な次第で帰宅は23時半頃であったろうか?お疲れの家人は既に自室に入っていた。迎えるはずの雌猫ミーコは、ホッカホッカのカーペットの上に横たわったままで見向きもしない・・・・。

寒風に凍えた体を、壁から吹き寄せるエアコンの風で温めてから蒲団に入ったはずだ・・・。なにやら面白くもない夢を見ていたが、目覚めた瞬間に消し飛んだ。なんと、目覚めの時間は七時になっていたのだ。

急ぎ台所に向かい、弁当の準備に入った。時間がない、米は鍋で炊くことに。冷蔵庫を開けると、冷凍の豚バラとギンダラ西京漬けを解凍のために置いてあった。前夜に準備を整えていたのだ!エライ!酔って帰ってもやるべき仕事はしてあったのだ?

 と云うことで、前夜考えたメニューを思い出し、出航となった。今朝は豚バラ肉で「肉じゃが」を、更に豚バラと大根と筍を千切にした中華風の炒め物だ。

西京漬けを焼き、準備真っ盛りに家人が二階から降りてきた・・・・。

「今日は忙しくてゆっくり食事ができないの。オムスビにして頂戴。それと卵焼きがあればいいわ」と、のたまった。エッ!てなもんだ。早く言ってよそんなの ―TVでやってるCMじゃないが、その一言に尽きるぜ!挙句、今日は一人分の弁当なんだ。

とは思いながら、山の神のご宣託には逆らえない。急遽オムスビ用に紅鮭の切り身を焼くことにした。他には梅干しが具となる。

然し、作った菜はどうするんだ?晩飯の菜にするとしても一人分でいい。オイラの今夜は、知人でクライアントでもある某社の役員の誕生日祝いを銀座でやる予定なのだ。

炊きあがった飯と、仕上げに入った菜を前にして決断を下した。貧乏オヤジで何時もランチタイムを一緒にするYOSHIOと、オムスビ会をしようと・・・・。事務所を移転してからのランチタイムは一人前のランチセット(サンドイッチか厚焼きトーストのセット)を二人で分け合っている。

「ロリオ」云う年配のご夫妻らしき二人がやっている喫茶店だが、近頃は、「何時もセット」で通じるようになった。コーヒーを、ホットかアイスにとオーダーするだけで済む。

山の神のオムスビセットを渡し、YOSHIOとの弁当を準備した。鮭&梅干しのセットに、菜は何時もの弁当箱に詰めるのだが、これが問題なのだ。何が問題かといえば、分けるのでひと悶着が起きるのだ。そうならぬように、二っづつに小分けした。

                            

以前は時々、オムスビやサンドイッチを二人分持参してランチ会をやったが、その時にもYOSHIOは鮭は、卵がハムがいいと、俺が持参した弁当にさえ自己主張しやがった。今日も何か云うだろと、二パックに小分けしたのだ。

人参・ジャガイモに糸蒟蒻の肉じゃがも、大根・筍と豚肉のキンピラ風炒め物も上々の味に仕上がっていた。卵焼きのことは云うに及ばずだ・・・・。一人分の菜と、小松菜のお浸しとブロッコリは、置いていく。残りを一つの弁当に詰め込み準備完了となった。

                           

  ― 後刻談 -

この弁当を何処で食すか、それが問題なのだ。社内では食べたくない。となれば公園のベンチか?寒そうにしてオヤジ二人が一つの弁当をつつく姿は、差し詰め、ホームレスか。それも良しだが、思い立ったのはランチタイム客も引けた「ちょっぷく」だった。オイラが未だ自分の弁当を持参し、USUI老が居た頃のことだが、昼に弁当を食べれなかった夜。「ちょっぷく」で広げたものだ・・・・。

二時過ぎ、二人で「ちょっぷく」へと。未だ奥に客の姿があったが、ランチタイムは過ぎている。YAMAちゃん店長に『奥のテーブル借りるよ。弁当喰うからネ』と、声を掛けた。「おお~いいよ、うちのランチも喰えよ」と言うが『そんなにゃ喰えねょ』と。

セルフのお茶を入れて、食べ始めた。最初に『これ、全部小分けにしてあるからな』と言うと、「本当に?」と信じない。今、分けてやるよと、一つづつ取りだしてパックの蓋に載せてやると「本当だ~」と感心した。オムスビも二個づつだからネ・・・・。菜を口に運んだYOSHIOが旨い~ と、ギンダラを口にすると更にウマっ!ときた。

― 飯を食べながらYOSHIOの告白・・・「実はね、今朝、思っていたのは、何時も同じものばかり喰ってるからさ、厭きちゃって。今日あたり違うものにしようと提案するつもりだったんだ」 ― 。なんだ、グッドタイミングじゃねえか。こう云うのを以心伝心っていうんじゃねぇか、と応えた。

『美味いに決まってるだろう、オイラのお手製だぜ!」と、講釈を垂れたのは云うまでもない。少ないようで量も十分だ・・・、YAMAちゃんが味噌汁を温めて持ってきた。100円くらい払いなよ!と、YOSHIOに冗談を噛ませたのはオイラさ(その前に、五百円玉を巻き上げていたが)。

場所を借り、お茶を頂き、味噌汁を貰い、ランチの残り菜まで差し入れられた。もう喰えないよ、状況になっちまった。挙句、使った食器や弁当箱まで、パートの小母さんが洗ってくれ、乾燥機にまで。願ったり叶ったりとは、このことか?

 

もう一つ、昨日の後刻談だが。競馬のことだ。残念ながら外れました・・・、私の廻りは全員外れ!次に頑張るとさ。笑っちゃうネ。

 

 

 

 

 

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