12/30(火)夜半から降り出した雨は強かったが、朝方には上がり陽が射す一日となるも北風強くて寒かった。
そんな一日であったが、夜もすすみ穏やかであるが明日の冷え込みを思わすような今である。
令和二年も明日を残すばかりとなり、独居ながら新年を迎える準備を整えた。掃除は既に済ませてあるので、昨日は仏壇の掃除.
そして今日は床の間の掛け軸を「赤富士」にかえ、干支の備前焼を牛の置物にした。最後の鏡餅を待つばかりと夕暮れとなった。
夕餉の支度をと居室から出て玄関を覗と立派な「鏡餅」が、ものぶたに収まって置かれていた・・・。
十日ほど前か、何時も赤飯などを届けてくれたていたSHIZUEお婆さんから「お鏡は飾るかよ」と聞かれて飾ると応へると、「作るきに」と言った。
SHIZUEさんは高齢になりそれまで地元の「じねん工房」に納めていた赤飯作り等を子供達から止められて止めていた。蒸籠なども子供が持って行ったとのことであったが、正月用の餅は作るようであった。
とはいいながら、高齢なのでどうかな?と思う気持ちであった。昨日、従姉が伸し餅を頼んであると訪ねると、失敗作であったと聞いた。そんあこともあり無理かなと思っていたのだが、今夕になって綺麗な餅が届いたのだ。
相当な無理をさせたのではないかと思っている。今日届かなければ明日、町のスーパーで買ってこうと思っていた。無理をさせたのではと思う反面、嬉しかった。
夕食後、三方を出して鏡餅を床の間に供えた。これで新年の準備はつつがなく整った次第である。
独居故の気楽さでお節などと云うものは作る気はない。食品類だけは一月以上は籠城できるだけあるのだ。勿論、贅沢なことをしない前提だが。米味噌・醤油に、筍・猪・鮭にモクズカニ・鮎まで大きな冷凍庫に眠っているから。
正月明けまで食品は一切買わないつもりだ。いけねぇ~、山葵が切れそうだ!・・・。