8/23(月)今日の天気予報では昼頃に雨のマークが付いていたが、雲が広がり厚くなっただけで雨粒が落ちることはなかった。
久々に青い空がのぞく時間もあり、漸く長雨が終わったと一安心した。
然し酷い雨空がつづいたものである。一昨日は我が家から上流で土砂崩れがあり馬路村への道路が寸断、復旧の目途が立っていないとのことだ。
八月八日の夕から降り出した雨は翌日の朝にあがり、11日から再び雨となり昨日まで降りいつづいた。強弱を繰り返して、なんと十二日も降ったのだ。
野菜畑の畝の溝も水浸しで雨水が溜まっていた。日照りも辛いが水浸しも可哀そうである。蒔いた種も流れてしまった。
安田川は洪水から大洪水になり、少しお落ち着いてきたかと思えば大雨で洪水の泥濁り。その濁りも今朝になり再び落ち着いてきた。
朝、従兄がきて鮎釣りができそうだと云う。従兄は母の実家の長男で、今年で九十歳になるかな?。酸素ボンベが手放せなくなり、数年前からは電動車椅子ながら、鮎の餌釣りをやる気満々だった。要は、町まで行って釣り用の餌とコマセを買ってきてくれとのことだ。
顔を合すたびに「しんどうていかん、もう長うない」が口癖で、救急車のお世話にも何度かなっている。が、田圃の見回りにはいくし、田植え時期にはトラクターを運転して田起こしをする。
子供の頃から親しんだ釣りの血が騒ぐと云うことだ。友釣りは川に入らなければできないが、餌釣りなら岸辺から竿を出せばできるのだ。ご希望に応えて餌を買ってきて渡した。
後で川岸まで様子を見に行った。酸素ボンベを脇に置いて一生懸命仕掛けを用意していたが・・・。
一時間ほどして我が家に来て「いかん、まだ水が太い。釣れざった!」とのことであった。
今の鮎は美味しくない。餌を食べていないので痩せているし、泥水で腹も汚れているのだから。それでも獲物を追いたいのは長年親しんだ性であろう。
雨の間、買い物に出るときと、姪の店でのコヒータイム以外は家に垂れ込めて過ごした。少ない脳みそにも黴が・・・。これからは外仕事が待っている!。