6/9(火) 「豆ご飯」なんて書くと、なにげに可愛いいイメージが浮かぶのは私だけだろうか? 今朝の弁当は、その可愛いイメージのする〝豆ご飯〟である。
出来上がった代物は可愛くも感じないが、言葉の持つイメージは、私には可愛く感じる。冷凍で取り置いたグリーンピースを使った豆ご飯である。何時もなら、豆と一緒に炊き込みにするのだが、今朝はグリーンピースは別に煮て、炊きあがったご飯と混ぜ合すタイプにした。豆は、ちょっと甘辛めに煮た。
ご飯は、昆布と酒、塩をパラリと降って鍋炊きご飯である。炊きあがってからグリーンピースと混ぜ合わせて出来上がりだ。どうせなら、豆の出汁色を抑えてもっと鮮やかなグリーン色を出せばよかったか、と思った。
昨夜も帰宅は早かった。「ちょっぷく」でハイボールを二杯だけ飲み、土曜にあった鶴見の祭りの礼をYAMAちゃん店長に言って、早々と引き上げた。その帰り道の車中で「明日の弁当や如何に」と思案した。その結果、我が知の宝庫から浮かんできたのは・・・・。知の恵みならぬ、冷凍庫の中、ジャーン!!
凍えきってビニール袋の中で固まっている「グリーンピース」の姿が見えた。早く食べてあげなくちゃ、で思いたったのが「豆ご飯」と云う次第で、何ともイージーである。
菜はなににしようか? ちょっと軽めにスマートにいきたいものだが・・・。なにしろレパートリーが狭い、知の泉も底が浅くて浮かびようがない。軽めで思い立ったのが「オムレツ&ジャーマンポテト」であった。これが軽いかどうかは異論が出るかもしれないが、従来の組み合わせにはないはず。ジャーマンポテトそのもが、本邦初演かな?
他に肉系で軽いものを描くが・・・・浮かばん。冷凍庫には豚バラ・肩肉、鶏、挽肉、鮭・・・・。などと思い浮かべてみると、魚の部に内臓抜きの秋刀魚にアメゴが在るのを思いだした。それで「秋刀魚」を焼くことにした。
肉の部は、野菜を使ったものを考えた末「ピーマンの肉詰め」と相成った。以上が、人形町から学芸大学へと帰り着く32分の間に考えた成果である。駅前の東急ストアでジャーマンポテト用のベーコンと、肉詰め用のピーマンを調達してから帰宅。明朝の準備は万全、万端整ったのである。
さ~ぁぁ、朝を迎えた。が、妙に変だ、何時もの朝、明け方の様子じゃない・・・・。なっなんと、時計の針は7時10分を指していたのだ。今更、慌ててもしょうがない・・・。
昨晩の就寝は、零時を過ぎてはいたがそれほど遅くはない。問題は、深夜の三時前であったが、寝汗を掻きそれが冷えて目覚めた。ここのところよく有る、寝汗でかゆくなって目覚めるとか。昨夜は涼しいぐらいだった、それが寝汗をかくとは・・・・、 悪霊でも現れたか?
そんなことが有った所為かな、寝坊をしてしまったのは。何れにせよ失態であった。昨晩考えたメニューの実現や如何に! 風前のともし火だ。
正直どうするか迷ったね。家人の出勤には十分間に合う。が、長女には間に合わぬ、そろそろ立ち寄る時刻だ。
こうして記すと、随分考えているようだが、その間は精々二分だね。兎に角やれるだけのことはやろう、と台所に立った。鍋ご飯を仕掛け、グリーンピースを鍋に、挽肉を取り出し、オムレツ用の材料を下拵え、ジャガイモを電子レンジで茹で、と続く・・・・。
長女が現れて曰く「なんだ、ないんだ」と、昨夜の残りのカレーを弁当に入れて行った。だらしねぇOYAJでスンマセン・・・。
何とか定めたメニューが仕上がった時は、八時になっていた。さて、二人前プラスαを目途に作っている弁当で、今朝も同様だ。先ずは、家人の弁当に詰める。未だ未だ十二分に残る・・・・。
ヨッシ!久々に弁当を持って行こう。と、自分用の弁当が久々の登場となった次第だ。