紅葉の季節になりました。
私にとっては、「紅」よりも『黄』への思いがより強いのですが。
最も印象深く残っている記憶は、18年前。
大きなお腹の私が出産に向かうタクシーから見た大阪城公園。
黄色というよりも金色に光を放つような銀杏並木でした。
せっかくだから、
生まれてくる子に、それにちなんだ命名をしようかとも思ったのですが、
変にババくさい音感にしかならず断念しました。
その子が成長し、保育所に入ったとき、
庭の一角に立派な銀杏の木がありました。
ギンナンを実らす女の子の木でした。
だからってなにも、おやつにギンナンを出さなくてもいいのに。
娘はギンナン嫌いになりました。いいけどね。
私の最初の銀杏との出会いは、小学校。
運動場の鉄棒のはしっこに、それはありました。
娘の保育所の木よりも、さらにさらに大きかったはず。
葉が落ちれば、幹の周りはふかふかの黄色いラグでした。
綺麗な色形の葉を集めてバラの花を作りました。
娘が小学校高学年になったとき、
学校で習ってきたと言って、嬉しそうにそらんじたのは、
金色の小さき鳥の形して 銀杏散るなり夕日の丘に
与謝野晶子の短歌でした。
「お母さんも好きやわ。景色が見えるよね。」
そんな話をしたものです。
今日、偶然届いた私の卒業した高校の同窓会会報、
1面にどーんと映っているのは校舎玄関の校章。
銀杏の葉を2枚合わせた形です。一見、三葉虫と呼んだものですが・・・
18歳、大人と子どもの微妙な境目の誕生日を迎えた娘。
私も娘も、銀杏には縁がありそうです。
私にとっては、「紅」よりも『黄』への思いがより強いのですが。
最も印象深く残っている記憶は、18年前。
大きなお腹の私が出産に向かうタクシーから見た大阪城公園。
黄色というよりも金色に光を放つような銀杏並木でした。
せっかくだから、
生まれてくる子に、それにちなんだ命名をしようかとも思ったのですが、
変にババくさい音感にしかならず断念しました。
その子が成長し、保育所に入ったとき、
庭の一角に立派な銀杏の木がありました。
ギンナンを実らす女の子の木でした。
だからってなにも、おやつにギンナンを出さなくてもいいのに。
娘はギンナン嫌いになりました。いいけどね。
私の最初の銀杏との出会いは、小学校。
運動場の鉄棒のはしっこに、それはありました。
娘の保育所の木よりも、さらにさらに大きかったはず。
葉が落ちれば、幹の周りはふかふかの黄色いラグでした。
綺麗な色形の葉を集めてバラの花を作りました。
娘が小学校高学年になったとき、
学校で習ってきたと言って、嬉しそうにそらんじたのは、
金色の小さき鳥の形して 銀杏散るなり夕日の丘に
与謝野晶子の短歌でした。
「お母さんも好きやわ。景色が見えるよね。」
そんな話をしたものです。
今日、偶然届いた私の卒業した高校の同窓会会報、
1面にどーんと映っているのは校舎玄関の校章。
銀杏の葉を2枚合わせた形です。一見、三葉虫と呼んだものですが・・・
18歳、大人と子どもの微妙な境目の誕生日を迎えた娘。
私も娘も、銀杏には縁がありそうです。