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*165*の日々です

新春は日本画から

2013-01-02 22:00:00 | 学・楽・感
年末年始というものは公共施設は閉まっているものです。
美術館、博物館も然り。
ところが、1月2日から始まる美術展がありました。
百貨店のギャラリーなどではなく、きちんとした美術館の催しです。
しかも、初日から2日間は入場無料!
うれしいお年玉です。

 

日本画 その妙なる世界 / 西宮大谷記念美術館

この美術館では、込み合った中での鑑賞ばかり経験していたのですが、
今回は、入場者もまばら、たいへん静かでした。
理想です。

日本画ということで、掛け軸、屏風絵などもあります。
屏風絵は離れてみないとせっかくの奥行きが台無しです。
それができるように鑑賞スペースを広くとってくれていました。

秋から冬にかけての風景画が多かったように思います。
吹雪にたわむ松の木が、動画のように見える作品もあり不思議な世界です。
人物画は少数、私にとって目新しいものは少数でしたが、
並んでいた上村松園と伊東深水、同じ美人画でも比べると面白いものです。
似た雰囲気はあるものの、
松園の描く女性は「私、1人で大丈夫」タイプ。
対する深水は「さあ、いらっしゃい」誘うような色気を感じます。

「山下摩起」という初めて見る作家の作品が複数ありました。
風景画も人物画も両方です。
ただ、思うのは、着物姿の女性を描く場合、
着物の柄というのは、四季の風景画でもあるのです。
ちょっとした発見でした。

この美術館は入館して真直ぐ進むと、
建物の向こう側の日本庭園を広いガラス越しに見ることができます。
ガラスの継ぎ目が縦にいくつか入っているので、
それが返って屏風絵のように見えます。
こういうときには、作品一つ分得したような気分です。

中にいる間に少し雨が降りました。
ひんやりした夕景も日本画になりそうでした。

 

コメント
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