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*165*の日々です

住所知らず

2014-04-17 23:44:23 | 
娘が就職したのは某生命保険会社です。かなり大手!
現在研修中なのですが、
毎日テストテストで、毎晩勉強勉強です。
学生時代より勉強してるわ。

そんな中、研修の一環として、
知り合いに挨拶状を送るという課題がありました。
葉書で最低30枚!
娘たち新入社員はまだ保険販売の資格がないので、
挨拶状の内容は、
社会人としてこれから勉強してがんばります!のようなもの。
勧誘ではありません。表向きかもしれないけど・・・

中学、高校、大学の友達、親戚、30枚なんて大したことない、
と思ったのですが、
ここで、一つのハードルがありました。
親戚は別として、
友達の住所を知らないのです、彼女たちは。
リアルな友達だけでなく、ネット上で知り合った友達もいて、
その数が少ないわけではないはずです。
しかし、その全員の住所を知っているわけではないのです。
どちらかと言えば、知る必要がなく今まで来たのです。

思えば、
小学校に入学した時すでに、セキュリティの問題から、
学校としてはクラスの住所録を作らないシステムになっていました。
それ以前に、住所録を売った不届きな保護者がいたからなのです。
連絡を取りたい人とは個人でのみ情報をやり取りすることになりました。
そうこうする内に携帯電話、メールの普及・・・
住所は徐々に重要ではなくなりました。特に若者には。

ならば、こうなったときどうするか、
まずは友達にメールを送って事情を説明し、住所を聞き出す。
それがスタートです。
お互い様なので、聞かれて嫌だと言った友達はいなかったようです。
そこは普段の友達付き合いが物を言います。

まだ健在だったころの保育所の住所録なども取り出し、
私の友達にも断りを入れたりして、人数を確保しました。
規定より少し多めに出せたようです。

届いた人の反応は?

長く連絡を取っていなかったある幼馴染からは、
フェイスブックの友達申請されたそうです。

お返事をわざわざ葉書でくれた人もいました。

小さい頃から診てもらっていた歯医者さんは成長を喜んでくれました。

嫌な顔をされるのではないかと思ってもいたのですが、
悪いことばかりではありませんでした。

今は小刻みなメールが主流だけれど、
節目のお便りも新鮮なのかもしれません。