*165*はこうやって・・・

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*165*の日々です

思うところ

2016-11-13 21:57:39 | 衣・職
会社を移って約2週間たちました。
「慣れましたか?」というような言葉をかけていただくこともあります。
私は正直なので、少しうつむき加減で中途半端な笑いでごまかすだけです。
なんとなく、気持ちが前向きにならないのです。
なんとなく、とは言いますが、自分では理由が分かっています。

それは、この就職話が持ち上がった頃に遡ります。

とんとん拍子と言いますが、追われるように話が進みすぎたのです。

私を受け入れる意向のある会社の存在を、前所属会社社長から聞きました。
その話に乗るか乗らないかは私が選択できます。
私はあくまで選択肢の一つとして拒否はしませんでした。
その気持ちを伝えると、1時間もしないうちに履歴書を書くように言われました。
ネットで見つけたというフォーマットがメールで届き、入力していきました。
スマホで取られた顔写真は後で見るとおばあさんのようでした。
ともかくそうやってでき上った履歴書が先方にメール送信され、
早くも翌日、面談に呼ばれました。当事者の営業と私、そして社長の3人で伺いました。

面談での中心的な話題は営業サイドのものでした。
それは仕方のないことです。業務をそのまま引き継いでもらうのですから。
営業担当者の力量がもっとも問われるところです。私はオマケ。
パタンナーの話になると、パターンの手書き作成ができるかとしきりに尋ねられました。
CADのない会社だったのです。
売り上げの大部分を占めるメンズ部隊はCADが導入されているとのこと。
私にはなんだか話が読めないまま終了し、帰路に就きました。
会社に帰り着く前に社長のスマホに連絡が入りました。
私達を採用したいので、条件などの確認のためにもう一度来てほしいというもの。
ずいぶん急な展開で、私達は午後からまた3人で訪問することになりました。
その時には、給与なども提示され、交通費まで計算済みでした。
仕事のやり方に多少不安はありましたが、ともかく私は就活から解放されたのです。

数日後、また呼び出されました。
前回不在だった営業部長との面談で、今度は社長抜きの当事者2人で出向きました。
目的が目的なのでわからないでもありませんが、やはりまた私はオマケでした。
しかし、私達にはもう内定が出ているのです。それなら…
その時までずっと会議室に通されていました。
そろそろ仕事をしているスペースを見せてもらえるのではないかと思っていたのですが、
残念ながらそのままエレベーター前で見送られました。
私は一緒に仕事をすることになる現パタンナーの人とご挨拶もしていないのです。
できれば実務の環境を見せてほしいくらいなのに。
帰社してすぐ、社長にもやもやをぶつけました。結果、
事前にパタンナーさんにお会いしたい気持ちを先方の責任者にお願いすることになりましたが、
持ち込むことになっていたCAD搬入日でよいのではないかという返事でした。
その時点では未定だった搬入日は、私達の入社日の前日となりました。
仕事上はその日が都合がよかったわけですが、もう「事前」の範疇ではありません。