四谷シモンの人形展を見に行って来ました。
場所は大谷記念美術館です。
四谷シモンという人形作家は「球体関節人形」の第一人者と言われる人です。
球体関節…?
なんじゃそら?
テキストで説明するのは大変面倒なことですが、
簡単に言うと、
この人形たちは皆、人間と同じように中に骨組みがあるのです。
その造りがこんな感じ。
=○=○=
○の部分が関節の位置でこれは外からも見えます。
=は2本のコイル状の骨なのです。
で、=を覆うように肌?があります。
できあがったのがこちら↓
ちゃんとしたドレスを着せてもらい、靴だって本革です。
人形たちを見ていて、ずっと誰かに似ていると思いながら、
それが誰だか思い出せずにいました。
中頃まで見てやっと誰だかわかりました。
午前中に住宅の外掃除に出ていたのですが、
その時に一緒だった同じ階の人でした。
お庭は少しですが紅葉が始まっていました。
シダがこんな風に枯れているのを見たのは初めてで、
思わず写真を撮ってしまいました。
この日見た紅葉で一番美しかったのはこれです。
駅の近くの橋のたもとに立つ1本の木。
自分の葉は緑なのに、真っ赤な葉を揃えたツタが枝に絡みついていました。
まるでドレスを着ているかのように。
そう、あのシモンの人形のように。
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