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歴史

2023-03-23 19:35:58 | 衣・職
洋裁学校の卒業直前、私が初めて就職先を探した年、
ちょうど転職雑誌が創刊されたと記憶している。
学校の経営母体であった縫製工場に残るのではなく、
外部に就職したいと希望を出した時、先生がその雑誌を手にしていた。
今はこんなのがあるのね、と言って、
一件の募集記事を示した。
よく考えもせず応募した。
採用された。

転職ということ自体かつては稀なことだった。
やむを得ず退職した時は職業安定所に通い職を探すしかなかった。
定年ではなく自ら退職し新たな仕事を探すということが、
その頃から広がりつつあったのだと思う。

私も何度か転職を重ねていて、
その度に転職雑誌を買い求めたものだ。

しかし、今はまた新たなフェーズにある。
転職サイトで自分が仕事を探すのではなく、
エージェントに登録し、担当者が募集中企業を紹介する。
スカウトというルートもあるらしい。

職安がハローワークと名を変えて久しいが、
こちらもずいぶん昔とは様子が変わってきた。
そんな条件の仕事があるかよ!的な態度だった職員が、
今ではなんとフレンドリーなことか。
そして、求職もシステマチックになった。
パソコン、スマホでいつでもどこでも!

私はハローワークももちろん活用している。
なにしろ、募集要項がわかりやすいのだ。
何から何まで求人票に記載されている。
対して、エージェントは?
登録すれば向こうから紹介もしてくれるが、
そうでなければ、社名や所在地さえわからない。
どちらが良いのかは一長一短。
登録手順が少々面倒なところだが、
齢60でエージェント・デビューした。

さて、ここからどう動き出すのか。

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