ハローワークの職員さんは就活のプロではあるが、
単一の業界を深く知る人ではない。
ハローワーク紹介の最初の応募は失敗だった。
私の職歴(年数)を見て募集先にゲキ押ししたのだ。
それ自体はありがたいことなのだが、
長く同じ仕事をしているだけではどんなアイテムにも強いということにはならない。
私にはないスペックを求めている企業だったので早々に散った。
私が就活をするに当たって業界の人にお話を聞く機会が少なからずある。
そこで必ず話題に上るのが「パタンナーが足りない」ということだ。
本当なのか?
技術を持つパタンナーがいないという。
具体的に言えば、トワルを組める人だそうだ。
パタンナーになろうという勉強をするならトワル組みは必須だ。
経験の多少はあるが誰でもできるだろうと思う。
私はトワルが必要なほどのシビアな仕事は経験が少ない。
しかし、できるかと問われれば「できる」と答える。
それではだめなのか?
もう一つできるかと確認されるのはジャケットだ。
これに関しては、私は「経験が少ない」と答える。
しかし「できる限りの対応はする」と補足する。
だが、やはりそれでは採用されないのだ。
猫も杓子も「ジャケット」なのだ。
人は皆、素肌にジャケットを着るのか?
シャツもあればTシャツもある、もちろんボトムも。
ジャケットができるか問うのは、一人で間に合わせようとするからではないか。
ジャケットができればTシャツなど難はないだろうと。
実際はそうではない。
自分のブランドが何を主力にしているのかで、
どの分野が得意なパタンナーを選ぶか決めるべきだ。
必要に応じて外注を使う、それでよいのではないか。
実際問題、企業に所属するパタンナーで20代はもちろん30代すらほぼいない。
それは企業が悪いのだ。
失われた30年と経済全般で唱えられる。
その30年間、企業はパタンナーを育てて来なかったのだ。
安さを求めて海外に丸投げするようになっていた。
今いるのは30年前にすでにキャリアをスタートしていた人だ。
40代は若手、50代、60代、なんなら70代の現役パタンナーも存在する。
老パタンナーがリタイアした時、
日本はもう何も作れなくなる。
作れたとしても新しいものではないだろう。
そんな中、60歳の私は就活に奔走している。
矛盾も感じるが、生きるために60代にも仕事は必要なのだ。
老後は遠い。
単一の業界を深く知る人ではない。
ハローワーク紹介の最初の応募は失敗だった。
私の職歴(年数)を見て募集先にゲキ押ししたのだ。
それ自体はありがたいことなのだが、
長く同じ仕事をしているだけではどんなアイテムにも強いということにはならない。
私にはないスペックを求めている企業だったので早々に散った。
私が就活をするに当たって業界の人にお話を聞く機会が少なからずある。
そこで必ず話題に上るのが「パタンナーが足りない」ということだ。
本当なのか?
技術を持つパタンナーがいないという。
具体的に言えば、トワルを組める人だそうだ。
パタンナーになろうという勉強をするならトワル組みは必須だ。
経験の多少はあるが誰でもできるだろうと思う。
私はトワルが必要なほどのシビアな仕事は経験が少ない。
しかし、できるかと問われれば「できる」と答える。
それではだめなのか?
もう一つできるかと確認されるのはジャケットだ。
これに関しては、私は「経験が少ない」と答える。
しかし「できる限りの対応はする」と補足する。
だが、やはりそれでは採用されないのだ。
猫も杓子も「ジャケット」なのだ。
人は皆、素肌にジャケットを着るのか?
シャツもあればTシャツもある、もちろんボトムも。
ジャケットができるか問うのは、一人で間に合わせようとするからではないか。
ジャケットができればTシャツなど難はないだろうと。
実際はそうではない。
自分のブランドが何を主力にしているのかで、
どの分野が得意なパタンナーを選ぶか決めるべきだ。
必要に応じて外注を使う、それでよいのではないか。
実際問題、企業に所属するパタンナーで20代はもちろん30代すらほぼいない。
それは企業が悪いのだ。
失われた30年と経済全般で唱えられる。
その30年間、企業はパタンナーを育てて来なかったのだ。
安さを求めて海外に丸投げするようになっていた。
今いるのは30年前にすでにキャリアをスタートしていた人だ。
40代は若手、50代、60代、なんなら70代の現役パタンナーも存在する。
老パタンナーがリタイアした時、
日本はもう何も作れなくなる。
作れたとしても新しいものではないだろう。
そんな中、60歳の私は就活に奔走している。
矛盾も感じるが、生きるために60代にも仕事は必要なのだ。
老後は遠い。
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