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歴史的4対1

2015-05-16 22:55:02 | 学・楽・感
るろうに剣心 

DVDで三部作を順に見ていきました。
娘は特別な興味がなく、夫と二人でです。

原作がコミック、アニメ化され、そして実写へ!
人気作品の花道を歩んできた作品です。
うちの家族はこういう作品を嫌います。特に最終段階の実写化を。
配役がイメージと合わないことが多いからです。
娘はやはり剣心役に難色を示しました。
しかし、私と夫にはさしたる問題とも感じられませんでした。
敵役の面々などは返って魅力的だったと思います。

感想を一言!
おもしろかった!

時代は維新後、明治新政府がなって数年たった頃、
入れ物は新しくなったけれど、
中身は新旧入り混じっていて各所で摩擦が起こります。
波に乗れる者もあれば、渦に飲まれる者も少なからず。
自分を見失った弱者の不安や、怒り、悲しみが垢のように積もり、
その中で強大になってゆく悪の組織。
成り立ちから考えても彼らのつながりはもろく、
親玉さえ倒せば!…と、お話は進んで行きます。

当然、最後は対決シーンですが、
それでいいの?と言いたくなりました。
これが、4対1だったのです。卑怯だよ!
立場の違う4人ながら敵は同じだからなのですが、
ほぼ対等に立ち回っているということは、最終的にやられたにせよ、
実は悪者親分、一番強いんじゃないですかってことです。
しかも、親分自滅!

この決着のつけ方が、身近な問題とよく似ていることに気づきました。
私は大阪市民ですから、明日は住民投票が行われる日です。
カリスマ的党首を要した新進政党が打ち出した画期的(突飛な)自治政策を、
市民の私達が受け入れるかどうかを明らかにする投票です。
四面楚歌の名の通り、4党が反対姿勢を打ち出しています。
普段は相いれない考えを持つ4党が、
敵を同じゅうするという一点で共闘を組んでいます。
明日の夜、勝敗、即ち、大阪市の進むべき方向は決まります。
そして、明後日には各政党は5つに分かれ行くのです。

奇しくも、新進政党は『維新』を名乗っています。

大阪が明るい光に導かれることを祈って、明日投票に向かいます。
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