第1部:ウィルベルン氏の体験 「私はこうやって、ニューエイジに入門した!」
1.クリスチャン信仰がいやになる
私はイギリスの小さな町のクリスチャン家庭に生まれました。私の父は、小さな教会の牧師でしたが、私は聖書の真理について深く理解していない状態で成長し、聖書の言葉に対する懐疑と冷淡さが心を満たしていました。また、中高校時代、学校の先生や友達が私の信じる宗教を笑い、冗談のまとにし、嘲笑する言葉を聞くうちに、クリスチャンとしての自分の人生を重荷に感じるようになりました。
これらの不満やストレスは、思春期の私にとって非常に耐え難い重荷となりました。16歳になったある日の朝、私は学校の講堂で激しい恐怖感の中で呼吸が困難になり、胸が締め付けられるような痛みを感じました。それ以来、私は別人になり始めました。医師は安定剤を与え休養することを勧めましたが、私の病気の原因を教えてくれなかったので、私は失望しました。私は私の病気を治療するために、人間の心理への理解が必要だと思いました。そのような中で私は大学に入学することになり、そこで大学の友だちと一緒に酒とロック音楽に没頭しました。ただし、私の体だけは、一週間に一回教会に行っていましたが、実際的な面においてキリスト教との関係は、完全に終わっていました。大学を卒業した私は良い仕事と豊かな経済的余裕の中で人生を楽しむようになり、最終的には週に一度行っていた教会も、これ以上出席しないことにしました。