私はミューリアルに単刀直入に聞いてみました。「私は深い霊媒に相談をしたいです。ところでこちらは宗教団体ですか?」ミューリアルは答えました。「いいえ、私たちは宗教家ではなく、霊的な人です。何を手伝いましょうか?」。私は私が気になっている事をこう言いました。「私は私の人生の方向を知りたいと思っています。私はどこに向かっているかを知りたいのです」。彼女はすぐにスーツのポケットからトランプを取り出しました。私はそれが占いカードであることを知っていました。私は「ミューリアル、私は宇宙系から直接来る霊媒の声を聞くことを望んでいます。そのようなカードなどは不要です」。ミューリアルは答えました。「私は天のオーラを開いて記録を閲覧するために、ただカードを使うだけです。天には永遠に保管されている記録があります。それは宇宙の巨大なコンピューターのようなものです。私はカードを使用して、マスターと交信するのです。しかし、もしあなたがカードを望まないならば、それを使用しない方法もあります」。ミューリアルはすぐに目を閉じて深い瞑想の世界に入りました。
彼女は心を傾け、自分の内的世界から聞こえてくる音声を聞くために精神を集中しました。しばらくして、彼女は目を閉じたまま、彼女が一度も会ったことのない私の親や兄弟たちの姿、そして人格を描写し始めました。それだけでなく、イギリスにいる私の友人との関係を詳細に言い当てました。彼女は百科事典を読んでいるように神秘的な情報を正確に言い当てるのです。私だけが知っているある出来事について聞いてみましたが、彼女はそのような事件の経緯と原因を説明してくれました。私は額から汗が落ちるのを感じました。私は彼女の霊能力に屈するしかありませんでした。
ミューリアルの霊媒解説は1時間くらい続きました。瞑想を通じた霊媒解説を終えた時、ミューリアルはきれいなパンフレットを渡して、毎週水曜日の夜の集会に出席するように勧めました。私は瞑想を通じて、宇宙の巨大なコンピューターにある「全人類の記録」を自由に閲覧するミューリアルの能力に魅了されました。また、彼女が言った転生と前世について多くの興味を持つようになりました。もし私がミューリアルのような能力を得ることができれば、人生の本質についての多数の質問に対する答えを見つけることができるだろうと考えました。「なぜある人は、悲惨な病気と貧困の中で生まれ、ある人は、健康と幸福の中で一生を生きて行くのだろうか?」。このような不平等への回答がニューエイジの中に隠されていると信じるようになりました。